九州の滝の絶景スポット11選！自然に癒される日帰りOKの名所も紹介！

豊かな自然に囲まれた九州には、阿蘇山や高千穂峡などいくつもの有名観光スポットがあります。今回はその中でも滝の絶景スポットを紹介します。

滝は渓谷や山中にあり、周辺の遊歩道を歩いて自然を楽しむのもおすすめです。特に夏場は避暑地としても人気があります。

九州の滝は渓谷など自然豊かな場所にあり、日帰り観光にもおすすめです。ドライブを楽しみながら、訪れるのもおすすめです。

今回紹介する滝の中には日帰りキャンプや川遊びが楽しめる場所もあり、自然の中でのんびりと過ごすのもいいでしょう。

まず最初に九州北部の長崎県、佐賀県、福岡県の滝の絶景スポットを紹介しましょう。こちらで紹介する滝は渓谷や山中にあり、豊かな自然が楽しめます。

夏でも涼しく、夏はハイキングもおすすめです。日帰り観光スポットとしても人気があり、1年を通して多くの人が訪れます。

最初に紹介する九州北部の絶景スポットは長崎県の轟(とどろき)の滝です。落差12mあり、エメラルドグリーンの滝壺に落ちる様子は圧巻です。

轟渓流は大小30の滝があり、轟の滝の他にも楊柳の滝などいくつもの絶景スポットがあります。周囲の森林は、水源の森百選に選定されています。

轟の滝がある轟渓流は、長崎でも有数の観光スポットです。キャンプ場もあり、特に夏は避暑地として人気があります。

轟渓流のアクセスは長崎自動車道諫早ICから約45分、JR長崎本線湯江駅からは車で15分です。日帰り観光スポットとしておすすめです。

続いて紹介する九州北部の滝の絶景スポットは、佐賀県唐津市の見帰りの滝です。日本の滝百選にも選定されている美しい滝です。

男滝と女滝の2つの滝から成り、周辺には遊歩道が整備されていて散策が楽しめます。川沿いには川魚が楽しめる食事処があり、日帰り観光スポットとして人気があります。

見帰りの滝は九州のあじさいの名所として有名です。周囲には50種4万株以上ものあじさいがあり、見頃の6月にはあじさいまつりが開催されます。

見帰りの滝へのアクセスは長崎自動車道多久ICから約25分、唐津ICからは約18分です。JR唐津線相知駅からは車で約7分です。

つがね落としの滝は九州長崎の県民の森の北西部、岩背戸渓谷の下流に位置する滝です。落差20mあり、長崎百景に選ばれています。

この滝は滝壺がなく、水は滝の下にある大きな岩に打ち付けられるようにして落下します。水しぶきがあがり、絶景スポットとして人気があります。

周囲は夏でも涼しく、避暑地としても人気があります。日帰り旅行にもおすすめで、夏場は家族連れの姿が多く見られます。

つがね落としへのアクセスは西海橋から約50分です。長崎市内からは車で約1時間50分となります。長崎バスでもアクセスできます。

白糸の滝は九州福岡の名勝地です。標高900mの羽金山の中腹にある美しい滝で、落差は約24mあります。

周囲はアジサイの名所としても有名で、約5000株10万本のアジサイが植えられています。初夏になると多くの観光客が訪れます。

福岡県の白糸の滝は、日帰り観光スポットとしておすすめです。やまめ釣りや流しそうめんなどを楽しむことができ、食事処では地元の郷土料理が味わえます。

福岡県の白糸の滝は、前原ICから車で約20分です。流しそうめんは5月～9月、やまめ釣りは4月～11月中です。

ここからは九州中部、熊本県と大分県で有名な滝の絶景スポットを紹介します。九州北部にも、渓谷や山中にいくつもの滝があります。

夏は滝遊びの人気スポットになっている場所もあり、日帰りドライブにもおすすめです。いろいろな滝を訪れて楽しみましょう。

最初に紹介する九州中部の滝の絶景スポットは、熊本の黒川温泉の近くにある鍋ヶ滝です。滝の裏側から眺めることができる「裏見の滝」として知られています。

滝壺までは約120段の階段を下ります。周囲は阿蘇ジオパークになっていて、緑豊かな阿蘇の大自然を満喫できます。

鍋ヶ滝はお茶のCMでも使われた絶景スポットで、カメラマンの聖地とも言われ、1年を通して多くの人が訪れます。

黒川温泉からの日帰りスポットとしてもおすすめです。観光時間は9:00～17:00で、大人300円、子供150円の入場料がかかります。

続いて紹介する九州大分の原尻の滝は、日本の滝100選に選ばれている絶景スポットです。平野に突然現れる 幅120m、高さ20mあり、「東洋のナイアガラ」とも呼ばれています。

周囲には遊歩道があり、様々な角度から滝を眺めることができます。日本では珍しい形の滝で、日帰り観光スポットとして人気があります。

原尻の滝は落差が20mあり、滝の前方にかかっている吊り橋から豪快に水が流れ落ちる様子を眺めることができます。

アクセスはJR緒方駅より車で10分です。車でのアクセスは、大分自動車道良ICから車で約55分となります。

慈恩(じおん)の滝は、九州中部の大分県にある絶景スポットです。2段に分かれ、上段は20m、下段は10mあります。

滝の裏側へ回ることができ、「裏見の滝」とも呼ばれています。大蛇伝説が伝わっていて、時計回りに滝を一周すると幸運が訪れると言われています。

慈恩の滝は夜にライトアップが行われ、昼間とは異なった景観が楽しめます。隣接して、「道の駅 慈恩の滝くす」があります。

車でのアクセスは、天瀬高塚ICより県道54号を利用して約30分です。電車でのアクセスはJR杉河内駅より徒歩約5分です。

龍門の滝は、九州中部の大分県九重町にある竜門寺の境内にある滝です。2段に分かれ、1段目は高さ20m、幅40m、滝壺から流れる2段目は落差50mあります。

日帰り観光スポットとしても人気があります。特に夏場は、多くの人が訪れ滝滑りを楽しむ姿が見られます。

周囲は遊歩道が整備されていてハイキングが楽しめます。春と秋にはウォーキング大会も開催され、多くの人が訪れます。

龍門の滝へのアクセスは、大分自動車道九重ICから車で約10分です。有料の駐車場が完備されています。

続いて九州南部の宮崎県と鹿児島県の滝の絶景スポットを紹介します。宮崎県には高千穂峡があり、年間を通して多くの人が訪れます。

鹿児島県も美しい滝がいくつもあります。滝の周囲を散策したり、川遊びをしたりして楽しむことができます。

九州南部の滝の絶景スポットといえば、宮崎県の有名な渓谷、高千穂峡にある真名井の滝は外せません。日本の滝100選に選定されています。

国の名勝天然記念物で、柱状節理の渓谷から流れ落ちる美しい滝です。渓谷では貸しボートに乗って、滝の近くまで行くことができます。

真名井の滝では、周辺の遊歩道を歩いて、様々な角度から渓谷美を楽しむことができます。夜はライトアップされ、幻想的な景観が楽しめます。

アクセスは日豊本線延岡駅からバスで約1時間30分、車でのアクセスは延岡JCTから約50分です。人気観光スポットなので、行楽シーズンは混雑します。

九州南部の宮崎県には、高千穂峡の渓谷以外にも絶景スポットがいくつもあります。関之尾滝は都城のジオサイトにある滝で、日本の滝100選の一つです。

大滝、男滝、女滝の3つの滝から成り、特に大滝は幅が40mもある名瀑です。吊り橋から雄大な景観が楽しめます。

関之尾滝の周辺は遊歩道が整備されていて、ハイキングが楽しめます。滝の上流には、火山の噴火でできた珍しい甌穴(おうけつ)があります。

関之尾滝へのアクセスは都城ICより車で20分です。電車でのアクセスは、JR日豊本線都城駅から車で約20分となります。

雄川の滝は九州南部の鹿児島県南大隅町にあります。落差46m、幅60mの大きな滝で、迫力のある景観が楽しめます。

駐車場から滝壺までは約1.2kmの遊歩道を使って訪れることができます。周囲の渓谷美を眺めながら、ハイキングが楽しめます。

雄川の滝へ続く遊歩道は勾配があるので、トレッキング用の服装で訪れるのがおすすめです。秘境とも呼ばれる絶景が楽しめます。

雄川の滝は鹿児島市内から車で約3時間ほどのところにあります。車で展望所までアクセスすることができます。

最後にもう一つ、九州の滝の絶景スポット番外編として鹿児島県伊佐市にある曽木の滝を紹介します。鶴田ダムへ注ぐ滝で、滝幅210mあります。

高さは12mあり「東洋のナイアガラ」とも呼ばれています。夏は水量が豊富で、圧巻の後継が楽しめます。

自然豊かな九州には、絶景が楽しめる滝がたくさんあります。ドライブを楽しみながら、滝巡りをするのもおすすめです。

滝の周辺には遊歩道が整備されているところが多く、自然を楽しみながら散策ができます。いろいろな滝を訪れて楽しみましょう。