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永康街の牛肉麺はここ!台北に行ったなら必ず食べるべき老舗の有名店ご紹介

永康街の牛肉麺はここ!台北に行ったなら必ず食べるべき老舗の有名店ご紹介
投稿日: 2017年6月7日最終更新日: 2020年10月7日

元は四川の成都料理であった牛肉麺を、独自に改良し発展させた台湾。今や台湾グルメの代表格となった牛肉麺の有名店が、アクセスの良さでも人気の観光スポット、永康街にあります。今回は、永康街で毎日のように行列を作る、人気の老舗牛肉麺店を詳しくご紹介しましょう。

牛肉麺と言ったら永康街の老舗有名店へ見出し

人気台湾グルメのひとつ、牛肉麺。台北だけでもたくさんのお店があって、どこへ行けば良いのか悩んでしまうことでしょう。そんなときおすすめのひとつが、永康街にある老舗の有名店、その名も永康牛肉麺です。今回は永康牛肉麺の魅力を徹底的にご紹介します。

永康街で50年以上営業する老舗の牛肉麺店見出し

グルメ・ショッピング・アートの街として、台北のなかでも人気の観光スポット、永康街。2012年に地下鉄東門駅が開通してからというものアクセスの良さも手伝って、永康街は増々の賑わいを見せています。その一角にある永康牛肉麺は、1963年創業の老舗。店の前には昼夜問わず、長い行列ができることでも有名です。

始まりは、永康公園のそばで開いた小さな屋台だったという同店。戦後、中国大陸からやってきた軍人が開いた、簡単な麺料理のお店だったそうです。これがたちまち大評判となり、永康街にはほかにも数々の牛肉麺店が出現しました。同店は現在の店舗を構えてからも20年以上、人気は衰えることなく永康街の元祖として堂々と君臨しています。

現在の店舗は1階と2階をあわせて約120席あります。平均滞在時間は20から30分程度ですから、少々の行列でも諦めずに並ぶことをおすすめします。比較的すぐに入れてしまうかも。6人以上の円卓も多いため、混雑時は相席になることも承知しておいてくださいね。

永康街で牛肉麺を食べる時のオーダー方法見出し

台北の食堂では、オーダー票に記入するスタイルが一般的ですが、同店は従業員に口頭で注文を告げるスタイルです。日本語はほとんど通じませんが、日本語と写真付きのメニューがあるので安心です。片言の日本語が話せるオーナーの奥さんがお店にいるときは、お客が日本人だとわかるとすぐに寄って来てくれるそうです。

食べ物のオーダーが終わったら、牛肉麺が出てくる前に自分で店内の冷蔵庫から飲み物を取って来ることをおすすめします。烏龍茶などのソフトドリンクと、金牌など台湾のビールもあります。台湾ではドリンクはセルフサービスのお店が多く、飲み終わった空き容器をテーブルの上に置いておけば、お会計のときに従業員が計算してくれます。

永康街の牛肉麺をさらに美味しくする名脇役見出し

テーブルの上には、ふた付きの大きなステンレス製のボウルに入った酸菜が置いてあります。酸菜とは、日本の高菜のような漬物のことで、台湾の牛肉麺店ではどこでも必ずと言っていいほど置いてある、無料のトッピングです。同店では、酸菜は毎日大量に自家製造しています。

まずはそのままで美味しい牛骨スープを味わって、途中から酸菜をトッピングして味の変化を楽しんでみてください。これからご紹介する辛い紅焼スープにも、塩味の清燉スープにも、どちらにもマッチする味です。牛肉麺が来るまでの間、酸菜をつまみに台湾ビールを飲むのもおすすめです!

永康街で美味しい紅焼牛肉麺を食べよう見出し

紅焼牛肉麺はその昔、台湾の高雄にいた四川省出身の軍人が、成都の料理を改良して台湾に伝えたという説があります。その後、台湾で独自に発展した紅焼牛肉麺。同店ではスープの辛さが大・中・小の3種類から選べます。見た目の色の割に塩気は控え目で、しっかりとコクを感じる美味しい牛骨スープです。

台湾はアメリカやオーストラリアの輸入牛肉が多いのですが、同店の牛肉は台湾の黄牛という品種を使用しています。同店のオーナー曰く、輸入牛肉と比較すると肉の甘みが強く、煮ても焼いても美味しいのだとか。大きな肉の塊がゴロゴロと入った紅焼牛肉麺の値段は、小220元、大250元です。※値段は2017年1月時点のものです。

牛肉は醤油を使わず赤砂糖・ショウガ・ネギ・塩・豆板醤を入れた牛骨スープで24時間煮込んでいるため、ほろりとしたやわらかさ。日本の硬めのラーメンに慣れている人にとって、台湾の麺はコシが足りないと感じることも多いようですが、消化の良い麺はモチモチとした食感。台湾の若者はこのモチモチ感を好み「QQ」と表現するのだとか。

やわらかい紅焼牛筋麺もおすすめ!見出し

こってりとした牛肉麺が好きな方には紅焼牛筋麺がおすすめ。牛筋と言えば独特の臭みと硬い肉質で敬遠されがちですが、同店の牛筋は長時間煮込んであるため、臭みもなくやわらかく、脂の甘みが美味しい一品。その上、牛筋にはコラーゲンも豊富に含まれています。紅焼牛筋麺の値段は小260元、大290元です。

迷ったら紅焼半筋半肉麺で決まり!見出し

牛肉も牛筋も食べたい、という欲張りな方におすすめなのが紅焼半筋半肉麺です。さっぱりした牛肉とこってりした牛筋の両方が楽しめて、飽きのこない味。値段は牛肉麺よりも高く牛筋麺よりは安い、小240元、大270元です。

そのほか、牛肉や牛筋の入っていない、牛スープだけの牛肉湯麺もあります。湯はスープの意味なので、牛肉湯は牛スープ、牛肉湯麺は牛スープの麺、牛肉麺は牛肉の入った牛スープの麺のこと。注文時に間違えないように覚えておきましょう。また、肉の代わりにモツがトッピングされた紅焼牛雜麺もあります。値段は小220元、大250元です。

永康街であっさり清燉牛肉麺もおすすめ見出し

辛いものが苦手な方には、濃厚な牛骨スープの味はそのままに、あっさり塩味の清燉牛肉麺もあります。清燉スープの牛肉麺は、中国は蘭州市の少数民族のひとつ、回族による牛肉拉麺に由来すると言われています。こちらも牛筋、半筋半肉、牛雜(モツ)が選べて、値段は前述の紅焼スープと同じです。

麺はもちもちした細麺以外に、春雨を選ぶこともできます。同店では細めの春雨を使用しているため、メニューには細粉と書いてありますが、他店では太めの春雨を冬粉と表示している場合もあります。値段は麺と同じで、紅焼スープや清燉スープをよく吸う春雨は、また違った美味しさ。ダイエット中の方にもおすすめです。

牛肉麺と共に看板メニューの粉蒸排骨見出し

同店には、台湾人が牛肉麺と一緒に必ず食べる、もうひとつの看板メニュー粉蒸排骨があります。これはスペアリブとサツマイモが入ったもち米を蒸したもので、牛肉の旨味を吸ったモチモチのおこわと、サツマイモの自然な甘さがマッチした一品。使い込まれた昔ながらの蒸し器にも、永康街一の老舗ならではの趣があります。値段は120元。

おこわには、豚の大腸が入った粉蒸肥腸120元もあります。噛めば噛むほどモツの旨味が感じられる粉蒸肥腸も人気です。どちらも下に敷き詰められたサツマイモを、おこわと混ぜて食べるのが台湾式。辛い紅焼牛肉麺を食べた後は、このサツマイモの甘みが舌に残った辛味を緩和してくれます。

牛肉麺以外の台湾料理も美味しい見出し

炸醤麺は、肉みそとキュウリのタレがかかった汁なし麺のこと。日本で親しまれているジャージャー麺は豚ひき肉を使用していますが、台湾では牛ひき肉を使用するのが一般的です。肉みそとモチモチの麺をよく混ぜてから食します。値段は小120元、大150元です。

紅油抄手とは、四川風ワンタンのこと。ちゅるっとしたのど越しが美味しい薄手のワンタンの中には、ジューシーな肉の餡が入っています。辣油の効いたたれは程よい辛さ。値段は120元です。

永康街で牛肉麺と一緒に食べたい小菜見出し

健康志向の強い台湾人は、牛肉麺と一緒に小菜で野菜を取り、バランスの良い食事を心掛けているようです。小菜とは、小皿に持った家庭的なお惣菜のこと。同店の小菜は約20種類と豊富で、四川料理をベースにしているため、食欲を増進させる唐辛子の効いたものが多いようです。

小菜の人気ベスト3は、台湾風ニンニクと唐辛子の効いた茄子の揚げ浸し、豆腐を千切りにした甘絲、ニンニクとキュウリの漬物の3品。小菜の値段は小皿で60元、大皿は100元です。取り分けられたお皿が並んでいるケースから、自分で取ってくるセルフスタイルです。

永康街の老舗牛肉麺店へのアクセスはこちら見出し

永康牛肉麺へのアクセスは、地下鉄東門駅から徒歩2分と便利です。出口3番を出て目の前の通り、信義路二段14巷を左へ進みます。1つ目の十字路を過ぎ、右斜め前に金山駐車場が見える2つめの十字路を左に曲がると、左手にすぐ永康牛肉麺の黄色い看板が見えてきます。

住所:台北市金山南路二段31巷17號 電話番号:02-2351-1051

アクセス良しの永康街牛肉麺は食べなきゃ損見出し

台北で牛肉麺と言えばココ、と言われるくらい有名な老舗、永康牛肉麺。アクセスも良く、周囲に見どころもたくさんある永康街にあるため、ぜひ観光コースに加えて欲しいグルメスポットです。台湾人はもちろん、旅行者の日本人にもリピーターの多い同店、並んででも食べたい美味しい牛肉麺をぜひ一度、試してみてください。

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投稿日: 2017年6月7日最終更新日: 2020年10月7日

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