福岡県民絶賛！幻の菓子パン「マンハッタン」とは？人気の秘密についても！

福岡県には明太子、もつ鍋、博多ラーメンなど全国的に有名なご当地グルメがたくさんありますよね。ですが福岡には全国的にあまり知られていないけれど、現地の皆さんから長く愛され続けているソウルフードがあるんです！今回はその中でも福岡県で人気のご当地パンについて紹介していきます。

福岡県の人なら誰でも知っているパンメーカーで、九州・四国・中国地方でのみ販売されています。地方に住まれていた方々は経験があるかもしれませんが、地元に売っているものが他の県でも売っていると思い、上京してみると全く売っておらずショックを受けるなんて事がよくあると聞いたことがあります。

リョーユーパンもそういった事があるようで、このパンメーカーを知っている方は全国区にリョーユーパンがあると思っている方も多いようです。が、先ほど挙げた地方以外では手に入りません！中でも福岡県ではかなりメジャーなパンメーカーのようで、地域に長く根付いているメーカーです。

地域の皆さんはリョーユーパンを食べて大人になったと言えるでしょう。スーパーやコンビニでこのパンが手に入るようで、「故郷の味」と呼んでいるようです。そしてリョーユーパンで1番人気の「マンハッタン」の歴史や味、それからそれらのご当地パンは通販でも購入できるのか？についても紹介していきます。

では、そのリョーユーパンとはどういった意味なのでしょうか？リョーユーパンはパンの名前ではなくパンメーカーの名前で、その始まりは昭和25年、元々は「唐津糧友製パン」という名前だったものが、平成6年に現在の「リョーユーパン」という名前に変わりました。

リョーユーパンの「リョーユー」というのは、以前の名前の「糧友」という文字をカタカナにしたものだったんですね！補足ですが、このリョーユーパンは人気テレビ番組でも紹介されたり、なんとあの人気漫画のお話にも登場したそうです。実際に販売している地域以外の方々にもリョーユーパンを知る人が増えていってほしいですね。

リョーユーパンの商品の中で最も人気なのはやはりマンハッタンです。マンハッタンは昭和49年から販売開始され、そこから常に売り上げ上位を守り続けています！現在もなお根強い人気を誇るマンハッタンは、小さな子供からお年寄りまで幅広い世代に愛され続けているのです。

そんなマンハッタンの名前の由来や気になるその味は？それからなんと季節ごとに変わる限定商品まであるんです！さすがはダントツ人気のマンハッタンですね。ガッツリとファンの心を掴んで離さないその理由を紹介していきます。紹介しているうちにお腹がすいて来そうです。

発売当時から大人気のロングセラー商品となったマンハッタンですが、初めてそのパンの名前を聞いたら誰でも始めに思いつくのはアメリカのニューヨークではないでしょうか？ですが、その発想はそれで正解でした。その由来もいきさつも実にシンプルなものです。

このパンの由来はまさしくニューヨークのマンハッタン島で、リョーユーパンの開発者がニューヨークでドーナツを食べ、それを参考にして作ったのがマンハッタンです。そしてそのままその地名をパンの名前にしたそうです！発売当時マンハッタンは、学校の売店ではすぐに売り切れる事が多く、「幻のパン」という異名までついたそうです。

次にマンハッタンの気になるところは味ですよね！そこが1番の人気の秘密でもありマンハッタンというパンの特徴です。なんといっても、少し硬めの生地とそこにたっぷりとかかったチョコレートが相性抜群です。一度食べるとクセになる美味しさで、牛乳とも合います。

食感はサクサクで、発売当時はドーナツにサクサクという食感は無かったためそこを捉えて商品化されたマンハッタンは一気に人気が出ました。どこか懐かしくてほっこりとするマンハッタンの味、この味とともにご当地の皆さんは育ってきたのですね。そんな魅力的なマンハッタンをどうぞ味わって見てください。

多くの地域の方々から愛されるマンハッタンですが、ノーマルタイプ以外にも貴重な期間限定マンハッタンがあるそうです！沢山のご当地のファンの皆さんからの気持ちに応えたいとリョーユーパンが思考を凝らして作ったそうで、季節ごとに限定品が出るとなれば、日々の楽しみも増えるはずです。

2014年の10月に40周年記念で発売されたのは、「プレミアムマンハッタン」です。全てにおいてプレミアムな「ストロベリー×ラズベリー」、「カシューナッツ×ピスタチオ」、「ヘーゼルナッツ×ブラッククランチ」の３種類です。どれもプレミアム感満載です！

そのほかにも沢山あり、「レモンマンハッタン」、「贅沢チョコのマンハッタン」、「アーモンドクランチ」、「ストロベリーマンハッタン」などなど。長い歴史を持つパンメーカーが、近年でも新しい商品を作り続けているなんて、それも人気が続いている秘訣でもあるんです！

リョーユーパンの中には、マンハッタンの他にも人気のパンがたくさんあります。その中の1つが牛乳サンドです！牛乳サンドは1986年に発売開始されました。ふわっふわのミルクパンにミルク風味のクリームを挟んだシンプルな見た目の牛乳サンド、どんなお味なんでしょうか？

こちらのパンはちぎって食べるタイプで、コーヒーやココアを一緒に飲みながら食べるのがおすすめです。挟んであるクリームはちょっとばかり少ないようなのですが、ご当地の方々はそれがまたシンプルでいいんだそうです。子供から大人まで誰もが好きそうな味で人気があるそうです。

次に紹介するパンは、マンハッタンと同じくリョーユーパンのロングセラー商品となったヤキリンゴです！りんご風味のバタークリームをサンドしたブッセで、1袋4個入りとなっております。ほんのりとしたりんご風味のクリームと柔らかい生地が合い、小腹が空いた時や小さいお子さんのおやつにも持って来いです。

ご当地の皆さんはひと手間加えてさらに美味しく味わっているそうで、なんでも冷蔵庫で冷やしたり、凍らせてケーキアイスにしても美味しいんだそうです！一口食べると止まらない味なんだとか。同じ商品でもこうして色んな方法を知っていればより楽しく味わう事ができそうです。

美味しそうで種類も多く、魅力に溢れるリョーユーパンを九州や四国、中国地方に住んでいなくてもどうにか食べたい！と思われる方も多いはずです。ですが、残念ながらリョーユーパンは通販では買う事ができないようです。そうなるとやはり実際に足を運んでゆっくりと寛ぎながら召し上がるのがおすすめです。

または、お土産として買うか、買って来てもらうのもいいですね。「良品づくりで会社に貢献する」といった目標を掲げているリョーユーパンは商品の賞味期限も短く、そういったことも通販などを行わない理由の1つではないでしょうか。ですがその分パンの味や品質も良く、長く愛されるパンとなっているのです。

通販で購入できないのはとても残念ではありますが、この機会にご当地へ出掛け九州の美味しいグルメを味わい、そしてスーパーやコンビニなどでリョーユーパンを見つけたらぜひ食べてみてください！例え通販で販売されていたとしても実際にご当地で食べれば、そこで味わった時にしか分からないものを感じられるはずです。

それから、リョーユーパンのパンはとても美味しくて一口食べると止まらなくなってしまうものが多いですが、1つのカロリーはかなり高めです。マンハッタンは1個406kcal、牛乳サンドは1個446kcal、ヤキリンゴは1袋608kcalです。くれぐれも食べ過ぎには注意が必要です！

地元や地域に深く根付いているリョーユーパンは、商品が美味しいという以外にも、商品を心待ちにしてくれている方々がたくさんいるという事と、そしてそれに答えようと試行錯誤している姿が素晴らしいですね。1つのパンでもそれに関わったたくさんの人の思いやそれを手に取り買う人の思いなど、色んな思いがたくさん詰まっています。