アルザス地方の観光の見どころはワイン街道！美味しいグルメもご紹介！

アルザス地方ヴォ―ジュ山脈のすそ野には、ワイン作りの為のぶどう畑が後代に広がっています。そこを縫う様に街道が走り、『ワイン街道』と呼ばれていて周辺には100を超える小さな村があります。四季を通じて美しいアルザスの『ワイン街道』周辺から、魅力の観光地をご紹介して行きたいと思います。

『フランスで最も美しい村』と言う誇らしい異名を持つ「リクヴィル」は、アルザス地方の数ある美しい村の中でも群を抜いて人気のあるスポットです。ぶどう畑に囲まれた「リクヴィル」の村は、『ぶどう畑の真珠』とさえ言われる位美しいのです。古い歴史を感じさせながらも、センスの良い町並みは訪れる人々を魅了して止みません。

何処を歩いてもため息が出る位美しく、それでいて可愛いのです。日本人なら誰でも「可愛い！」を連発してしまう事は間違いありません。景観の美しさと共に、美味しいワインやグルメを楽しめるので心もお腹も満足の観光スポットです。町を散策したり周囲のぶどう畑を眺めたりして、ちょっと疲れたらレストランでグルメざんまい何て最高ですね。

「リクヴィル」と並んでこちらの「エギスハイム」も、『フランスで最も美しい村』の一つに数えられています。最もが一つじゃないっておかしな気もしますが、もっともと言いたい位美しい村がいくつも在るって言う事なのです。木組みの家は、フランスでは『コロンバージュ』と呼ばれていて、その美しい景観は見どころの一つとなっています。

「エギスハイム」は、品質の高いワインを生産する事でも有名な村です。村の中心地には噴水があって、観光客や村人の憩いの場となっています。質の高いワインとフランスグルメを楽しまない手はありませんね。まるでテーマパークの様な景観ですが、これがこの村の自然の姿なのですから感動ものです。二人工1600人の美しい村を守る二重の城壁も見どころです。

「スフレンハイム」は、アルザス平野に在ってライン川の氾濫に何度も遭って来ました。村を守る為に、「スフレンハイム」の西から北東にかけては大きな森があります。村の中には二本の川が流れ、水の豊かな村と言えます。この村は『スフレンハイム焼き』と呼ばれる焼き物で有名です。この土地の赤土で焼かれた焼き物は可愛く絵付けされとても素敵です。

「スフレンハイム」の目抜き通りには、焼き物の工房やショップが軒を連ねています。赤土の温かみと可愛らしい絵付けのデザインが、観光客にも大人気です。日本でも『スフレンハイム焼き』は人気で、わざわざこれを買いにやって来る人もいる位です。工房で焼き物体験をしたり、可愛い雑貨を買い求めたりキッチン雑貨が好きな方にはたまらない場所です。

『スフレンハイム焼き』には、クグロフやお菓子作りの型もあって可愛く美味しく焼けると大人気です。なによりデザインが可愛いのでオブジェにも出来るのです。この可愛い羊型の焼き菓子は、アルザス地方の伝統菓子『アニョーパスカル』と言って、復活祭の時にだけ食べられているお菓子です。可愛い焼き型は、ぜひ買い求めたいアイテムの一つですね。

「コルマール」は、村と言うよりは街と言えるかも知れません。戦争の影響を受けていないので、中世の美しい景観がそのまま残る魅力的な見どころ一杯の街です。街には運河が走り、『フランスのヴェネチア』と呼ばれる水路からの景観が美しい街です。ジブリ映画『ハウルの動く城』の背景舞台になった街としても有名です。

街の景観、建物の一つ一つがメルヘンチックな「コルマール」の街ですが、『コロンバージュ』と呼ばれるドイツ伝統建築の木組みの建物が一層その景観を魅力的にしています。運河をゴンドラに乗って、ゆっくりと可愛らしい街並みを観て回るのもお勧めです。建物の窓辺や軒先は、プランターやハンギングに植えられたカラフルな花々で溢れています。

可愛らしい建物や街並みが残る「コールマール」が、最も輝くのがクリスマスシーズンです。普段でも可愛くてワクワクして来る様な街並みが、クリスマスカラーに染まる頃は絶景の風景となります。レストランやショップにはイルミネーションが灯り、可愛い店内には赤や緑のクリスマスグッズが並びます。ぜひとも冬の「コールマール」にも足をお運び下さい。

城壁に囲まれた「オべルネ」のシャペル広場、ここはアルザス地方を訪れた観光客や地元の人々が行きかうマルシェ広場です。市庁舎や観光案内所もここにあるので、困ったら立ち寄ってみると良いと思います。この広場に在る鐘楼は13世紀に建てられた物で歴史を感じさせてくれます。可愛い建物の一階はカフェやお花屋さん、ぶらぶら歩きに丁度良いです。

「オべルネ」での楽しみは美味しいグルメとワイン、こんな可愛いレストランでランチは如何でしょうか。ドイツ風の木組みの建物が見ているだけでも可愛くていいですね。窓辺のお花が一層景観を美しい物にしています。村を取り囲む城壁も見答えがあり、8月のワイン祭りや10月の収穫祭も見どころの一つとなっています。その時期を狙うのもいいですね。

「ゲルトウィラー」は小さな村ですが、メイン通りには大人でもワクワクする様な『お菓子の家』があります。のどかなぶどう畑に囲まれて、メルヘンチックな村は存在しているのです。村の中心には鐘楼、お菓子の家の向かいには町役場があります。町役場でさえ、可愛い雰囲気が漂っています。村自体が絵本の世界の様で、ヘンデルとグレーテルが現れそうですね。

この『お菓子の家』は、アルザスのお菓子『パンデピス』のお店です。クッキーの表面にアイシングで可愛い絵が描かれています。特にクリスマス時期には、より可愛くデコレーションされ見ているだけでも楽しいです。『パンデビス』だけでなく雑貨もあるので、お土産をここで調達するのもお勧めです。2階には焼き菓子型が展示されている博物館もあります。

『ワイン街道』には数多くの素敵な村がありますが、『リボーヴィレ』はその中でも群を抜いて人気のある観光スポットです。大勢の観光客が訪れるのでレストランやショップも多く、とても魅力的な村です。何処を見渡しても花や緑で溢れ、美しいおとぎの国へ迷い込んだ様です。アルザスワインのワイナリーもあって、美味しいワインやグルメも楽しむ事が出来ます。

カラフルな木組みの家々や窓辺の花、レストランの店先などブラブラっと歩いているだけでも楽しい空間です。村では、コウノトリが屋根の上で子育てをする姿も観る事が出来ます。絵本の世界がそこに広がる村、「リボーヴィレ」は見どころ一杯の観光スポットです。ワインでも有名な村ですので、レストランで楽しんだり、お土産として購入するのもお勧めです。

まるで絵に描いた様な景色とは、この様な風景の事ではないでしょうか。なだらかな山の麓に広がる美しい村、教会の塔がひと際目を惹きます。この様に美しい風景が次から次に目の前に広がる『ワイン街道』は、ぜひ訪れて頂きたいアルザス地方のスポットです。辺りの田園風景も、季節ごとに色を変え人の目を楽しませてくれます。

アルザス『ワイン街道』の風景で外せないのは、やっぱりぶどう畑の風景ではないでしょうか。山脈のすそ野や平野に広がるぶどう畑の景観は爽やかな風を運んで来る様です。見渡す限りのぶどう畑と赤い屋根の家々は、メルヘンの世界を感じさせますね。村とぶどう畑をセットで眺めるのも、見どころの一つとなっています。

小さな村全体が可愛らしい雰囲気で、どこを歩いても楽しい気分にさせてくれるのが『ワイン街道』の魅力です。特に路地好きの人にとってたまらないスポットではないでしょうか。カラフルな建物が立ち並び、中世の趣を感じさせる石畳は情緒たっぷりです。宮崎駿が映画の中にアルザス地方の風景を取り込んだのが納得出来る風景です。

レストランやショップ、ブティック等が可愛くペインティングされていたり、ハンギングバスケットやウォールフラワーで飾られている窓辺は、アルザス地方の特徴ですね。花や緑の植物が、ドイツの伝統建築様式、『コロンバージュ』に良く映えて美しいのも大きな見どころです。この様な景色の中で頂くフランスグルメは、より美味しく頂けるのではないでしょうか。

アルザス地方に広がる田園地帯、ぶどう畑の中を縫う様に走る『ワイン街道』周辺の観光地をご紹介して来ました。周辺に点在する数々の美しい村々は、それぞれ特徴を持ち魅力の観光スポットとなっています。地方のお菓子や焼き物、季節のイベント等楽しい事が一杯です。ワインとグルメは是非味わって頂きたいですね。楽しいアルザス観光になります様に。