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イタリアの美術館のおすすめは?定番スポットや写真撮影可能な場所も!

イタリアの美術館のおすすめは?定番スポットや写真撮影可能な場所も!
投稿日: 2017年11月8日最終更新日: 2020年10月8日

イタリアはルネッサンス発祥の地であり、イタリア各地に充実したコレクションを誇る美術館が存在します。そんなイタリアの美術館の中でも、ダ・ヴィンチ、「最後の審判」やダヴィデ像などの芸術作品を見ることが出来る美術館を集めてみました。

観光名所でもあるイタリアの美術館見出し

イタリアは14世紀にルネッサンス文化が始まった国であり、数多くの巨匠と言われる芸術家を輩出してきました。そんなイタリアには、各地に大小さまざまな美術館が散らばっていますが、特に有名画家の有名な絵画を見ることが出来るおすすめ美術館のコレクションなどの情報をご紹介します。

イタリアのおすすめ美術館1:バチカン美術館見出し

イタリアのローマにある世界で一番小さい国、バチカン市国の中にあるのがバチカン美術館です。サンピエトロ大聖堂の隣に建つバチカン宮殿の中にあるバチカン美術館は、イタリアの中でも最大級のコレクションと来場者を誇る巨大な美術館で、500年にわたって集められたコレクションが展示されています。美術館内は写真撮影が出来ますが、フラッシュは禁止されています。

イタリアを訪れる観光客に人気のバチカン美術館は、一つの美術館ではなく、システィーナ礼拝堂、バチカン図書館、中世の教皇庁の一部など、複数の美術館から構成されます。バチカン美術館に入ってまず目を引くのは、出入り口近くのらせん階段です。らせん階段は二重構造になっていて、上りと下りがひとつになっている、とても面白いらせん階段です。

バチカン美術館は広大なので、見学には3時間から4時間ほどが目安になります。まずこれだけは外せない傑作は何といってもシスティーナ礼拝堂のフレスコ画「最後の審判」です。この世界的にも有名なフレスコ画には、審判を受けて天国と地獄の二つの世界に振り分けられる人々が400人も描かれています。

その他にもラファエロ作の「キリストの変容」も必見です。絵画の上下で違うシーンが描かれている美しい絵画です。レオナルド・ダ・ヴィンチ作の「聖ヒエロニムス」は荒野で修行をする聖ヒエロニムスが描かれていて、その苦しい表情のリアルさに圧倒されます。バチカン美術館にはドレスコードがあり、ショーツ、ミニスカート、ノースリーブのトップなど、肌の露出が多い服装では入ることができません。

住所:Viale Vaticano 00165 Roma Italy

バチカン美術館を攻略!見所は?予約方法や入場料もご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
バチカン美術館を攻略!見所は?予約方法や入場料もご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
世界最小国家バチカン市国内にある宮殿は、14世紀に歴代法王の住居となってから大部分が博物館や美術館、図書館から成る知識と英知の宝庫となりました。一度は訪れたい神聖な観光地として有名な、この世界最大級バチカン美術館に焦点をあてバチカン美術館攻略法を紹介します。

イタリアのおすすめ美術館2:ウフィツィ美術館見出し

イタリアのフィレンツェにあるウフィツィ美術館は、収蔵品の量と質ともにイタリアで最高、世界でも屈指の規模の美術館です。フィレンツェの観光スポットの中でも人気があり、行列が見られることもしばしばあります。ウフィツィ美術館は。イタリアの中世時代に栄華を誇ったメディチ家の美術品の多くが収蔵されていて、特にイタリアのルネッサンス期の名作が充実しています。

ウフィツィ美術館の建物は16世紀に建てられたもので、もともとは行政機関のオフィスになっていました。ルネッサンス様式の建物は、外観と内装ともに華美で豪華で、その中に並ぶ数々の彫刻などの美術館が並ぶ風景は圧巻です。以前は写真撮影は禁止されていましたが、近年になってフラッシュを使用しないのを条件に、写真撮影が可能になりました。

ウフィツィ美術館はイタリアのルネッサンス絵画の宝庫とも言われ、イタリアのルネッサンス期に大成した巨匠の名画の数々が時系列に並んでいます。ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」、カラヴァッジョの「バッカス」など、一度は見たことのある有名な絵画の実物を見ることができます。

住所:Piazzale degli Uffizi 6 50122 Firenze Italy

ウフィツィ美術館の見どころや作品紹介!イタリアの本場アートに触れる旅! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
ウフィツィ美術館の見どころや作品紹介!イタリアの本場アートに触れる旅! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
後にヨーロッパの画家達に多大な影響を与えたルネッサンス期の3大巨匠の名画が並ぶウフィツィ美術館。メディチ家の財力を結集したルネッサンスの国宝全てがここにあるとも称されます。優れた芸術家を生んだ当時のフィレンツェの文化をここウフィツィ美術館で堪能しませんか?

イタリアのおすすめ美術館3:アカデミア美術館見出し

イタリアのフィレンツェにあるアカデミア美術館は、16世紀にメディチ家によって設立された美術学校に併設する美術館です。アカデミア美術館といえば、ミケランジェロ制作の有名な彫刻「ダヴィデ像」が展示されていることで知られています。この「ダヴィデ像」はもともとはヴェッキオ宮殿の前に建っていましたが、風化を避けるためにアカデミア美術館に移されました。

アカデミア美術館のなかで観光客に最も人気があるのが「ダヴィデ像」ですが、その他に6つのミケランジェロの作品が展示されています。芸術作品の展示内容は幅広く、ボッティチェリなどの絵画から宗教画であるアイコン(イコン)など様々ですが、その他にもストラディバリのヴィオラを始め、メディチ家の家紋が入った楽器も展示されています。

住所:Via Ricasoli 58/60 50122 Firenze Italy

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イタリアの観光地20選!名所として外せないスポットが満載! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
ローマ帝国から中世都市国家と歴史あるイタリアには旅行で訪れたい多くの観光地や名所である建物があります。またアルプスなどの自然豊かな観光地もあるため、幅広い観光地があるのも魅力です。そんなイタリアのおすすめの観光地と名所をご紹介します。

イタリアのおすすめ美術館4:ボルケーゼ美術館見出し

イタリアのローマにあるボルケーゼ美術館は、シエナ出身の名門貴族であるボルケーゼ家の邸宅として建てた建物で、現在ではイタリア・ルネッサンス期からバロック期の収蔵品で知られる人気の美術館です。規模としてはウフィツィ美術館やバチカン美術館のような大きさではないので、2時間ほどで見て回ることができます。

ボルケーゼ美術館で必見なのは、1階部分にあるバロック期の彫刻の数々ですが、特にベルリーニ作の「プロセルピナの略奪」と「アポロンとダフネ」で、そのリアリティと精巧さには息を飲みます。2階部分には絵画が展示されていて、見どころはラファエロの「一角獣を抱く貴婦人」や「キリストの遺骸の運搬」です。写真撮影は可能ですが、フラッシュは厳禁です。

住所:Piazzale del Museo Borghese, 00197 Roma Italy

イタリアのおすすめ美術館5:バルベリーニ宮(国立古典絵画館)見出し

イタリアのローマにある人気観光スポットでもあるバルベリーニ宮は、17世紀のフィレンツェの有力貴族バルベリーニの邸宅として建てられ、1949年に美術館として公開されました。国立古典絵画館という名前からも分かるように、バルベリーニ宮には13世紀から18世紀までの絵画が展示されています。

バルベリーニ宮では各階に違った年代の作分が展示されていて、コレクションには名画といわれる絵画が数多く存在します。リッピの「受胎告知と二人の寄付者」やカラヴァッジョの「ホロフェルネスの首を斬るユディト」などの聖書に登場するシーンを描いた絵画や、ラファエロが恋人を描いたという「ラ・フォルナリーナ」(若い婦人の肖像)などが見どころです。写真撮影は不可となっています。

住所:Via Barberini 20 00036 Palestrina Italy

イタリアのおすすめ美術館6:スフォルツェスコ城美術館見出し

イタリアのミラノにあるスフォルツェスコ城美術館は、もともとはミラノの有力貴族ヴィスコンティ家の居城として建てられました。その後、何年もかけて改装と増築を繰り返し、ヨーロッパでも最大規模の城塞になりました。ナポレオンの時代に色の一部が破壊され、現在でも残っているのは4分の1ほどです。

スフォルツェスコ城美術館で有名なものと言えば、ミケランジェロが死の直前まで彫っていたと言われる未完の作品「ロンダニーニのピエタ」と、レオナルド・ダヴィンチのが壁画と天井画を残したと言われる「アッセの間」です。その他の見どころとしては、当時使われた鎧や武具、ステンドグラスなどの展示も人気があります。

住所:Piazza Castello 20121 Milano Italy

イタリアのおすすめ美術館7:ブレラ美術館見出し

イタリアのミラノにあるブレラ美術館は、ブレラ絵画館とも呼ばれる通り、イタリアの名画のコレクションで知られる美術館です。観光客にも人気のブレラ美術館は、もともとは17世紀に建てられたイエズス会の施設だったものが、ハプスブルク家の女帝マリア・テレジアによって美術アカデミーとして創設されました。

ブレラ美術館には、巨匠と呼ばれる画家たちの作品がいくつも並んでいますが、中でも有名なのがマンティーニャの「死せるキリスト」と、ラファエロの「マリアの結婚」です。「死せるキリスト」の沈んだ色彩と「マリアの結婚」の明るい色彩のどちらも優劣をつけることができない美しさです。写真撮影はフラッシュとセルフィースティックが禁止されていています。

住所:Via Brera 28 20121 Milano Italy

イタリアのおすすめ美術館8:サン・マルコ美術館見出し

イタリアのフィレンツェにあるサン・マルコ美術館は、もともとは修道院だった建物の一部で、特にフレスコ画で有名な美術館です。サン・マルコ美術館で一番有名なものといえばフラ・アンジェリコの「受胎告知」ですが、この15世紀のフレスコ画を見るために多くの観光客が訪れます。写真撮影は可能ですが、フラッシュは禁止されています。

住所:Piazza San Marco 3 50121 Firenze Italy

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イタリアの花の都フィレンツェ。歴史的建造物、白い壁に赤い屋根の家々が並ぶ美しい場所として日本人にも人気の観光スポットです。今回は、フィレンツェの観光でおすすめのスポットベスト11をご紹介いたしますので、フィレンツェ旅行の参考にしてください。

イタリアの美術館を楽しむ!見出し

イタリアの観光地は美術館の宝庫でもあり、美術館が人気の観光スポットにもなっています。古城や宮殿などが美術館として公開されている場合も多く、そのような美術館は建物自体がまさに美術品のような美しさです。そんなセッティングでの芸術鑑賞は、まさに肌で感じる芸術とも言えます。イタリアで歴史と美術を楽しむ旅をおすすめします。

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