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アヴィニョン観光は法王庁と橋から!TGVも止まる南仏の拠点!

アヴィニョン観光は法王庁と橋から!TGVも止まる南仏の拠点!
投稿日: 2017年7月21日最終更新日: 2020年10月7日

プロヴァンス地方の中心地アヴィニョンは、中世に教皇庁が置かれた歴史ある街です。都会的な顔と歴史的な顔の両面を持つ魅力的な街です。法王庁宮殿や歴史的建造物など、見どころが沢山有ります。高速鉄道PGVも停車し、リュベロン地方へもアヴィニョンからアクセス出来ます。

「アヴィニョン」ってどんな街?見出し

南仏プロヴァンス地方の北の中心地アヴィニョンは、中世の頃法王庁が置かれた街です。その当時を感じる事の出来る、歴史的史跡がたくさん残っています。歴史的地区には法王庁の宮殿などを観る事も出来、史跡散策に魅力的な街です。南仏プロヴァンス地方の拠点となる街アヴィニョンから、おすすめの観光スポットをご紹介したいと思います。

TVGで「アヴィニョン」へ見出し

最高走行速度が320km、初めて日本の新幹線を超えた高速列車TGVを利用すると、パリ「リヨン駅」から約3時間30分でアヴィニョンへ行く事が出来ます。チケットはインターネットで前もって購入する事も出来ますし、バカンス等で込み合う時期でなければ直接パリの駅で購入する事も出来ます。サンラザール駅、モンパルナス駅等パリの主要駅でも購入可能です。

「アヴィニョン」観光スポット:法王庁宮殿見出し

Palais des papes d'Avignon(世界遺産)

ユネスコの世界遺産にも認定されている法王庁宮殿は、中世に栄えた100年間を感じる事の出来る貴重な史跡です。そのゴシック建築の宮殿の外観や内観は訪れる人々に感動を与えます。宮殿内には豪華な大広間や礼拝堂、法王のプライベートの部屋等が一般に公開されています。ヨーロッパで最大のゴシック建築の法王庁宮殿は、見応えの在る史跡です。

法王庁宮殿内の礼拝堂の天井には、聖マルシャルの生涯が描かれています。宮殿内にはあちらこちらにフレスコ画が飾られていて、特に美術鑑賞の好きな方にとっては見応えが有るのではないでしょうか。教皇のプライベート・ルームも公開されていて、部屋に飾られたフレスコ画も鑑賞する事が出来ます。法王庁が栄えていた頃の面影を随所で感じる史跡です。

「アヴィニョン」観光スポット:アヴィニョン大聖堂見出し

アヴィニョン大聖堂は、法王庁宮殿の隣に並んで建っています。1111年に大聖堂は建築され、その後は増改築を繰り返されて現在の形になっています。現在でもミサは毎朝行われていますし、クリスマスや祭日等の行事が行われています。大聖堂のトップにはマリア様の仏像が金色に輝き立っていて目を惹きます。

大聖堂の内部は、豪華なロマネスク様式の装飾やパイプ・オルガン等が見応えがあります。有料のツアーガイドでは、普段公開されていない部屋の見学も出来ます。宮殿の広場では、年間を通してコンサートやイベントが開催されていて見どころ一杯です。ツアーの予約や詳細は、宮殿の公式HPでチェックしてみて下さいね。

「アヴィニョン」観光スポット:サン・べネゼ橋見出し

Pont st-Benezet(世界遺産)

宮殿と共に南仏アヴィニョンを代表する観光スポットとして、「サン・べネゼ橋」が在ります。橋の幅はかなり狭く、安全に渡る事が出来ずに命を落とした人も居たそうです。何度もローヌ川の氾濫に遭い、その度に修復されて来たのですが、街の財政を圧迫する事から17世紀には修復を断念してしまいました。現在はその一部が残されています。

1177年に建設された当初はアーチが22個、今ではその一部の4個のアーチが残っているだけです。橋の途中に礼拝堂が在るのが、何ともアヴィニョンに在る橋らしいですね。中世の頃にはスペインとイタリアを行き交う人々にとって、とても便利な橋だったのです。この様に霧に包まれた「サン・べネゼ橋」を見ると、中世の人々が行き交うのが見えて来そうです。

「アヴィニョン」観光スポット:オペラハウス見出し

Opera Grand Avignon(世界遺産)

先に御紹介した時計台広場に面して建っている、「アヴィニョン・オペラハウス」は19世紀に建てられました。イタリア式の建て方で、典型的な馬蹄型をしています。1200人ほどが入場出来る、決して大きい劇場とは言えませんがとても雰囲気の良い素晴らしい劇場です。夏に開催されるアヴィニョン演劇祭には、世界中から観光客が集まって来る人気ぶりです。

パリを訪れたら、是非TGVに乗ってアヴィニョンまで足を延ばしてみられては如何でしょうか。「アヴィニョン・オペラハウス」では、オペラ以外にも、演劇やバレエにミュージカル等様々なジャンルのパフォーマンスが繰り広げられています。TGVならパリから、3時間30分で行く事が出来ますのでお勧めです。新幹線より早いTGVが開通してから便利になりました。

「アヴィニョン」観光スポット:サン・マルティアル寺院見出し

Temple Saint Martial

TGVのアヴィニョン駅からメイン通りを3分から5分程歩くと、「サン・マルティアル寺院」が見えて来ます。美しい公園の隣にあり寺院内には案内所もあるので、ここで観光パンフレットを貰っておくといいと思います。気候の良いシーズンには、公園は地元の人々で賑わっています。「サン・マルティアル寺院」の外観を眺めながら公園で休憩する事も出来ます。

「サン・マルティアル寺院」は、元々修道院として建築されました。その後17世紀に大きく増築され、プロテスタント教会として生まれ変わりました。ゴシック建築のファサードは見応えがあって美しく、内部にも細部に渡ってゴシック建築の装飾が施されていて見事です。隣接する公園は自由に入る事が出来、カフェやレストランも有るのでランチも出来ます。

「アヴィニョン」 観光スポット:ロシェ・デ・ドン公園見出し

Rocher des Doms

アヴィニョンの街散策にちょっと疲れた時、休憩するのに丁度良い公園があります。「ロシェ・デ・ドン公園」は、法王庁宮殿に隣接する城壁の上に有ります。緑豊かな公園内にはイギリス式庭園や池などが在り、ボート漕ぎを楽しむ事も出来ます。公園内には洞窟と噴水も有って、洞窟は先住民が住んでいたと言われ『アヴィニョンのゆりかご』と呼ばれています。

公演の岩壁の上からは、ローヌ川にかかる「サン・べネゼ橋」も見下ろす事が出来ます。お天気の良い日には、対岸の街も見渡す事が出来ます。気候の良い時には公園でのんびり寝転んだり、南仏の心地いい風邪を感じたりゆっくり出来るスポットです。地元に人々にも人気のある公園となっています。夏には太陽を求めてフランスの人々も公園で日光浴です。

「アヴィニョン」観光スポット:時計台広場見出し

Place de I'Horloge

南仏プロヴァンス地方の城壁に囲まれたアヴィニョンの街には、歴史的な史跡や建造物に石畳がヨーロッパの風情を感じさせてくれる魅力の観光地です。小さな路地も有って路地散策好きにも嬉しいスポットです。路地を歩けば開けた場所に出くわします。「時計台広場」もそんな感じで人々を出迎えてくれます。この時計台は1471年に、アヴィニョン市庁舎に建設されました。

アヴィニョン市庁舎前「時計台広場」の周辺には、レストランやカフェが立ち並び、テラス席も数多く用意されています。ヨーロッパのカフェテラスでのんびり過ごしているフランス人の姿に憧れを感じている人も多いと思います。アヴィニョンに行かれたら、ぜひ自分自身で体験してみて下さい。特にクリスマスシーズンは、マルシェが立ち楽しいですよ。

「アヴィニョン」観光スポット:カルヴェ美術館見出し

Musee Calvet

史跡散策の後は、美術館をご紹介したいと思います。「カルヴェ美術館」は、元々18世紀に建てられた貴族のお屋敷でした。現在では、フランスを代表する32の美術館の一つに指定されています。フランスの作品だけでなく、古代エジプトやギリシャ、ローマ彫刻のコレクションが有り見応えがあります。その他にも28000点程の数々のコレクションが有ります。

15世紀から20世紀の絵画や美術作品、16世紀以降の印象派画家の作品も数多く収納されています。アヴィニョン旧市街をモチーフにした絵画は見応えがあります。美術館自体にも、建築された当時の様式があちこちに残されていてとても趣きがあります。「カルヴェ美術館」の営業時間は、10時から13時、14時から18時です。定休日は火曜、1月1日、5月1日、12月25日です。

「アヴィニョン」おすすめ観光みやげ見出し

南仏アヴィニョンを訪れたら、お土産を買って帰りたくなると思います。プロヴァンス地方と言えばラベンダーが有名ですね。ラベンダーのアロマオイルやフレグランス、ラベンダーを使った香りの雑貨などがお勧めです。特に女性には喜ばれるのではないでしょうか。アヴィニョンでも様々なラベンダー製品が購入出来ますので、散策の合間に探してみては如何でしょうか。

もう一つお勧めなのがプロヴァンス地方のお菓子、『カリソン・デクス』と呼ばれる可愛いお菓子です。プロヴァンス名産のアーモンドとメロンやオレンジピールの砂糖漬けを練り合わせて作った甘いお菓子です。色々な色があって、見た目も可愛らしいのでお土産にお勧めです。王様が王妃を迎える際に、王妃に喜んで貰おうと菓子職人に作らせた物だそうです。

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「アヴィニョン」観光をしよう見出し

南仏プロバンス地方の交通の拠点、TGVも停まる、「アヴィニョン」の街をご紹介して来ましたが如何でしたでしょうか。アヴィニョンの観光の目玉とも言える、法王庁宮殿から数々の歴史地区の史跡をご紹介しました。パリからTGVで約3時間30分、アヴィニョンは見どころが沢山、プロヴァンス地方のお土産もご紹介しました。楽しいアヴィニョン観光となります様に。

投稿日: 2017年7月21日最終更新日: 2020年10月7日

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