沖縄のタコライスランキングTOP５を紹介！定番のキングタコスから人気店まで！

沖縄のB級グルメで人気の「タコライス」は、メキシコの郷土料理タコスを日本風にアレンジした料理で、タコスの具をご飯の上にのせて食べる料理です。辛みをつけた赤いサルサソースをかけて食べます。具には主に挽肉やレタス、トマト、アボカドなどを使い、味付けられた挽肉とカラフルな野菜が食欲をそそります。

沖縄では大衆食堂などでも、タコライスがメニューにあるくらい定番の人気メニューです。沖縄の吉野家では、タコライスを出すお店があるそうです。最近はカフェやレストランでも食べることができて、コンビニ店や弁当屋でも販売しているお店があります。今回は沖縄B級グルメのタコライスの人気店をランキング形式でご紹介します。

金武町（きんちょう）は、沖縄B級グルメのタコライス発祥の地です。米軍基地「キャンプ・ハンセン」のある街です。今でも英字の看板が立ち並び、アメリカンな雰囲気のある街です。タコライスは、基地の街だからこそ誕生した、アメリカと沖縄のコラボフードです。タコライスは、最初はタコス店のまかないだった説もあります。

沖縄で定番のタコライスはとてもボリュームがあり、大人から子どもまで大人気です。沖縄県民がこよなく愛するB級グルメのタコライスですが、金武町には、元祖タコライスの人気店「キングタコス」があります。沖縄のタコライスのお店で、絶対に外せない定番店や、比較的新しいタコライスの人気店をランキング形式でご紹介します。

第5位は宜野湾市にある「RuLer's TACORiCE（ルーラーズ タコライス）」です。タコライスの種類がとても豊富で、タコライスとアサイーの組み合わせが売りのお店です。一番人気は「BBQタコライス」です。挽肉の味付けにBBQソースを使ったタコライスで、かけるソースは、サルサではなくトマトベースの辛味ソースを使っています。

このお店は、8種類から選べるタコライスと、ポテトやタコスなどのサイドメニューを、コンボして楽しむことができます。「アボカドチーズタコライス」や「シーザータコライス」は女性に人気です。シナモンチュロスもおすすめです。アクセスは、ゆいレール「儀保駅」からタクシーで10分、車では儀保駅沖縄自動車道「西原IC」から5分です。

第4位の「赤とんぼ」は、リーズナブルで美味しいタコス＆タコライス専門の屋台です。黄色い外装が目印で、イートインスペースはありませんが、外にテーブルと椅子があり、購入してすぐにそこで食べられます。メニューも定番のタコスとタコライスだけで、分かりやすく、サイズは3種類あり、中サイズでもボリューム満点です！

タコライスのソースは、自由に好きなだけつけられます。地元の人や観光客にも人気のお店ですが、特に地元の高校生やOLのご用達の人気店です。アクセスは、ゆいレール「牧志駅西口」から徒歩10分です。国際通りから歩いて15分の、地元の人々で活気のある商店街、サンライズナハの外れにあります。駐車場も隣接しています。

第3位の「タコス屋」は、沖縄県内に3軒あるタコス専門店です。人気メニューは定番のタコスとタコライスが一度に味わえる「タコスプレート」で、フライドオニオン、ポテトもセットになっています。シンプルですが、安定した美味しさです。もちもちした皮とそぼろ肉のうまみ、レタスなどの野菜とのバランスが絶妙です。

ボリュームやお得感がかなり高いお店です。また、スタンダードなタコスやタコライスが味わいたい人はこちらのお店がおすすめです。「タコス屋新都心店」のアクセスは、 ゆいレール「おもろまち駅」と「古島駅」から徒歩6分です。真嘉比高架橋を新都心公園方面に曲がってすぐのところにあります。本店は国際通り沿いにあります。

第2位は那覇市の国際通り沿いにある老舗タコス屋の「チャーリー多幸寿（たこす）」です。このお店のタコライスは、ご飯の上に味付けをしたひき肉と2種類のチーズがのっています。味付けは、さっぱりとして食べやすく、ソースも見た目ほど辛くありません。タコスはビーフ、チキン、ツナの3種類があり、タコライスとのセットがお得です。

「チャーリー多幸寿」は、沖縄で最初のタコス店と言われています。創業者が作ったタコスは、とうもろこしと全粒紛を使った絶妙なバランスで、モチモチした食感が特徴です。タコライスは「チャーリーライス」と名付けられていて、このお店のオリジナルメニューです。タコスの人気店ですが、パスタやリゾットもあります。

お店の内装は、南国のおしゃれなカフェのような雰囲気です。1階に「琉球MARKET」というおみやげ屋が入っている建物の2階です。アクセスは国際通りの松尾交差点から徒歩約2分で、ゆいレール「県庁前駅」からも歩いて5分のところにあります。車では「沖縄南IC」から約15分です。近隣の市営駐車場が利用できます。

第1位は「キングタコス」で、このお店はタコライス発祥のお店です。ピンクの建物が目印で、お店の看板の赤は肉、白はご飯、黄色のロゴがチーズ、緑はレタスを表しています。閉店した「パーラー千里」がタコライス発祥のお店でしたが、同じオーナーが開店した「キングタコス」が継承したことにより、タコライス発祥のお店とされています。

「キングタコス」は「キンタコ」の愛称で親しまれていて、定番のタコライス以外にも、タコス、ハンバーガー、炒飯などもあります。2階にイートインができるスペースがあります。また、「キングタコス」は超人気店ですので、週末は特にお客さんで長蛇の列になります。元祖タコライスを味わってみたいと、県外からの観光客も殺到します。

タコライスの人気店「キングタコス」は金武本店以外にも、長田店、普天間店、美里店、あげな店、与勝店があり、それぞれで元祖タコライスが味わえます。「キングタコス 金武本店」は金武町繁華街の中にあり、アクセスは、沖縄バス「金武入口」バス停より徒歩約5分です。車では、沖縄自動車道「金武IC」から車で5分の場所です。

沖縄では、定番タコライスをふわふわトロトロの卵で優しく包んだオムタコライス、通称「オムタコ」も人気です。「オムタコ」は2003年に恩納村の海岸線にある第1号店で生まれました。「タコライスカフェ きじむなぁ」は、元祖オムタコのお店で、「オムタコ」は「きじむなぁ」の登録商標です。「きじむなぁ」は沖縄県内に4店舗あります。

「しまぶくろさんの もとぶタコライス」は、「タコライス家しましま」とも呼ばれるお店で、ピリ辛スパイスが隠し味のオムタコが食べられます。他にも、カリカリのおこげが香ばしい石焼タコライスもあります。お店は、美ら海水族館から車で10分の所にあります。テイクアウトも出来るので、ドライブ途中でも気軽に立ち寄れます。

モノレール「牧志駅」から徒歩1分の「アメリカ食堂サンズ・ダイナー」にも、オムライスとタコライスが一度に味わえる「オムタコライス」があります。オムライスもタコライスもどっちも食べたいという人にもおすすめです。ご飯の上のトロトロの卵が輝いています。他にもスポーツ選手もお気に入りの「石焼タコライス」などもあります。

沖縄のタコライスは、平皿にレタスなどの野菜が高く盛られているのが特徴です。崩れやすいので、ビビンバのように最初に全体を混ぜてから、食べるのが普通だと思っていました。沖縄県民の間では、混ぜずにお皿の外側からスプーンを入れて、うまくこぼれないように食べるのが定番のタコライスマナーのようです。

沖縄の定番メニューのタコライスは、スパイシーな挽肉とシャキシャキレタス、ソースのハーモニーが絶妙のB級グルメです。沖縄のおすすめ土産の中にも、レトルト食品のタコライスがありますが、やはり現地の足を運んで、本場の味、沖縄のソウルフードを、堪能して下さい。沖縄旅行でB級グルメで人気のタコライスの食べ歩きはいかがですか？