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パレロワイヤルは歴史と現代アートの融合!中庭にはダニエル・ビュロン!

観光都市の代名詞パリ。世界中から多くの人が訪れる忙しい街の中心に、ひっそりと佇むパレロワイヤル。伝統的な建築と現代アートを有し、まるでタイムトラベルしたかのような空間を演出しています。そんなパレロワイヤルの深い歴史と現在の魅力をご紹介します。

歴史と現代がクロスするパリの穴場スポット:パレロワイヤル見出し

パレロワイヤルはルーヴル美術館の目と鼻の先という立地からも、パリ観光の際には寄られる方も多いはず。現在は憩いの場としてパリ市民に親しまれているパレロワイヤルですが、時代に翻弄された側面もあります。その数奇な運命と現代アートとの融合までを辿ります。

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元は王宮だった「パレロワイヤル」その誕生秘話とは?見出し

パレロワイヤルは元々、ルーヴル宮殿に住むルイ13世の宰相リシュリューの城館として1624年に建てられました。リシュリューの死後、ルイ14世がルーヴルから同じ場所へ移り住んだことから王宮(パレロワイヤル)と呼ばれるようになりますが、のちに王宮がヴェルサイユへと移転、ブルボン王朝の傍系オルレアン家所有の館となります。

その後パレロワイヤルはルイ14世の弟であったフィリップ・ドルレアン(フィリップ1世)が居住し、莫大な資産で敷地内に音楽学校や舞曲学校を設立するなど改築が進みます。やがてフィリップ1世の豪華な取り巻きらが集まる一大サロンとなりますが、かつての荘厳な魅力があった王宮とは違い世俗的な盛り上がりを見せるようになります。

18世紀後半に大きな変貌を遂げたパレロワイヤル見出し

時は過ぎルイ16世統治の時代、フィリップ・エガリテ(ルイ・フィリップ2世)がパレロワイヤルを民衆に解放する目的で中庭の回廊を大々的に改装し、1784年にショッピングモールを完成させます。回廊にはアーケードが設けられレストランや商店が立ち並び、パレロワイヤルはパリ随一の魅力的な歓楽街として名を馳せるようになります。

ショッピングモールが大繁盛するにつれ、フィリップ・エガリテは更に改築を進め、パレロワイヤルの中庭に警察が立ち入ることを禁じました。そんな背景から徐々に政治的な危険分子や娼婦等の溜まり場となっていきます。パレロワイヤルはフランス革命期の歴史において欠かせない場所となって行ったんですね。

パレロワイヤルはフランス革命の始まった場所見出し

パリの流行発信地として最盛期を迎えたパレロワイヤルですが、商店街内のカフェではフランス革命時の政党(ジャコバン・クラブ)が集会所として使用するようになり、更にバスチーユ襲撃前にはカミーユ・デムーランが“市民諸君、武器を取れ!”と大演説して決起を促したことでも知られ、フランス革命発端の地として象徴的な場所となります。

パレロワイヤルを歓楽街へ変えたフィリップ・エガリテはフランス革命を誘発した張本人でもあり、彼はルイ16世の処刑に賛同しますが、自身もギロチンによって命を落としています。こうしてパレロワイヤルは歴史の大舞台となりましたが、1830年の七月革命後、新王ルイ・フィリップ1世による娼婦の一掃によって活気は失われます。

静寂の訪れたパレロワイヤル見出し

パレロワイヤルは1871年完全に国の所有となり、現在は国務院や文化通信省などが入る行政施設として使用される他、お洒落なブティックやカフェ、アンティークショップや現代アートのギャラリーなどが軒を連ね、18世紀から時が止まったかのような面影が残るレトロなショッピング・スポットとして利用されています。

また北側の広大な中庭もパレロワイヤルを訪れる魅力の一つとして外せない場所です。季節によって咲く花や木々の移ろい等、見せる表情が変わる中庭は魅力あふれるパリのオアシスのような場所です。都会の真ん中にありながらも喧騒を感じさせないほど緑が豊かに広がる中庭で、読書やスケッチ、リラックスするのにぴったりです。

歴史と融合した中庭の現代アートは必見!見出し

歴史的な背景とその魅力的な建築で知られるパレロワイヤルですが、1985年南側の中庭広場に白黒ストライプの円柱が260本出現します。これらのオブジェはコンセプチュアルアーティスト、ダニエル・ビュロンの作品ですが、歴史ある場所なだけに大胆且つ斬新なコラボレーションに当時のパリ市民は困惑、物議を醸したことで知られています。

中庭における歴史と現代アートの融合は、ダニエル・ビュロンの円柱だけでなくポール・ビュリイ作の球体が集まったオブジェなどもあります。当時は設置反対の声も多かったようですが、今では観光で訪れた人が必ず記念撮影をするスポットとなりました。さすがフランス、伝統とモダンのコラボレーションが得意ですよね。

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ダニエル・ビュロンって一体どんなアーティスト?見出し

パレロワイヤルの中庭に突如として現れたストライプ柄円柱の作者:ダニエル・ビュロンですが、現代アート界きっての鬼才として知られています。1938年パリ近郊に生まれ、1960年代よりゲリラ的なパブリックアートを世界中で展開、この頃からストライプ柄の作品を多用し、次第に彼のトレードマークとなったそうです。

1985年に前述のストライプ柄円柱をパレロワイヤルの中庭に完成させたのち、1990年代からは建築的なインスタレーションへと発展を見せるようになります。またダニエル・ビュロンの名は現代アート界だけでなく、エルメスやルイヴィトン等ビッグメゾンとのコラボレーションで、ファッション業界でも世界的に知られています。

インスタ映えするパレロワイヤルの撮影スポットはここで決まり見出し

パレロワイヤルは400年近くの歴史を持った建物と現代アートとのコラボが魅力の場所ですので、やはりダニエル・ビュロンの作品は是非ともカメラに収めて頂きたいスポットです。観光客が円柱に乗って記念撮影をしています。円柱はそれぞれ高低差があるので、アングルやフォーカス、人物等で見せる表情が異なるのも魅力的ですね。

ダニエル・ビュロンやポール・ビュリイの現代芸術だけでなく、豊かな自然が魅力の広場でももちろん記念に一枚残しておきたいですね!さすがは元王宮の庭園だけあって、映画や漫画に出てきそうな風景も捕らえることが出来ます。激動の時代を見守ってきたパレロワイヤルで、古き良きパリの息吹が感じられる写真が撮れるかもしれません。

並木のある遊歩道なんかも、季節によって色合いが変わってくるのでオススメです。お隣ルーヴル美術館辺りの喧騒が嘘のように静かな穴場スポットなので、幻想的な写真が撮れること間違いありません。ゆっくりのんびり散策しながらお気に入りのスポットを探してみて下さいね!

パレロワイヤル散策の後はカフェでほっと一息見出し

さて、パレロワイヤルと言えば散策中に目につくカフェが数件あります。まず初めにご紹介するのは「LE NEMOURS」。かの有名なコメディ・フランセーズの劇場の前にあって、行き交う人々を眺めながらまったりコーヒーでも飲むのに最適です。最寄りの地下鉄パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル駅にも近いので、帰りにふらっと寄ってみるのもいいかもしれませんね。

住所:2 place Colette 75001 Paris 電話番号:+33 1 42 61 34 14

アパレルブランドのカフェとして東京でも人気を集める「Cafe Kitsune」ですが、ここパレロワイヤルでも流行に敏感なパリジャン、パリジェンヌが訪れるスポットとして知られています。同じコーヒー一杯でも、日本とはまた違った雰囲気、景色とご一緒にご堪能いただけるはずです。

住所:51, Galerie Montpensier 75001 PARIS 電話番号:+33 1 40 15 62 31

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パレロワイヤルの星付きレストランは一見の価値あり!見出し

フランス革命期から高級レストランとして人気を集めた「Le Grand Vefour」。今でもミシュランで毎年星を獲得していて、人気&実績共に申し分のないお店ですが、その前身がアーケードが完成した当時に出来たカフェというから更に驚きです。足を一歩踏み入れた瞬間から200年を超える歴史が感じられるに違いありません。

住所:17, RUE DE BEAUJOLAIS 75001 PARIS FRANCE 電話番号:+33 (0)1 42 96 56 27

パレロワイヤルにはもう1件ミシュラン星付きのレストランがあります。その名も「Restaurant du Palais Royal」。看板に恥じることなく今年は1つ星を獲得し、モダンなアプローチのお料理で人気を博しています。ディナーは少しお高めですが、ランチコースは55€からご用意あるようです。パレロワイヤル訪問の記念に是非☆

住所:110 Galerie de Valois 75001 Paris France 電話番号:+33 (0)1 40 20 00 27

パレロワイヤルはパリっ子のオアシス見出し

誕生から現在の佇まいまでざっとまとめて参りましたが、いかがだったでしょうか?散策目的でぶらっと訪れるもよし、目の保養になるウィンドウショッピングにもよし、ルーヴル観光の息抜きに寄るのもよし!200年を超える歴史と、現代の芸術が交差するパリの穴場スポット、パレロワイヤル。是非実際に訪れて体験してみて下さいね!

投稿日: 2017年8月17日最終更新日: 2020年10月7日

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