沖縄の夜を楽しむ観光スポットは？遊ぶ場所やドライブ・デートなど！

日本最南端にあり避寒地として知られている沖縄。この県は南国の楽園のイメージがありますが、実は夜でも遊ぶことができるスポットが充実しています。その種類はドライブ、グルメ、ライトアップと様々、どれにしろ観光客の貴重な体験になることは間違いありません。そういうわけで今回は沖縄の夜でも遊べる観光スポットを紹介します。

沖縄の海はダイビングを楽しめるところとして有名ですが、夜にはナイトダイビングを遊ぶことができます。楽しめる場所は沖縄本島か宮古島がメイン。ナイトダイビングで見られる景色はかなり神秘的で、昼の時とは違う思い出が作れます。イカやタコなど夜にしか活動しない生物をじっくり観察できるのも夜ならではの楽しみです。

ナイトダイビングを存分に遊びたいなら青の洞窟がいいでしょう。この観光スポットは、ナイトダイビングの聖地として有名ですが、夜になればナイトヒーリングと呼ばれるツアーが行われます。このツアーは文字通り夜の洞窟にダイビングするもので、夜行虫など夜にしか出現しない生物を見ることができます。ここで見られる夜行虫はまさに暗い闇の中に浮かび上がる光の如しです。

遊ぶ要素いっぱいのナイトダイビングですが、注意点があります。その代表的な例としては、水中ライトの電池の消耗が挙げられます。ライトの電池はナイトダイビングの途中で電池切れになると取り返しのつかない事態になりかねません。なので、ナイトダイビングする前に予備の電池を準備したり、満タンの電池に交換しましょう。

沖縄美ら海水族館はジンベエザメなど個性豊かな海の生き物と会える水族館です。この水族館は夜になれば、昼と違った楽しみ方を味わえます。夜の時間帯は夜行性生物や、昼とは違った生き物の行動を目の当たりにできます。午後の5時になると水族館が夜モードに突入するので、早めに行ったほうがいいです。夜の水族館で癒しのデートが楽しめます。

この観光スポットは沖縄県の中で伝統と格式を誇るおすすめ動物園です。沖縄こどもの国では「夜の動物園サタZOOナイト2017」と呼ばれるイベントが開かれます。このイベントでは昼間とは違った動物の活動を目の当たりにできます。動物園に夜に行くのはあまりありませんから、ある意味貴重な体験です。昼とは違った夜の動物を楽しめるスポットです。

東南植物楽園は夜に楽しめる植物園の代表格です。この植物園は植物の楽園と呼ばれるほど熱帯植物の宝庫で、夜にはナイトアドベンチャーやナイトガイドツアーなどのイベントが行われます。特に夜の時間帯にしか咲かないドラゴンフルーツが見所。夏の間にしか行われないイベントですが、夜のデートにはおすすめです。

沖縄には電照菊畑という隠れた観光スポットがあります。沖縄は意外なことに菊の生産地で、電照菊という菊に光をあてることで開花を遅くさせる栽培方法を用いています。この栽培で使われる光は夜の畑を照らし、地元の観光客にも人気です。電照菊を使ったイルミーネションも開かれています。沖縄ならではのイルミーネションはいかに神秘的なことでしょう。電照菊畑は見られるのは冬の時期です。

週末に夜の北谷町を賑やかにしてくれるハンビーナイトマーケット。ここでは衣類など様々な日常品が売られています。週末は平日よりも出店者が多く、まるでイベントが開かれたような賑やかさを私たちに見せてくれます。ただ雨天での決行はされていません。北谷町を観光するならこのハンビーナイトマーケットを訪れてみることをおすすめします。

沖縄のドライブ先で夜景を見たいとなればまず「浦添大公園」がおすすめです。この公園は浦添市と宜野湾市の狭間の近くに存在し、市内が見渡せます。駐車場や自動販売機も完備されており、自動販売機のジュースを飲みながら夜景を鑑賞するなんてことも可能です。営業時間は午後9時までで、浦添バイパスからかなりアクセスが近いので、一度は立ち寄って見るといいです。

伊芸サービスエリアは沖縄県の唯一のサービスエリアとして知られているスポットです。ここにある展望台からは夜景を見ることができますが、ベンチに座ってゆったりと夜景を眺めるのが一番いいでしょう。夕方に行けば、トワイライトも体験できます。あまり注目されていませんが、ドライブ先の夜景スポットとしておすすめです。

この公園は名護市の名護山地帯にある有名なスポットです。ここからは名護市だけではなく、東シナ海など眺められます。昼でも絶景ですが夜になれば明かりに包まれた名護市を見れ、特に展望台は広く、ゆったりと夜景を見るのにおすすめです。ちなみにさくらの園も夜景スポットの１つで、日本一早く桜が咲くところ。名護市をドライブする際によっていきたい観光スポットです。

野鳥の森自然公園はうるま市の東にある自然豊かな観光スポット。展望台からはうるま発電所、うるま市などを見渡すことができます。ただ、展望台までの道程は階段の連続でたどり着くのが大変です。外灯もないので、昼間に展望台までの道を事前にリサーチしておきましょう。野鳥の森自然公園はドライブ先の夜景としてはマイナーですが、沖縄観光なら一度行って見ましょう。

沖縄観光の代名詞として有名な首里城。その首里城は夜になるとライトアップされます。ライトアップで照らし出されたなんとも幻想的で、その姿は夜の闇に浮かび上がる赤い城そのもの。その風景を見るために首里城を訪れる人々が後を絶ちません。ただ、ライトアップが行われる時間帯は日没時間に左右されやすいので、事前に那覇市の日没時間を確認しておきましょう。

首里城では西のアザナと呼ばれる展望台で夜景を見ることができます。西のアザナは標高130メートルと首里城の中でもかなり高いところに位置し、琉球時代には船に火で信号を伝える役目を果たしたほどでした。西のアザナから見られる那覇市の夜景はまさに絶景そのもの。首里城は有料区間と無料区間に分けられますが、西のアザナは無料区間です。なのでタダで絶景が見られます。

明道公園は沖縄市とうるま市の境目にある夜景スポット。この公園にある展望台では、沖縄市とうるま市の夜景を見られます。北と南に2つ駐車場がありますが、北に車を止めた方が南より展望台に早く着けます。事前に懐中電灯を持って入れば展望台までの道のりが分かりやすくなりますよ。遊園地と違って入場料がいらないので、ドライブの際に気軽に訪れるといいでしょう。

沖縄本島から離れた石垣島でも星空を鑑賞できます。その星空を鑑賞できるのは石垣島やいま村の星空ビレッジというところです。このテーマパークは星空を見るだけではなく、星空教室で石垣島の星空について学んだり、らくがきプラネタリウムで自分の星座を作ることができます。星空についてもっと学びたい人にはおすすめしたいです。

ヤンバルクイナ展望台は国頭村の夜景スポットとして有名なところです。ここでは夜景を見るだけではなく、天体の写真を撮ることもできます。展望台は訪れる人々が少なく静かなところ。星空を落ち着いて鑑賞するにはうってつけです。なお、展望台までの道は夜になると暗くなるので、昼間に実際に歩いて確認してください。

夜に星空を見ながら遊ぶときは懐中電灯の準備や道のりの確認など注意点を考慮しなければなりません。特に懐中電灯がないと展望台までの道のりが確認できません。星空スポットの中には道が真っ暗になってしまうところもあります。あと、星空鑑賞の際に周りの人々に迷惑をかけないように、マナーを守ることも重要です。

ここまで夜でも遊ぶことができる沖縄観光スポットをまとめました。沖縄は夜になれば、ドライブやグルメ、ライトアップを楽しめる観光スポット中の観光スポットです。これらはデートや一人旅でも満喫できるほど魅力があります。もし沖縄観光に行ってみたなら、夜の時間帯に遊ぶのはいかがでしょうか。