世界の朝食で異文化を体験！各国の定番のメニューをご紹介！

日本の朝食といえば、やはりご飯にみそ汁と玉子焼きが定番とされていますが、果たして世界各国の定番朝食とは一体どんなものなのでしょうか?今では日本にいながら世界の朝食が食べられるレストランまであるほどです。そんな各国の異文化が体験できる世界の朝食について定番のメニューをたっぷりとご紹介してまいります。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その1はアメリカ合衆国の「オムレツ」をご紹介いたします。日本でも定番の朝食メニューで、和洋問わずどこのレストランでもいただけるお決まりの朝食メニューです。アメリカ合衆国の「オムレツ」は、味付けがシンプルで玉子の中にたっぷりの具材が入っているのが特徴です。

タンパク質たっぷりの朝食であるアメリカ合衆国の「オムレツ」は、玉子の中にタマネギやほうれん草などたっぷりの野菜が含まれたボリュームのある仕上がりとなっています。付け合わせにはベーコンやソーセージ、トースト、ポテトが添えられているのが一般的で、アメリカ人が大好きなトマトケチャップをたくさん付けていただきます。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その2はイギリスの「イングリッシュ･ブレックファスト」をご紹介いたします。日本ではバーや欧風料理のレストランでもいただけるメニューです。イギリスの伝統的な朝食として歴史が古く、評判があまり芳しくないイギリス料理の中でもこれだけは美味しいと評判の朝食です。

伝統的な朝食であるイギリスの「イングリッシュ･ブレックファスト」は、イギリスで一番美味しい料理とも言われるほどの定番メニューです。ふわふわのスクランブルエッグ、ベイクドトマト、カリカリのベーコン、ソーセージ、ベイクドビーンズ、ポテト、そして三角の薄切りトーストがワンプレートになった大満足の一品となっています。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その3はフランスの「プティ･デジュネ」をご紹介いたします。日本ではフレンチのレストランや欧風カフェなどでもいただけるお店があります。ネーミングもフランスらしいオシャレな印象を抱くこのメニューは、ワンプレート方式で忙しい朝にもピッタリの朝食メニューです。

オシャレな印象の朝食であるフランスの「プティ･デジュネ」は、ワンプレートにすべての料理がのった大変食べやすい効率的な朝食です。フランス定番のバゲットをメインに、お好みのジャムやチョコレートなどをたっぷりと塗って、搾りたてのジュースなどドリンクと一緒にいただけば栄養満点です。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その4はドイツの「フリューシュトック」をご紹介いたします。日本ではドイツ料理のレストランでも提供しているお店があります。「フリューシュトック」は料理メニューの名前ではなく、ドイツ語で朝食全般の意味を指す言葉となっています。

ソーセージとビールというイメージが強いドイツですが、ドイツでは朝食は冷たい食事が定番となっており、食べる回数も2回と他国にはあまりない独特の朝食文化があります。「フリューシュトック」は、固めのパン、ソーセージ、ハム、チーズ、玉子にコーヒーと、ドイツらしい至って質実剛健な内容となっています。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その5は北欧･デンマークの朝食をご紹介いたします。日本ではデンマーク料理のレストラン自体があまり存在しませんが、実はデンマークという国は隠れた美食の国としても知られ、首都のコペンハーゲンにはミシュラン三ツ星の名店が数多く存在しています。

そんな美食の国であるデンマークの朝食は、日本ではあまり一般的ではないライ麦パンや白パンなどが主流で、それにチョコレートが添えられているのが特徴です。コーンフレークやミューズリーなどのシリアル系も近年は人気です。週末や休日など特別な日には玉子やフルーツなども出され、ボリュームや彩りもいっそう増します。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その6はベルギーの「ワッフル」をご紹介いたします。日本ではもうベルギーといえば「ワッフル」とすぐ思い浮かぶほどの大定番メニューで、日本においてはレストランでいただくよりもファストフード感覚で食べられる我々にとっても非常に身近な料理です。

日本人にも大変馴染みのあるベルギーの「ワッフル」は、本国のベルギーではおやつだけではなく、朝食としても食べられるれっきとしたメニューとして認識されています。ベルギーでは朝食と昼食はできるだけ軽めに済ませ、メインの夕食をしっかり摂る習慣があるので、「ワッフル」のようなライトに食べられるものが朝食にはベストなんです。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その7はスイスの「ロスティ」をご紹介いたします。日本ではあまり見られないスイス料理の一部のレストランでは提供するお店があります。スイス料理といえばハイジの世界に出てきそうなパンやチーズを想像しますが、「ロスティ」はジャガイモで作られたスイスの名物料理です。

スイスの朝食である「ロスティ」は、ジャガイモを細くスライスしたフライドポテトを一つの形にしてまとめたような料理です。炭水化物と油がたっぷりの料理なのでカロリー摂取には抜群で、腹持ちがよいのでこれ一品だけでも十分満腹になるほど。表面はカリカリでしっかりと焼かれているので、アツアツでジューシーなのも嬉しいです。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その8はロシアの「カーシャ」をご紹介いたします。日本ではロシア料理のレストランでコース料理などでもみられるメニューです。ロシア料理といえば紅色をした煮込みスープであるボルシチが思い浮かびますが、この「カーシャ」は日本人にも馴染みやすいお粥の料理です。

さまざまなメニューがあるロシア料理の中でも、定番の朝食といえるのが「カーシャ」です。いわゆるお粥料理でくたくたになるまで煮込まれているために消化がよく、万人にも食べやすい朝食にはピッタリのメニューといえます。ロシアでは水だけでなく、牛乳を用いて濃厚かつクリーミーに作られるのが特徴です。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その9はモロッコの朝食をご紹介いたします。日本ではモロッコ料理はあまり馴染みがありませんが、世界各国にはモロッコ料理のレストランがあちこちに存在するなど美食として人気です。アフリカ、アラブ、ヨーロッパそれぞれの文化がミックスした独自の料理として知られています。

モロッコの朝食として有名なのが、四角い形をしたクレープの「ムサンマン」や、プツプツと小さな穴がたくさん空いたパンケーキの「バグリール」などが定番の朝食とされます。付け合わせにはバジルなどを和えた野菜や、ジューシーな目玉焼きなどが添えられています。全体的にスパイスの効いた中東風テイストの濃い料理が並ぶのが印象的です。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その10はインドの朝食をご紹介いたします。日本ではインド料理といえば外国料理の中でも人気の高い料理で、都市部では街の至るところにレストランがあるのでいつでも気軽に食べられるのが嬉しいポイント。また、インド料理は地域によってかなり食文化が異なるのが特徴です。

インドといえば一番最初に思い浮かぶのがやはり「カレー」ですが、インドでは朝食でも食卓に「カレー」が並ぶことも珍しくありません。インド人は早起きが多く、早朝からしっかりと手の込んだ料理を食べる人が多いのだそうです。合わせるのは定番の「ナン」や「チャパティ」で、南インドでは「イドゥリ」という発酵した米粉を食べます。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その11はブラジルの「カフェ･ダ･マニャン」をご紹介いたします。日本ではブラジル人が多いとされる群馬県や静岡県の一部にあるブラジル料理のレストランでいただけます。多文化の国であるブラジルは、朝食に限らず料理全般として他国の食文化の影響を強く受けているのが特徴です。

多文化の国であるブラジルの朝食として伝統的なメニューが「カフェ･ダ･マニャン」です。カフェの名のとおり、コーヒー、パン、オレンジやマンゴーといったフルーツがセットになった、日本でも定番の喫茶メニューと近い内容のものです。タピオカ粉でつくられたチーズ風味のパン、ポンデケージョなどがブラジルらしい一品といえます。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その12はオーストラリアの「コンチネンタル･ブレックファスト」をご紹介いたします。日本ではアメリカ料理などのレストランでいただけるアングロサクソン国家では定番の朝食です。オーストラリアは元々イギリスの植民地だったため、朝食でもその影響が色濃く残っています。

オーストラリアの朝食である「コンチネンタル･ブレックファスト」は、スクランブルエッグ、ベーコン、グリルトマト、マッシュルームといった具材にトーストが付いたイギリス風の朝食が一般的です。また、オーストラリアではパンに塗るものとして有名な「ベジマイト」がありますが、外国人にはかなりの不味さで評判です。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その13はタイの「ジョーク」をご紹介いたします。日本ではタイ料理のレストランも近年増え、その辛さと独特の風味にハマってしまう女子も多いようですが、この「ジョーク」は粉々に潰してじっくりと煮込んだ朝にはピッタリの身体に優しいお粥料理です。

タイの定番朝食である「ジョーク」は、いわゆるお粥料理としてタイでは親しまれているメニューですが、日本のお粥とはやや味や食感が異なるのが特徴です。暑いタイにおいても身体を芯から温めるのは大事で、健康的であったり、お腹が空いていなくてもスッと食べられたりと地元タイ人には好評の朝食なんです。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その14は韓国の「ホットサンド」をご紹介いたします。日本でも朝食として食べられることが多いメニューですが、韓国の「ホットサンド」は自宅やレストランなどで食べるというよりは、街中の至ることにある屋台で食べるテイクアウト型の定番朝メニューとして認識されています。

韓国の定番朝食である「ホットサンド」は、アツアツの鉄板にバターをたっぷりと塗り、その上にトーストされた食パン、たっぷりのキャベツ、玉子焼き、ハム、ケチャップなどを挟んだボリューミーな料理です。韓国における屋台の朝メニューとして大定番のもので、日本人観光客にも人気のある朝食メニューとなっています。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その15は中国の「豆乳と油条」をご紹介いたします。日本では中国料理のお店が数えきれないほど存在しますが、このメニューは中国人の朝には欠かせない料理として非常にメジャーな食べ物です。ちなみに油条とは、日本でいう揚げパンを細くしたようなものです。

中国における朝食の中で「豆乳と油条」は欠かせないメニューとして知られています。中国では未だ、牛乳よりも豆乳を飲むことが一般的のようで、中には甘い味の豆乳もあります。油条は油の棒という意味から名付けられたもので、細くてサクサクの揚げパンは食感がよく腹持ちもよいので忙しい中国人にはもってこいのメニューです。

一度は食べてほしい世界各国にある定番の朝食メニュー、その16は台湾の「豆漿」をご紹介いたします。日本ではあまりお目にかかれない料理ですが、台湾においては非常にポピュラーな朝食として有名です。「豆漿」はいわゆる豆乳のことで、台湾で朝食を提供するお店では必ずといっていいほどメニューに存在している料理です。

台湾におけるメジャーな朝食である「豆漿」は、アツアツのもの、温かいもの、冷たいものからそれぞれ選べます。この「豆漿」とともにいただくのが、ふわふわで蒸し立てジューシーな肉まんです。肉の旨みをたっぷりと味わいつつ、さっぱりとした後味の豆乳と一緒に味わえばあなたも立派な現地の台湾人になれます。

各国の異文化が体験できる世界の朝食について、16ヶ国の定番メニューを余すところなくご紹介してきました。皆さんにとって気になるようなメニューは見つかりましたか?日本国内にも各国の朝食が食べられるレストランがありますので、これをきっかけに是非世界各国の朝食メニューを味わってみてはいかがでしょうか。