台湾でおすすめの温泉8選！ツアーもあり！秘境のホテルも人気！

台湾といえば、九份や日月潭をはじめとした絶景スポットで有名ですが、実は温泉大国でもあるんです。日本の九州ほどの国土を持つ台湾には、なんと100箇所以上もの温泉地が点在しています。数ある台湾の温泉リゾートの中から特におすすめの温泉8選と、気軽に日帰りでも行けるツアー、秘境のリゾートホテルなど台湾の温泉情報をまとめました。

まずご紹介するのがこちら「北投温泉(ベイトウウェンチュエン)」です。北投温泉は、台北市内中心部からMRTに乗ってわずか40分。アクセスも便利で、台湾観光の際に気軽に立ち寄ることができる、日帰りも可能な温泉地です。「台湾の箱根」とも呼ばれ、街のあちこちから湯けむりが立ち上っています。その姿はまるで、日本の温泉街そのものです。

北投温泉は大都市から近い温泉地であるにも関わらず、台湾トップクラスの温泉地といえるでしょう。その歴史も古く、温泉そのものの質もよく、そしてリゾートホテルや旅館、公衆浴場などの施設面を見ても大変充実しています。台北観光の際に、日帰りツアーで北投温泉に立ち寄るコースがおすすめです。きっと旅の疲れを癒してくれるはずですよ。

「礁渓温泉(ジャオシーウェンチュエン)」は、台北駅から台鉄という特急列車に乗って約1時間半のところにある温泉地です。電車を降りるとすぐ駅前に温泉地が広がります。このようにアクセスがとても便利で、海外旅行慣れしてなくても気軽に立ち寄ることができるので、北投温泉同様、台北観光の際にこの温泉地にも足を伸ばしてみるのもおすすめです。

礁渓温泉は大都市からも気軽にアクセスできるにも関わらず、まだまだメジャーではなく穴場の温泉地といえるでしょう。老舗ホテルも立ち並び、穴場リゾートで日頃の疲れを癒すにはぴったりの温泉地です。台北からバスツアーも運行されています。日帰りツアーはもちろん、礁渓温泉の魅力にどっぷりと浸かることができる2泊3日ツアーもおすすめです。

「関仔嶺温泉(グァンズーリンウェンチュエン)」は、嘉義からバスで約1時間、台南から鉄道とバスで約2時間のところにある温泉地です。関仔嶺温泉最大の特徴といえば、なんといっても「泥温泉」。泥温泉といえば、日本の温泉地、大分の別府などを思い浮かべるかもしれませんが、台湾で唯一それに相当するのがここ、関仔嶺温泉なんです。

関仔嶺温泉の泥温泉は、美肌効果を期待できることで有名です。台湾四大温泉の一つでもあり、女性の方、温泉好きの方には特におすすめしたい台湾の温泉地です。いくつもの露天風呂を持つ大型リゾートホテルなども充実しています。関仔嶺温泉では、美肌効果を望める泥温泉とこの地域の絶品料理を堪能できる、美肌美食ツアーを楽しむことができます。

「宝来温泉(バオライウェンチュエン)」は、高雄からバスで3時間以上のところにある秘境温泉です。宝来温泉は、台湾南部の中央山岳地帯に位置しており、バスで1本で行くことができるものの、本数も限られており大変山深いところにある温泉地です。すぐ近くにある不老温泉と同様に、2008年の88水害で大きな被害を受けたことでも知られています。

宝来温泉には、渓流沿いにリゾートホテルが点在しています。周囲の雄大な山脈を眺めながら、美しい景色を目の前にゆっくりと温泉に浸かることができるのが魅力です。宝来温泉も大変素晴らしい温泉地なのですが、この地方に訪れる現地オプショナルツアーは見かけません。ツアーが便利で楽ですが、宝来温泉へは個人で行く必要がありそうです。

「谷関温泉(グーグァンウェンチュエン)」は、台中から鉄道とバスを乗り継いで約2時間のところにある温泉地です。谷関温泉は、台中の東約60キロの山岳地帯に位置しています。谷関温泉は、1907年に現地に暮らしていたタイヤル族によって発見された温泉地でした。明治時代に発見されたため、かつては「明治温泉」とも呼ばれていたそうです。

谷関温泉には、大型の温泉リゾートホテルが立ち並んでいます。温泉スタイルのバリエーションも豊富で、日本の温泉をイメージした和風スタイルから、バリ島のような常夏をイメージした南国スタイルまでさまざまで、そのこだわりのある豪華な作りは訪れる人々を楽しませています。気軽に楽しめる、台中から谷関温泉への日帰りツアーがおすすめです。

「知本温泉(ジーベンウェンチュエン)」は高雄から台鉄特急列車に乗って、知本駅からさらにタクシーで約2時間半ほどのところに位置する温泉地です。台北からも高雄からもやや離れたエリアになるので、あまり日帰り向きではありません。後にご紹介する、朝日温泉がある緑島とセットで楽しめるツアーに参加して、温泉巡りをしてみるのはいかがでしょう。

知本温泉は、「美人湯」として有名です。台湾国内で最多と言われる炭酸水素ナトリウム泉の泉質で人気を誇っています。美人湯は、浸かるだけではなく飲むこともでき、湯治にも向いていると言われる質のいいお湯なんだそう。スパやジャグジーなどが充実した大型の温泉リゾート施設が充実しており、比較的大規模なところが多いので家族旅行にぴったりです。

「四重渓温泉(スーツォンシーウェンチュエン)」は、高雄からバスとタクシーを乗り継いで約1時間50分、また台鉄枋寮駅からバスとタクシーを乗り継いで約50分のところに位置する温泉地です。四重渓温泉は泉質もよく、湯量も豊富な温泉地として知られています。台湾四大温泉の一つにも数えられている、台湾では有名な温泉地の一つです。

四重渓温泉がある台湾南部の屏東県は熱帯気候に属しているため、1月でも平均気温が19度を超えています。四重渓温泉からさらに南下すると、台湾最南端のリゾート地として知られる「墾丁」があり、ダイビングやマリンスポーツなどのアクティビティを楽しむことができます。四重渓温泉ツアーは台湾の古城巡りとセットになっているものが多いです。

最後にご紹介するのは、緑島の「朝日温泉(ヂャオリーウェンチュエン)」です。朝日温泉は、台東市富岡港からフェリーで約1時間、緑島の南寮漁港から車またはバイクで約10分のところにある温泉地です。台東市の東に位置する小さな島、緑島にあるこの朝日温泉は、世界的にも珍しいとされる、サンゴ礁の中から湧き出している海底温泉なんです。

緑島の外周道路は約20キロ程度と大変小さな島ですが、美しい海に囲まれた緑島にはダイビングスポットも多く、特に夏になると多くの観光客が訪れ賑わいます。朝日温泉は温泉地でありながらもリゾートホテルはなく、近くにもキャンプ場がある程度。朝日温泉はその名の通り、美しい朝日が魅力です。緑島周遊ツアーに朝日温泉巡りが含まれています。

全国に100箇所以上の温泉地を持つ台湾ですが、その中でも特におすすめのリゾートホテルをご紹介します。緑豊かな自然に囲まれた秘境のリゾートホテル「ヴォランド・ウーライ・スプリング・スパアンドリゾート(Volando Taipei Urai Spring Spa & Resort)」です。美肌効果を期待できるという美人湯が有名で、露天風呂のロケーションも最高です。

美しい自然を前にゆっくりと美人湯を楽しむことができ、食事付きのプランであれば景色のいいレストランで美味しいランチやディナーを楽しむことも可能です。ホテル館内は、リゾートホテルらしいアジアンテイストで統一されており、お洒落で落ち着いた空間や充実した設備、気配りのきいた接客など、極上のホテルステイを満喫できる温泉リゾートです。

住所:233台湾新北烏來區新烏路五段176號 電話番号:2661-6555

いかがでしたでしょうか。全国に100箇所以上もの温泉地を持つ、温泉大国台湾のおすすめの温泉8選と日帰りでも楽しめるツアー情報、秘境のリゾートホテルなど、台湾の温泉情報についてまとめてご紹介しました。数々の絶景スポットで有名な台湾ですが、魅力はそれだけではありません。台湾旅行の際は温泉巡りも楽しんでみてはいかがでしょうか。