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長崎らんたんフェスティバルの楽しみ方を紹介!日程やお土産・グルメも!

長崎らんたんフェスティバルの楽しみ方を紹介!日程やお土産・グルメも!
投稿日: 2017年6月14日最終更新日: 2020年10月7日

長崎で冬のビッグイベントとして毎年数十万人から100万人までが参加している「長崎らんたんフェスティバル」。今回はらんたんフェスティバルの会場や各種イベントなどの日程、おすすめのお土産やグルメを紹介します。楽しみ方を網羅しましたのでお見逃しなく!

長崎の冬の祭典「らんたんフェスティバル」見出し

長崎県の冬の風物詩として有名な「長崎らんたんフェスティバル」をご存知でしょうか?日本のお祭りでありながらもどこか異国情緒を感じさせる幻想的な風景が夜の長崎市中心部に広がります。今回は長崎らんたんフェスティバルの楽しみ方や観光の際のグルメやお土産、イベント日程等をご紹介します。よろしければご覧ください。

長崎らんたんフェスティバルの歴史背景見出し

Photo by alberth2

長崎らんたんフェスティバルのルーツは中国の春節(旧正月)から来ています。長崎には新地中華街というものがあり、そこに住む華人の人達が春節を祝い行っていた「春節祭」の規模が拡大していき、今のような壮大で豪華なお祭りになったということだそうです。お供えに豚の頭や月餅を供えている事からもその名残が伺えます。

15000個のらんたんが見せる光の世界見出し

Photo by sayo-ts

「長崎らんたんフェスティバル」の日程中は、約15000個ものランタンや中国の英雄、干支の生き物等のオブジェが登場し長崎市内中心部を光の世界に変えます。高さ10mもある巨大なオブジェもあり、光の穏やかさの中にも華やかさを感じさせてくれるでしょう。

らんたんフェスティバルの主な会場は6か所見出し

Photo by alberth2

長崎らんたんフェスティバルの会場中央公園と新地中華街(湊公園)を中心として7か所あります。会場それぞれで様々なイベントが開催されますが、中央公園と湊公園を結ぶ道には画像のような福の字を逆さにしたランタンがありますのでこれを目印に進むと迷わずに進む事ができるでしょう。

春節礼祭を唯一行う新地中華街会場

らんたんフェスティバルの初日に「春節礼祭」と呼ばれる旧正月を祝う開会式のようなイベントがあります。点灯式はここ以外に中央公園会場でも開催されますが、春節礼祭が開催されるのはここだけです。

皇帝パレードのスタートとなる中央公園会場

Photo by alberth2

新地中華街ともう一つ点灯式がらんたんフェスティバルの初日にある会場に中央公園会場があります。この会場はメインイベントともいえる「皇帝パレード」のスタート地点となっていて中華街会場同様様々なイベントが毎日開催されます。

航海安全の御神体が安置される唐人屋敷会場

長崎の有名な史跡が会場になっている所がいくつかあり、唐人屋敷会場はその一つです。この会場では体験型イベントの「四堂巡り」ができる他、フェスティバル期間中、航海安全の神様である「媽祖」が安置される場所でもある事から、その様子が見られる「媽祖行列」の際には沢山の人が集まる会場です。

日本最古の黄檗宗の「あか寺」興福寺会場

Photo by Hyougushi

立派な赤い山門から、「あか寺」と呼ばれ地元の方から親しまれているのがここ、興福寺です。有名な僧侶の隠元(いんげん)さんが日本に来た際に初めに居た場所で、代表的な長崎の唐寺です。らんたんフェスティバルの際には航海安全のご神体を唐へ帰す「菩薩乗せ」のスタート地点となり、大変賑わいます。

古い建物と新しい飲食店が交わる鍛冶市会場

「思案橋の反対側」で地元住民の間で名の通っている商店街が鍛冶市会場です。名前は鍛冶屋が集まる地域だったことが由来しノスタルジーを感じる古い建物がありますが、飲食店が立ち並び若者も行き交う今も人の声が息づく商店街です。皇帝パレードのルートに含まれていますのでその際には沿道いっぱいに人が入ります。

中国の歴史が垣間見える孔子廟会場

Photo by chidorian

6つ目の会場として、現在は「中国歴代博物館」としても機能している史跡が孔子廟会場です。通常入場料が必要(大人600円、高校生400円、小・中学生300円)ですが、17時から21時までの間であれば孔子廟は無料で入れます。その時、中国歴代博物館の方は入館料半額で入れます。

イベント期間中は出島に無料で出入り可能見出し

長崎市内には国に指定された史跡の「出島」がありますが通常時は入場料が必要となります。ですが、長崎らんたんフェスティバルの期間中であれば無料で入場・通り抜けができ、和洋折衷の建物や街並みを見る事ができます。JR出島駅から新地中華街方面へ向かう際に利用してみるのも良いかもしれません。

長崎らんたんフェスティバルのパレード見出し

らんたんフェスティバルの媽祖行列の楽しみ方

江戸時代に実際に行われていたという唐人の祭事、それが媽祖(まそ)行列です。長崎に入港した唐船が一時的に航海安全を司る「媽祖神」のご神体を長崎市内にある唐人屋敷に安置する「菩薩揚げ」と、数日の後唐へと帰る時にご神体を再び船に戻す「菩薩乗せ」でらんたんフェスティバルの日程の中で2回、この行列を見る事ができます。

らんたんフェスティバルパレードの楽しみ方

Photo by alberth2

らんたんフェスティバルの日程の中に2回、媽祖行列とは別に長崎市内中心部を周る一団があります。それが皇帝パレードです。「清朝時代の皇帝と皇后が民衆と共に春節を祝う」という設定の元、著名人や美しい女性がそれぞれ皇帝役・皇后役に扮し、総勢約150名の一団となって街を練り歩きます。

もちろん毎日開催のイベントもあります見出し

らんたんフェスティバルの獅子舞の楽しみ方

Photo by Yuki Yaginuma

フェスティバルの日程の中、新地中華街や中央公園など一部の特設ステージでは「中国獅子舞」が披露されます。日本の獅子舞と違う点として鮮やかなな色合いと高さを活かした派手な動きが特徴的ですが、「邪気を払い福をもたらす」という部分では共通していて、打楽器のリズムと共に繰り出される激しい動きは必見の価値があります。

らんたんフェスティバルの龍踊りの楽しみ方

期間中毎日見られるイベントの中で一番目を引くであろうイベントは全長20mもの巨大な龍が舞い踊るその名も「龍踊り」です。元々は雨乞いのために中国で行われていた祭事で、雨を降らせるために月を飲み込もうとする龍のダイナミックな動きが見られます。

らんたんフェスティバル中国変面の楽しみ方

Photo by alberth2

中国の伝統芸能「中国変面」のショーも期間中、毎日開催されます。これは一瞬の間に次々と仮面が変化していくという芸です。この技術は中国国内では国家機密級の秘密とされていて、ごくわずかな人にしかできないそうです。熟練の技は必見です。

らんたんフェスティバル中国雑技の楽しみ方

もう一つの熟練の技として「中国雑技」があります。各会場で様々な芸が披露されます。皿回しや曲乗り、椅子積み上げ等の熟練の技を目の前で観られます。技を披露するのはもちろん世界的に有名な「中国雑技団」の方々ですので、世界レベルの技を見られる貴重な機会となります。こちらも毎日開催されます。

らんたんフェスティバルでの二胡の楽しみ方

中国の弦楽器「二胡」の演奏も毎日開催されます。ソロ演奏のものから中国笛や琴を交えた演奏まで様々な団体が演奏を披露してくれます。ジャズからポップまで様々な曲目がありますので、ゆっくりと流れる旋律をお楽しみください。

体験型のイベントもあります見出し

四堂巡りで唐人屋敷を散策

イベント中には何個か体験型のイベントがあり、「ロウソク祈願四堂巡り」はその一つです。参加費500円で賞品と4本のロウソクをもらい、唐人屋敷内の4つのお堂を巡ります。家内安全の神様「土神」や航海安全の神「媽祖」が祀られていますのでお参りをする感覚で巡れます。唐人屋敷会場に行かれる際によろしければどうぞ。

手作りランタンを作ってみる

Photo by gtknj

他のイベントとして「手作りランタンコーナー」があります。これはランタンの紙に自分の絵を描き世界に一つだけのランタンを作れるというものです。塗り絵タイプの紙が用意されているので子供に人気ですが、いわゆる「大人の塗り絵」のような事が出来るため大人の参加者も多いです。参加費無料ですが数に限りがありますのでお早めに。

らんたんフェスティバルの食べ歩きグルメ見出し

Photo by merec0

らんたんフェスティバルの期間中は新地中華街を中心に様々な出店が立ち並びます。せっかくお祭りを楽しむのですから、長崎のB級グルメの食べ歩きをしてみませんか?ここではいくつかのB級グルメをご紹介しますのでよろしければご覧ください。

長崎グルメ「角煮まん」の楽しみ方

長崎ランタンフェスティバルでのグルメとしてよく取り上げられているのがこの角煮まんです。甘辛いタレがしっかりと染み込んだ角煮をふわっとしたまんじゅう生地で包み込んだ一品で、一つ350円という少し強気の価格設定ながらも売れ続けている人気商品です。冷めてからでも美味しいのでホテル等へのお持ち帰りにも良いです。

長崎グルメ「ハトシ」の楽しみ方

Photo by ND!

長崎のご当地グルメとしても有名な「ハトシ」をご存じでしょうか?中国から伝来した卓袱(しっぽく)料理の一つで、エビのすり身などを食パンで挟んで揚げたものです。外の食パンのサクサク感と、中のすり身のプリプリ感がたまらない一品です。揚げたてが一番美味しいですが、中はアツアツなので火傷しないように注意が必要です。

ハトシは長崎の郷土料理!地元で愛されるソウルフードの名店紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
ハトシは長崎の郷土料理!地元で愛されるソウルフードの名店紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
「ハトシ」はエビのすり身をパン生地で包み油で揚げた長崎の料理です。ハトシは中国語で「蝦多士」という名前で、その語源は「蝦」が「エビ」、多士が「トースト」を意味し、中華風エビトーストという意味の料理です。今回はハトシのレシピや愛され続けている名店をご紹介します。

長崎グルメ「マーラーカオ」の楽しみ方

Photo by ssenoo

長崎ランタンフェスティバルでの食べ歩きに最適な、卵や砂糖の甘い香りが食欲を誘う甘さ控えめな中国風蒸しパンの馬拉糕(マーラーカオ)をご紹介します。長崎のマーラーカオは栗が入っているものやマーブルの物などバリエーションが豊富なので、すでに食べた事がある方も新しい味に挑戦してみるのもまた新しい楽しみ方かもしれません。

長崎グルメ「よりより」の楽しみ方

らせん状に編まれた生地が特徴の揚げ菓子「よりより」、中国語で「麻花(マーホア)」と呼ばれ親しまれている揚げ菓子です。日本の菓子の中に「ひねり揚げ」というものがありますが、こちらは砂糖をかけたり、生地にザラメが混ぜ込んであったりして甘いのが特徴です。大きさも様々で大きいものは高く積み上げてあったりします。

らんたんフェスティバルでランチ&ディナー見出し

らんたんフェスティバル期間中は混雑に注意

長崎ランタンフェスティバルの期間中は街中の中華料理店が混み合うようです。利用される際には事前に日程やグルメ情報をよく確認した上で行きたいお店を選ぶようにしましょう。ランチタイムに利用する場合は「待つ」覚悟も必要になるかもしれませんので苦手な方は早めに向かうようにするといいかもしれません。

長崎の洋食ならこれ!「トルコライス」見出し

Photo by ajari

長崎のB級グルメとして知られている「トルコライス」は長崎滞在中のランチ・ディナーにおすすめです。ピラフやナポリタン、トンカツが乗ったボリューム満点なワンプレートで、長崎市内の多くの洋食店で提供されています。

長崎トルコライスをご当地で食べたい!そんな時におすすめの人気店紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
長崎トルコライスをご当地で食べたい!そんな時におすすめの人気店紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
長崎の名物グルメ「トルコライス」。長崎でのランチやディナーに、トルコライスを楽しんでみてはいかがでしょう。長崎には、美味しいトルコライスを味わえる、有名人気店が勢揃い。特におすすめの有名人気店をまとめました。長崎を訪れる際はぜひ立ち寄ってみてください。

中華街で食べよう!ちゃんぽん&皿うどん見出し

中華街で中華を食べるのも良いですが、長崎の中華街ですので名物のちゃんぽんや皿うどんを食べるのはいかがでしょうか?ランチタイムであれば、新地中華街の多くのお店が満員となるほどの賑わいを見せます。ディナータイムには残念ながら開いてない店がほとんどなので、食べるならピークとなる正午より10時から11時台がねらい目です。

長崎中華街でちゃんぽんがおすすめのお店まとめ!地元でも美味しいと人気! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
長崎中華街でちゃんぽんがおすすめのお店まとめ!地元でも美味しいと人気! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
美味しい飲食店が集まる長崎は、九州有数のグルメスポット。中でもご当地が誇る人気の「ちゃんぽん」は、長崎中華街を中心に多くの有名店が軒を連ねています。地元で人気が高い長崎中華街でおすすめのちゃんぽん店をまとめてたっぷりとご紹介してまいります。

長崎ランタンフェスティバルの日程について見出し

基本的には旧正月から15日間

長崎ランタンフェスティバルの日程は春節(旧正月)から元宵節(その年最初の満月)までが基本となっています。2018年の日程は2月16日(金)から3月4日(日)までで、実際の元宵月は3月2日(金)ですので17日間の日程となります。

2019年と2020年の日程も決定済み

Photo by LingZhi(Suzuki)

長崎市の公式観光サイトの発表では2019年と2020年の日程予定も発表されています。それぞれ、2019年は2月5日(火)から2月19日(火)までで2020年は1月25日(土)から2月8日(土)までとなっているようです。あくまで予定ではあるのですが、これだけ早く日程が発表されていると予定も空けやすいのではないでしょうか。

長崎ランタンフェスティバルのおすすめお土産見出し

お勧めのお土産1「一口香」

Photo by em2me

初めに紹介するのは郷土菓子の「一口香」です。中に黒飴を包み焼き上げているので、中が香ばしく、空洞となっている事が特徴です。賞味期限がスタンダードなもので90日程持つことや、1個あたりの価格が安くたくさん数が買える事からお手頃なお土産として最適です。

お勧めのお土産2「チョコラーテ」

Photo by toshifukuoka

2つ目にご紹介するのは長崎カステラの老舗の一つ「松翁軒」のチョコラーテです。その名の通りチョコレート味のカステラなのですが、ココアパウダーではなく製造用に特注したチョコレートチップを溶かして加えているため、濃厚でまろやかな甘みが味の特徴となっています。化粧箱のレトロなデザインも特徴的です。

お勧めのお土産3「とろけるケーキラスク」

3つ目に紹介するのは長崎のラスク専門店「LUSK nagasaki」のとろけるケーキラスクです。ラスクと言えば、パンをスライスして焼いた物というイメージがありますが、こちらのとろけるケーキラスクはケーキのスポンジ生地を2度焼きして作られているため、口の中でホロホロととろけます。少々お高めですが上質な物をお探しの方はどうぞ。

お勧めのお土産4「茂木ビワゼリー」

Photo by [cipher]

4つ目のお土産として紹介するのは「茂木一◯香本家」の茂木ビワゼリー(324円税込)です。長崎県長崎市の茂木地区で栽培されている特産品のビワが丸ごと1個入ったフルーツゼリーです。ビワの持つ独特な香りとゼリー特有の瑞々しさで美味しく頂けます。ネットショップ等でもお取り寄せ可能ですのでよろしければお試しください。

お勧めのお土産5「ハトシロール」

Photo by r-lab

5つ目のお土産としてご紹介するのは、袋包装され食べやすい「ハトシロール」です。オーブントースター等で加熱すれば、ご家庭でもサクサクのハトシを頂く事ができます。サイズ感もほどほどでおやつやビールのおつまみとして最適です。一袋あたりの価格はかなりお高めですが、お酒が好きな方や甘い物が苦手な方へのお土産におすすめです。

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長崎のお土産のおすすめランキング!雑貨やお菓子・人気のカステラも紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
長崎のおすすめお土産といえばこれ!定番の人気カステラからちょっと意外な雑貨土産まで、おすすめ順にランキング化してみました。このランキングを見れば、きっとあなたにぴったりの長崎土産が見つかるはずです。ぜひ長崎でのお土産選びの参考にしてみてください。

あなたも長崎の光の海へ飛び込もう!見出し

Photo by LingZhi(Suzuki)

いかがでしたでしょうか。長崎らんたんフェスティバルの予習はこれでバッチリですので実際に長崎に足を運んで写真では伝わりきらない光の温もりや幻想的な風景を楽しんでみてくださいね。

投稿日: 2017年6月14日最終更新日: 2020年10月7日

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