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由布岳登山!お鉢巡りは難易度高い?登山口別ルート徹底解剖!

由布岳登山!お鉢巡りは難易度高い?登山口別ルート徹底解剖!
投稿日: 2017年11月5日最終更新日: 2020年10月8日

大分県の温泉地としても有名な由布院温泉がある由布市は、由布岳をはじめ標高の高いいくつかの山岳に囲まれています。由布市の中でも代表的な由布岳では登山を楽しむことができるスポットとして非常に人気があり毎年多くの登山客が訪れています。

大分県の由布岳の登山に挑戦しましょう見出し

大分県由布市にある代表的な山岳である由布岳は外観から見えるその景色の美しさもさることながら、登山ができる山岳として地方からも多くの愛好家が訪れています。由布岳には3つの登山ルートが設けられ、道中いくつかの難易度が高い箇所もありますが初心者でも挑戦できることが魅力です。ここからは由布岳登山を紹介していきましょう。

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由布岳の魅力見出し

大分県由布市は周囲を山岳で囲まれた盆地となっており、観光地としての側面と大分県においての都市部としての両面を併せ持つ地域となっています。盆地を形成する山岳の一つ由布岳は標高1583mの活火山であり、街一体を見下ろすその光景は古来より信仰的な要素の強い山岳として知られてきました。

由布岳を含み大分県から熊本県に連なる山岳地帯は阿蘇くじゅう国立公園として指定されており、由布岳においては豊後富士とも呼ばれるほどの景色の美しさとなっています。そんな由布岳は登山が盛んであり登山ルートに沿って頂上を目指すことになります。5月に行われる安全祈願祭後の山開き以降に登山客が押し寄せます。

由布岳の麓には全国的にも有名な由布院温泉があります。温泉の規模は別府温泉に次いで全国で2位であるほどに人気が高く多くの観光客が訪れます。温泉やその街の通りから由布岳を眺めることできることも魅力であり、登山客にとっても登山で疲れた体を癒す温泉場として絶好のスポットとなっています。

由布岳の登山ルート1:中央登山口コース見出し

由布岳への頂上を目指す為に登山者は3つの登山口を選択することができます。それぞれのルートは登山における難易度の違いから初心者向けのルート、熟練者向けのルートと分かれています。まずそのうちの一つであるもっともスタンダードで利用者が比較的に多い中央登山口のルートを説明していきます。

由布岳の最も正面から登山口であり、その道中も比較的に穏やかである為初心者向けのコースとなっています。由布岳の頂上付近のマタエにおいて東峰と西峰のどちらかのルートを歩んでいくことになるのですが、登山としての装備や技術が必要になってくるのが西峰からのアタックになります。

中央登山口ルートは標高780mの現地入り口まで駐車場がありますのでバスや自家用車で行くことが可能となっています。全体的なコースとしては歩きやすく中腹の合野越で西登山口と合流することになります。登山口においてポストが置いてあり入山する前に万が一の備えとして住所氏名等の届を提出しておく必要があります。

由布岳の登山ルート2:西登山口コース見出し

由布岳の中央登山口から県道11号線のやまなみハイウェイを西へ進んでいくと飯盛ヶ城の麓が西登山口になります。標高500mの位置にあり駐車場などの設備はなくひっそりとした登山口になっています。中央登山口と比較すると登山口や道中が分かりづらく若干難易度が上がるルートとなっています。

西登山口から出発すると合野越にて中央登山口からのコースと合流することになります。ここからはマタエから頂上へと同じルートを辿っていくことになっています。合野越までを含む登山にかかる所要時間としては往復で約6時間程度かかってしまうので十分にゆとりをもって登山できるように注意しましょう。

西登山口は登山道の分かりづらさから難易度が上がり初心者には不向きではありますが、道中から見える景色の良さではおすすめのルートとなっています。またこのルートの特徴として合野越の分岐点において標高1067mの飯盛ヶ城に立ち寄ることも可能となっています。

由布岳の登山ルート3:東登山口コース見出し

由布岳の3つの登山では最も難易度が高いとされる東登山口になります。中央登山口からしまなみハイウェイから別府へ向かう東へと進む日向岳付近が登山口となります。標高は816mからの出発となり駐車場はありませんが路肩での駐車はできますが、近隣までバスで向かうことをがおすすめとなります。

中央登山口のように登山道を徒歩で進むルートと異なりロープ等登山グッズを用いるので、初心者には難易度の高いルートになっています。東登山口から日向越を経由して同じくマタエまで辿り着くことになります。所要時間はおおよそ5時間程度かかりますが、あくまでも熟練登山者での参考時間となっています。

お鉢巡りとは見出し

登山において頂上への到達時、その火口付近を一周することをお鉢巡りと言います。主に富士山の山頂で行われたものが始まりとも言われている登山での恒例行事であり、その火口付近を眺めることが醍醐味とされています。山頂によって一周にかかる時間や難易度は変わってきます。

日本における活火山での恒例行事として定着しているお鉢巡りですが、富士山をはじめ長野県にある剣ヶ峰、福島県にある吾妻小富士、そして大分県の由布岳となります。お鉢巡りは火口付近を時計回りで一周することが一般的とされていますが、状況や天候等場合によっては反時計回りで一周することもあります。

由布岳におけるお鉢巡り見出し

由布岳でお鉢巡りを行うにあたって初心者向きの東峰コースか、熟練者向きの西峰コースがあります。3つの登山口いずれからも頂上付近のマタエに辿り着くことになりますが、そこから東峰か西峰どちらかを選択することができます。由布岳のお鉢巡りの所要時間はおおよそ1時間程度からとなっています。

初心者向けと言われる東峰ルートに関しては、登山道が十分確保されていますので無理なく頂上を目指すことが可能となっていますが、西峰においては足場の悪い岩場となっておりいくつかの鎖場が配置してあります。十分な登山装備と熟練した技術が少なからず必要となってきます。

由布岳登山における服装や装備見出し

由布岳の登山は登山ルートによっては初心者であっても頂上まで十分に辿り着くことができる山岳であり、服装や装備も状況によっては異なってきます。由布岳も天候や標高が上がるにつれ気温の低下、足場の変化もありますので軽装での登山は避けた方が良いでしょう。

由布岳の登山での服装においては季節に応じて厚手のフリースやレインコート、靴に関してはトレッキングシューズが望ましいですが、出来る限り動きやすい履きなれたものが望ましいです。また装備としてロープや地図、ライト等が必要です。また道中給水ポイントがありませんので水分補給のための飲料も必ず必要になってきます。

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由布岳へのアクセス見出し

由布岳までのアクセスについては実に様々な方法が考えられます。基本的に初心者や軽装備でも挑戦できる山岳として、登山家ばかりでなく友人同士や家族連れでも訪れる由布岳はアクセスのし易さも魅力の一つと言えます。3つある登山口までの方法をそれぞれ説明していきます。

まずは中央登山口ですが、有料ですが唯一駐車場がある場所となっています。遠方からですと九州自動車道湯布院インターチェンジから由布院方面へ県道11号線に沿って数分で中央登山口に到着します。県道から目立つ位置に入り口の看板が立っていますのでわかりやすい道程といえます。

続いて西登山口においては、こちらも九州自動車道湯布院インターチェンジ下車後おおよそ県道11号線を由布院方面へと走らせおおよそ10分程度で到着します。こちらの登山口は若干入り口が分かりづらい為に注意が必要になります。ただしこちらの登山口には駐車場がありませんので自家用車ならば中央登山口がおすすめです。

東登山口においては大分自動車道別府インターチェンジ下車後に県道11号線を由布院方面へと走らせ猪瀬戸バス停に登山口があります。こちらの登山口にも駐車場はありませんが、路肩に十分なスペースがありこちらに自家用車を駐車させることが可能となっています。

由布岳への自家用車以外のアクセス方法としては電車やバス等の公共機関を利用することができます。電車の最寄り駅としてはJR由布院駅があり由布院駅前バスセンターから直接登山口へと向かうことが可能です。それぞれ中央登山口、西では丘本バス停、東であれば猪瀬戸バス停で下車することになります。

由布岳への登頂で美しい景色を満喫しよう見出し

由布岳の登山はいかがでしたでしょうか。初心者から熟練者まで十分に登山を満足できる由布岳は、天気が良ければ由布市の街並みを見下ろすことができ、登山の達成感と合わせて見事な自然が織りなす光景を見れる二つを同時に味わうことができます。ぜひこの機会に由布岳の登山に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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投稿日: 2017年11月5日最終更新日: 2020年10月8日

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