台北象山で夜景を見よう！台北市内が1番美しく見渡せる場所をご紹介！

台北観光に訪れたならばぜひとも訪れていただきたい、台北一の夜景スポットと言われる「象山」。四獣山の一つでもある象山からは、夜を華やかに彩る、豪華絢爛できれいな夜景を鑑賞することができるんです！そんな今回は、台北象山の夜景の魅力や行き方などの、お役立ち情報をご紹介します！

台北の「象山」から見る夜景の魅力といえば、台北のランドマークとして知られている『台北101』のライトアップを鑑賞することができます。標高181mと小山の「象山」ですが、山頂からは視界を遮るものがないので、『台北101』を含む町全体の夜景を一望することができます。実は、台北観光の雑誌やパンフレットなどでよく見かけるきれいな写真も、象山から撮影されたものなんですよ！

一際目立つ存在であり、観光客に大人気の台北のランドマーク『台北101』は、夜になるとブルーやグリーンといった色とりどりのライトアップが行われるんです。そんな『台北101』のライトアップは、台北象山から見る夜景の中でも圧倒的な存在感を放ち、夜景を一層打美しく、ロマンチックに仕上げてくれます。

台北一と称される象山からの夜景は、ぜひ台北に来たら鑑賞しておきたいスポットの一つです。しかし、実は台北象山から夜景を見るには登山をしなければいけないという、難関(?)が待ち受けているんです！ここからは、台北象山山頂までの行き方から、登山中の楽しみ方までご紹介します。

まず、台北一の夜景を見るには、象山自然歩道まで行かなくてはなりません。台北象山までの行き方は、セントラルからMRT信義線で「 MRT永春駅」「MRT象山駅」のどちらかまで行き下車します。象山自然歩道は全部で３箇所の入り口があり、「MRT永春駅」で下車した場合は、永春崗公園ルートの登山口まで徒歩約10分ほど、「MRT象山駅」で下車した場合は、３番口に出ると市立療養院ルートの登山口まで徒歩約20分でアクセス可能、2番口に出ると中強公園ルートの登山口へのアクセスとなっています。

また、バスで行く行き方もあり、「永春崗公園ルート」の場合、セントラルから27・46・259・299・504番に乗車し、永春高中で下車します。または258番。忠孝幹線・信義幹線に乗車し、松山商職で下車後、「永春崗公園」まで徒歩で行き、公園右側の階段を上ると象山自然公園へ行くことができます。

「市立療養院ルート」までのバスの行き方は、54・69・277番に乗車し、市立療養院で下車後、療養院右手の整備された道路の山道を登ると石畳の階段が見え、象山自然公園へアクセスすることができます。また、もう一つの行き方として、「登山口ルート」があり、22・32・37・38・226・288・503番のバスに乗車し、吳興國小で下車後，象山早覺會のある信義路150巷22弄へ行きます。象山早覺會が見えると、前方に階段があるので、それを上ると象山自然公園へ行くことができます。

象山自然公園登山口まで到着したら、いよいよ登山開始です！象山の登山ルートは全部で3つありますが、多くの方が利用する中強公園ルートは、普段から運動をしている人でないと体力的に厳しいルートとなっています。そのため、今回は体力に自信がないと言う方や、お子様連れのご家族でも安心して登山することができる、比較的楽な「市立療養院ルート」での行き方をご紹介します。

「市立療養院ルート」の登山口は、象山とだけあって、象の像や彫刻などがたくさんあり、ポップでキュートな登山口となっているんです！登山前から気分を明るくさせてくれる可愛い象たちは、どことなく登山客を見守っているような温かさのある表情をしているのも特徴的です。

「市立療養院ルート」は整備された階段の山道となっており、登山慣れしていない人でも安心して登ることができるようになっています。階段を登っている途中には枝分かれした道も多く見られますが、脇道には入らず、大きな石畳となっている道を上へ上へと登れば確実に山頂にたどり着くことができますよ。

ちなみに、市立療養院登山入口から頂上付近の展望スポットまでは約20分から30分で到着することができます。登山途中にはお手洗いや中間展望スポットもあり、登山途中でも街の景色を堪能することができます。また、山道は緑で溢れているので、登りながら四季の彩りも堪能することができるのも魅力の一つです。

象山自然公園登山道には、頂上展望台以外にも、展望スポットがいくつか点在しています。頂上からとは異なる角度からの台北の街の夜景鑑賞は、頂上とは一味違った個性的な魅力のある夜景を堪能することができるんです！そんな数ある中間展望スポットの中でも特におすすめなのが、巨大な石と台北の夜景が幻想的な光景を作り出す『六巨石』です。

「市立療養院ルート」の登山道を４分の3ほど登ったところに見えてくる、巨大な石が特徴的な『六巨石』というスポットは、象山自然公園でも名の知れた場所なんです。この六巨石からは、台北101を含むきれいな街の夜景を鑑賞することができるのはもちろんのこと、巨大な岩と台北のランドマーク・台北101がコラボレーションした、なんとも幻想的な光景を見ることができるとして、人気を集めています。写真愛好家の人もこぞって写真撮影に訪れると言う六巨石は、夜景鑑賞におすすめのスポットです。

中間展望台も個性的な魅力があって良いですが、やっぱりメインは山頂から見る夜景です。中にはなんと、絶景を一番良い場所で堪能しようと昼間から場所取りをしている人もいるほど大人気の定番鑑賞スポット・象山山頂では、台北101をはじめ、台北にそびえ立つビルの数々がきれいに光を放ち、中間地点で見る夜景よりも数倍幻想的で感動的な夜景を鑑賞することができます。

象山からは、台北のランドマーク台北101がブルーやグリーンにきれいにライトアップされている姿を綺麗に鑑賞することができます。色の移り変わりとともに台北の街並みの表情も若干の変化を見せる光景は、なんとも魅力的で、まるで町全体が魔法にかかっているかのようなきれいさなんです！

長い道のりを必死に歩いてようやくたどり着いた山頂展望台から眺める夜景は、歩き疲れも忘れさせてくれるほどの美しさ。頑張って登った先にある最高の夜景は、観光客のみならず地元の人々も魅了してや見ません。台北象山からの夜景は、鑑賞する価値ありの絶対に訪れたいおすすめスポットです！

象山自然公園は、標高181mと決して高い山ではありませんが、予想以上に登山する時間がかかるので、体力に自信がないという方はこまめな休憩を取りながら登山することをおすすめします。また、こまめな水分補給も大切となってきますので、事前に水やお茶を用意しておきましょう。

服装はスニーカーなどの履きなれた運動靴に、動きやすい服装がベストです。間違ってもサンダルやヒール、ワンピースなどの動きにくい服装を避けましょう。また、山の中ということもあり、夏場などの季節に訪れると虫が大量にいることもありますので、露出の多い服装も控えた方が良いでしょう。

象山自然公園には、展望デッキじゃない方の鑑賞スポットに古いお墓が存在するとのことです。夜はなかなかわかりにくいものの、地元の人は立ち寄らないようにしている場所なので、むやみやたらに入り込んだりすることはせず、敬意を持った行動をしましょう。また象山自然公園では、当たり前ですが、ゴミのポイ捨てや草木を荒らすようなことも行わないようにしましょう。しっかりとマナーを守った上で、台北一の夜景を思う存分堪能してくださいね。

台北一きれいな夜景を見ることができる象山まで行き方やおすすめ登山ルート、絶景鑑賞スポットなどについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたか？汗水垂らしてでも見たい台北のきれいな夜景は、プライスレスな絶景で、今なお多くの観光客を魅了してやみません。一度は見ておきたい美しさの象山から見る夜景は、台北観光の必須スポットとしてぜひプランに組み込んでみてくださいね！