川越のお土産人気ランキング！おすすめのお菓子など一挙紹介！

埼玉県南西部に位置する川越。江戸時代には川越藩の城下町として栄えたため、「小江戸」とも呼ばれています。寛政年間に江戸で焼いもが流行り、新河岸川や入間川の舟運で江戸に出回ったさつま芋が川越いもと呼ばれ評判になったことから「さつま芋の町」というイメージが定着しました。観光としては時の鐘が有名な菓子屋横丁や、川越城、喜多院などがあります。

川越に行ったら「菓子屋横丁」には立ち寄りたいですよね。石畳の道と古い建物がとても風情があります。昭和初期には70軒以上のお店があったそうですが、戦争や生活の変化でだいぶ減りました。それでも今、20軒以上のお菓子屋さん、駄菓子屋さんがひしめく、有名な観光スポットとなっています。昔なつかしい雰囲気や味を思い出しながら、世代を超えて楽しめる場所です。

「小江戸蔵里」は川越の物産等が楽しめる観光施設です。建物は1875年に創業した旧鏡山酒造を、当時の面影を残しつつ改修されました。施設の中は3つの蔵からできています。鏡山酒造のお酒や川越の銘菓などを取り揃えたおみやげ処の「明治蔵」、川越の地産地消にこだわった料理がいただけるまかない処の「大正蔵」、新鮮な地元野菜などが買えるくら市場「昭和蔵」があり川越の産業を1度に知ることができますよ。それではそんな川越でおすすめのお土産をご紹介していきましょう。

川越で人気のまめ専門店です。甘納豆や乾燥まめ菓子、生豆も売っています。甘納豆は花豆を5日間かけてじっくり煮ていて、とてもふっくらした食感です。またそら豆を使った「ふらいびーんず」は、黒胡椒風味やワサビ風味などピリッとした味付けでおつまみに最適です。ほかにも大豆を使った「まめぼうる」など洋風のものも人気ですよ。

菓子屋横丁で売っている川越名物「大黒柱」。日本一長いと言われている麩菓子です。その長さはなんと95cm。持ち帰るのがちょっと大変ではありますが、見た目のインパクトが特に若い方に人気のようです。お土産にすれば話題にもなりますし、家族みんなで分け合うのも楽しいですよ。

亀の形がかわいい「亀どら」。創業230余年、埼玉でも老舗中の老舗「亀屋」がおすすめするこだわりのどら焼きです。どら焼きの皮は砂糖のかわりにハチミツを使っていて、自然なやさしい甘さが特徴です。あんこも粒あんとこしあんタイプがありますよ。この「亀どら」は元町店限定なので、お土産におすすめです。

創業明治20年、川越の老舗店「くらづくり本舗」の最中です。埼玉県物産観光協会から「彩の国優良ブランド品」に認定されている銘菓です。餡は北海道十勝平野のこだわりの小豆をふっくら炊きこんだ小倉餡。最中の皮は新潟県産のこがね餅を使っています。上品な甘さと香ばしい皮が絶妙のバランスです。

餡の中には佐賀県産のひよく米というもち米でついた福餅が入っています。縁起のいいお菓子ですね。モチッとした食感も楽しく、餡との相性もバツグンです。すべての素材にこだわってできた極上の最中、川越のお土産に喜ばれますよ。

テレビや雑誌にも多数紹介されている有名な焼いもおにぎり。さつまいもの身の部分だけをおにぎりの形にして、鉄板で焼き上げたものです。砂糖は一切使っていないので、さつまいも本来の甘さが味わえます。手軽に楽しめる食べやすさも人気ですよ。川越散策のお供にいかがですか。

先にご紹介した「亀どら」の亀屋が出している自慢の芋ようかんです。川越で獲れる高品質なさつまいも「川越いも」をふんだんに使っています。余計なものを入れずに昔ながらの製法でつくっているため、川越いも本来の質感や繊維がそのまま感じられます。食べる時にオーブントースターで少し焼くと、外側は香ばしく、中がホクホクになっておすすめです。

さつま芋と言えば芋けんぴは外せません。カリッと揚げたさつま芋に、特製の芋蜜を絡めてつくられた「川越けんぴ」。どなたからも喜ばれるのでお土産に人気です。味は、黒胡麻の香りが香ばしい「黒ごま」、絶妙な塩加減が後ひく美味しさの「塩」、素朴なやさしい甘さの「プレーン」と3種類あります。全部買って味くらべするのも楽しいですよ。

川越の老舗「紋蔵庵」がつくった小江戸蔵里限定のお菓子です。蔵里の明治蔵では1番人気のお土産で、メディアにも多数紹介されています。竹炭と金胡麻を練り込んだ生地の中はさつま芋の餡とこしあんの2層になっています。外はサクサク、中はしっとり、食感も楽しいかりんとう饅頭です。季節限定の「びっくりかりん」は栗が1粒まるごと入っていておすすめですよ。

川越を代表する和菓子の老舗「亀屋」のシュークリームです。八代目が創案したという「小江戸川越シュー」はお芋の形をしていて、食べやすいサイズが人気。紫芋のパウダーを入れた薄い皮の中にはクリームがぎっしり詰まっています。さっぱりしたクリームのさつま芋と濃厚なクリームの紫芋がありますよ。

美味しいさつま芋のお菓子をたくさん手掛ける「菓匠右門」がつくるスイートポテトです。添加物を一切使用せず、さつま芋、バター、砂糖、生クリーム、卵だけでつくっていて、さつま芋本来の味わいが楽しめます。やさしい甘さとしっとりした口当たりが人気です。冷やして食べるのがおすすめですよ。

2012年にオープンした川越のバウムクーヘン専門店です。バター・マーガリンのかわりに太白ごま油を使っているので、重くならずあっさりした味わいが特徴です。1本1本つきっきりで丁寧に焼き上げたバウムクーヘンは、ホールタイプとスティックタイプがありお土産におすすめです。味はバニラと、川越ならではの川越いも、河越抹茶があります。また毎月、期間限定のフレーバーが登場しますよ。

くらづくり本舗の創業125周年を記念してつくられた和風のダックワーズです。卵白とアーモンドに、埼玉県産米粉とこれまた埼玉の銘茶・狭山茶を使用し、サクッ、フワッ、しっとりの3つの食感が楽しめるお菓子です。食のプロが選ぶ「料理王国100選」に2014年から4年連続で認定された、埼玉を代表するお菓子です。幅広い年齢層に親しまれる、お土産におすすめの逸品です。

川越で創業明治8年の老舗「福呂屋」の生きんつばです。皮はもち粉と小麦粉の中に芋粉を混ぜ、一枚ずつ丁寧に焼き上げています。中には粒あんに生クリームを混ぜた餡が入っています。しっとりした皮と、まろやかな餡がとても相性のいい和洋折衷の金つばです。

生きんつばはさつま芋、紫芋、河越抹茶の3種類です。どれも色鮮やかでキレイですよね。この生きんつばは添加物を使わず、自然の素材でできています。またすべて手作業でつくられているので数も限られています。お求めの際はお早めに。

1921年創業、川越が誇る老舗店「道灌」のどら焼きです。丁寧に焼き上げられた皮の中には、さつま芋のペーストと生クリームを混ぜた餡が入っています。皮はしっとりしていて、中の餡はとてもなめらか。さつま芋の風味とほのかな甘さがとても上品などら焼きです。

先に紹介した芋けんぴや芋ぽてを製造している「菓匠右門」の看板商品で、埼玉県を代表するお菓子として全国的に人気があります。山芋ともち粉でできたモチモチの生地の中には、北海道産の粒あんとさつま芋の輪切りが入っています。埼玉県から｢彩の国認定優良ブランド品｣としても認定されていて、幅広い年齢層に人気のお菓子です。

中には粒あんと分厚いさつま芋の輪切りが入っています。中が2層になっているので、生地に包む作業はひとつひとつ手作業。モチッとした生地に、粒あん、さつま芋のホクホクとした食感がバランスよく合わさった美味しさは、お土産として喜ばれること間違いなしです。

川越のお土産をランキングで紹介しましたがいかがでしたでしょうか。やはり川越はお菓子の街。お土産も何を買おうか迷ってしまうほどたくさんありました。まだまだご紹介していないお菓子もいっぱいあります。また特産のさつま芋や河越抹茶をつかい、それぞれのお店が独自の製法でいろんなタイプのお菓子を生み出していましたね。菓子屋横丁もとてもノスタルジックな雰囲気で素敵なところ。ぜひ川越で昔なつかしい気分を味わってみませんか。