地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

イタリア・ミラノ観光で外せないスポットを厳選!ドゥオーモは名所!

イタリア・ミラノ観光で外せないスポットを厳選!ドゥオーモは名所!
投稿日: 2017年7月21日最終更新日: 2020年10月7日

ミラノはイタリアで首都ローマに続く2番目の大都市でイタリアの商業、工業、金融の中心であり、ファッションの中心地および観光地としても大変人気の町です。こちらではドゥオーモをはじめ、ミラノの人気の観光スポットをご紹介します。

ミラノには見所がいっぱい!見出し

憧れのブランドの本店が多く存在するミラノはショッピングだけでなく、イタリア第二の都市として、商業、工業、金融の中心地でもあります。また多くの著名な芸術作品が残る街でもあります。そんなミラノを訪れたら必ず行きたい名所や、ミラノの情報に関してご紹介していきます。

イタリア・ミラノの観光名所①:ミラノってどんな街?見出し

ミラノは首都ローマより北へ580kmのところにある人口130万人の街です。紀元前600年ごろにケルト人により町が造られ、その後は占領や統治が繰り返されますが、その歴史の中でミラノは毛織物生産、鉄、武器の生産で非常に繁栄し、14世紀にはヴィスコンティ家、15世紀にはスフォルツァ家などの貴族の支配により、北イタリア各都市は飛躍的発展をとげ、文化や芸術においてもたくさんの名作が生まれました。

そのあとはドイツ、フランス、スペインなどの侵略、攻撃を受けたり、何度もスペインやオーストリア(ナポレオン)の支配下に置かれ、1861年にようやくイタリアが統一され、ミラノは、イタリアのミラノとして主要な商業都市になりました。

イタリア・ミラノの観光名所②:ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)見出し

ドゥオーモ(Duomo)はイタリア語で、イタリアでの街を代表する教会堂の事です。ラテン語のDomusが語源で、神の家を意味しています。ミラノではこの"ミラノ大聖堂"を"ドゥオーモ"と呼び一大観光地となっています。建設が始まったのは14世紀末で完成までに約500年の歳月がかかりました。

大理石で作られたゴシック建築の大聖堂は全長158m、高さが108m、幅は約90mあり、ローマのサン・ピエトロ大聖堂,セビリア大聖堂に続き3番目の規模のドゥオーモです。外部は135本もの小尖塔が立ち、内部の柱には2000体以上の彫刻が装飾されており、ステンドグラスも見事です。

ドゥオーモは下から見るとその圧倒的な存在感に驚きますが、中に入りさらにエレベーターで屋上まで上がると、屋根の部分からその細部の彫刻を間近で楽しむことができます。また、この建物の一番高いところにある金のマリア像より高い建物を建ててはいけないという法律があったほどなので、とても見晴らしがよく、ローマの街を一望できます。ちなみにこの付近はあまり治安が良くないので気を付けましょう。

イタリア・ミラノの観光名所③:サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会見出し

シンプルな外観のこちらの教会の中にある修道院の食堂にはあの名作「最後の晩餐」の壁画が現存しています。もちろん描いたのは天才レオナルド・ダ・ヴィンチです。当時40代半ばだったレオナルド・ダ・ヴィンチはスフォルツァ家により宮廷に招待されミラノで制作活動をしていました。

実際に壁画を目の前にすると当時この場所で制作活動をしていたレオナルド・ダ・ヴィンチの息遣いが聞こえてきそうで、細部までゆっくり鑑賞したいのですが、残念ながら鑑賞時間には15分という制限があります。また、事前に予約をしないと入れませんので事前予約をお忘れなく。

イタリア・ミラノの観光名所④:ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア見出し

ドゥオーモからほど近くにイタリア一美しい十字アーケード、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアがあります。東京ディズニーランドのショッピングモール(ワールドバザール)はここが参考にされています。中央の十字路部分はガラス製のドームで覆われており、中央の広場の床面には、イタリア王国の紋章、その周囲にミラノ(赤の十字)、トリノ(牡牛)、フィレンツェ(アイリス)、ローマ(SPQR)の紋章が描かれています。

130年以上の歴史を持つ、4階建てのアーケードには誰もが知るブランド"プラダ"の本店を始め、高級ブランドのブティックがありショッピングを楽しめるほか、レストラン、カフェ、バーなどが入っています。ガッレリアは比較的治安もよく、またミラノの高級5つ星ホテル"パークハイアット ミラノ"も隣接しており、パークハイアットからの眺めも最高です。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアの床面にあるトリノ(牡牛)の紋章には言い伝えがあり、その牡牛の局部を軸にしてかかとで止まらずに3回転すると「幸せになれる」とか「子供ができる」とか言われているそうです。多くの人が試みるので、牛の局部がすり減ってへこんでいます。

イタリア・ミラノの観光名所⑤:スフォルツァ城(スフォルツェスコ城)見出し

ガッレリアでのショッピングの後にはぜひこちらのスフォルツァ城に立ち寄ってください。こちらはミラノ最大のルネッサンスの建造物で14世紀にミラノを支配していたヴィスコンティ―家の住居を15世紀半ばにミラノを支配していたスフォルツァ家が改装したものです。

現在は博物館として貴重な美術品や展示物をたくさん展示しています。また、スフォルツァ家と言えば先ほどのレオナルド・ダ・ヴィンチが使えた貴族ですのでこの城の中にもレオナルド・ダ・ヴィンチの作品を見ることができます。

イタリア・ミラノの観光名所⑥:サン マウリッツィオ教会見出し

ドゥオーモから数分歩いたところにあるこのサン マウリッツィオ教会教会は知らなければ通り過ぎてしまいそうなほど質素な外観ですが、中に入るとその豪華な内装に度肝を抜かれます。ここは1798年までミラノで最も重要なベネディクト派元女子修道院として使われていました。

教会内を彩るフレスコ画は聖書の中の話をテーマにして書かれたもので、中でもベルナルディーノ・ルイーニの作品は「ミラノのシスティーナ礼拝堂」とも言われ、質素な外観と対比する豪華な内部の展示から「ミラノの秘められた宝物」とも言われています。

イタリア・ミラノの観光名所⑦:サンシーロスタジアム見出し

コチラはサッカーファンにはたまらない聖地でしょう。「サン・シーロ」(別名はジュゼッペ・メアッツァ)は世界有数のサッカークラブ、インテル・ミラノとACミランのホームスタジアムです。また、こちらは収容人数8万人という世界最大のスタジアムでもあります。

「サンシーロ」では、場内の見学ツアー(ガイドなし)などがあり、ロッカールームや、インタビューをうけるメディアスペースなどで記念撮影もできます。もし試合観戦のチャンスがあった場合、治安というよりは、サポーター同士の衝突に巻き込まれないように気を付けましょう。

イタリア・ミラノの観光名所⑧:サンタンブロージョ教会見出し

サンタンブロージョ教会4世紀末に着手されたロンバルディア・ロマネスク様式の傑作でミラノの最古の教会です。ミラノの守護聖人、聖アンブロジウスを祀る教会で厳かなつくりはとても美しいのだが驚くのは祭壇の裏にそのアンブロジウスのミイラが保管(展示)されていることです。是非お立ち寄りください。

イタリア・ミラノの観光名所⑨:ブレラ絵画館見出し

ブレラ美術館の建物は、もともとイエズス会の施設でしたが、1772年から美術アカデミーが設置され、絵画の収集が始まりました。その後ナポレオンにより美術館され、1882年には国立美術館として開館しました。現在展示されている作品数は400点。宗教的な絵画や名作が多く展示されています。

イタリア・ミラノの観光名所⑩:スカラ座見出し

ミラノにある劇場で初代の宮廷劇場以来の伝統を持つイタリアオペラ界の最高峰とされる。現在もバレエ、オペラ、コンサートなどが行われます。ちなみにオペラを憧れのBOX席最前面でみるには一人350ユーロ以上はします。リーズナブルではありませんが、出演者も演出も演奏も他のオペラ座とは一線を画す世界最高の布陣で常に「世界最高峰」と称賛されるべきパフォーマンスを見ることができます。

イタリア・ミラノの観光名所⑪:モンテ ナポレオーネ見出し

ミラノでのブランドショッピングならば、ブランド通りとして有名なモンテ ナポレオーネ周辺にはイタリアを代表するブランド、プラダ、グッチ、ドルチェ&ガッバーナ、フェンディ、フェラガモ、ジョルジオ アルマーニなどがあります。

イタリアはおしゃれな人が多いというイメージがあると思いますが、その歴史は古代ローマから始まります。阿部寛さんと上戸彩さんが主演を務めた「テルマエ・ロマエ」という映画をご存知でしょうか?劇中で彼らが来ている衣装が"トガ"という衣装でした。シンプルに見えますが"トガ"は、実は身分により細かい装飾やデザインなどがされており、この頃からイタリア人のおしゃれは始まったと言われています。

しかしながら、ミラノがファッションの一大聖地となったのは1978年から始まったミラノコレクションのせいでしょう。ミラノコレクションはパリ、ニューヨークと並ぶ世界三大ファッションショーです。コレクションで見た新作がすぐに店頭に並び、ここでしか買えない商品も出るようになり、ショッピング好きの方にはミラノはブランドショッピングの聖地でもあるでしょう。

イタリア・ミラノの観光名所⑫:PECK見出し

PECはミラノにある有名な高級食材店です。高級ブランドで豪快にショッピングをするのも素敵ですが、お友達にちょっとしたお土産を購入するのであればこちらがおすすめです。生ものは持って帰れませんがトリュフオイルやチーズなど珍しい食材が手に入りますよ。

イタリア・ミラノの観光名所⑬:治安について見出し

ミラノは治安が良くないと言われています。残念ながら本当にミラノの治安はあまり良くありません。特に人が多く集まるミラノ中央駅、ドゥオーモやショッピングに夢中になるような場所の周辺などは治安が悪く、スリ集団がいて、グループで犯行を行うことも少なくありません。財布は勿論最近はスマホを盗まれるケースも非常に多いので、身の回りに気を付けて行動してください。

特に治安が悪いのはドゥオーモ周辺、ミラノ中央駅周辺(地下鉄含む)やカドルナ駅、カステッロ広場などです。日本人の習慣で電車に乗って寝てしまうのは大変危険です。イタリアは時差があり昼過ぎに眠くなりがちですが、お昼寝をするならホテルに戻ることを強くお勧めします。

イタリア第二の都市を楽しもう!見出し

イタリア第二の都市ミラノは文化的芸術の聖地です。ヨーロッパの芸術には現在のヨーロッパの人々の考え方の基本となっているような宗教的なメッセージがちりばめられています。歴史に名を遺す建造物や芸術作品は一生のうちでぜひ一度は見ておきたいものばかりです。芸術を楽しみ、サッカー観戦やショッピングで気分転換をしてぜひミラノの旅行を満喫してください。

投稿日: 2017年7月21日最終更新日: 2020年10月7日

アイコン

RELATED

関連記事

アイコン

人気記事ランキング

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote