福岡の釣り情報まとめ！人気のポイントから穴場や釣り堀までご紹介！

海岸線がすぐ近くにある福岡は、近いところでは都心から車で10分ほどで行ける釣り場もあり、日常の生活の中に溶け込んでいると言っても過言ではありません。週末になればちょっと小1時間ほど車を走らせば絶好の釣り場に行くことができます。ここでは、そんな釣り王国、福岡で人気の釣り場ポイント、おすすめ穴場情報など紹介します。

福岡がなぜ釣り王国と言われるのか。その理由は、ひとつには海岸線の長さです。福岡市に限って言えば、その海岸線の長さは133.6kmで政令都市の中で3番目です。北九州市は、何と226.3kmの政令都市の中でダントツ1位です。この福岡県の2つの都市で合わせて359.9kmにも及びます。大都市近郊に釣り場がある非常に恵まれた環境です。

福岡が釣り王国と言われるもうひとつの理由、それが釣果の種類の多さと品質の高さです。福岡の海岸線北西部には玄界灘が広がっています。その玄界灘には、南西から北東へ流れる暖流と寒流が混ざり合う対馬海流が流れ、世界的にも有数の漁場となっています。そうした品質のいい魚が豊富に釣れることで多くの釣りファンに人気です。

高層ビルがそびえ、お隣にヤフオクドームや福岡タワーのある百道エリアがすぐそばに見えます。実際、福岡は海岸線に出ればどこでも釣りの穴場になってしまいます。ご覧のようにルアーを使っての投げ釣りで釣り堀のように面白いほど釣れますし、釣れる魚種もいろいろ釣れて一度始めたら病み付きになってしまうほどの楽しさがあります。

糸島半島中央部志摩町にある野北漁港は、近年ミズイカ狙いのメッカとして有名で駐車場には他県ナンバーの車を数多く見かけます。福岡市の中心、天神界隈から車で約1時間という至近距離のところにあり、且つ本格的な釣りを四季を通して楽しむことができます。多くの釣りファンが訪れる福岡の中でも人気の釣り場としておすすめです。

釣り場のポイントは、大波止、河口隣の小波止、漁港南側など狙えるポイントがいくつもあります。中でも大波止は、内側、外側の両側から狙える人気のポイントです。特に内側の波止は幅が広く、家族や初心者なども安心して釣りが楽しめます。また屈折部は、潮の流れや地形の変化があって魚がつきやすく、狙い目のおすすめポイントです。

野北漁港大波止の先端部分には大きなテトラが入っており、ここではウキ釣り、エギング、穴釣りの絶好ポイントとなっています。テトラ部分は滑ったり転倒の恐れがあるので注意が必要です。また外側の犬走り部分は、チヌの好ポイントとして知られていますが、かなり幅が狭く海面まで8から10mぐらいの高さがあるのでここも要注意です。

内側では、ウキ釣りでチヌ、ちょい投げ釣りでは、キスやカレイ、マダコなどが釣れ、ソルトルアーを使って、カマス、アジ、メバル、アラカブなど。外側では、ウキ釣りでアイゴ、メジナ、アジなど、ソルトルアーを使って、ヤズ、ネリゴ、サゴシなどが狙えます。ここは色んな釣り方で色んな魚が釣れる、魅力溢れるおすすめの釣り場です。

須崎埠頭は、福岡市繁華街、天神から車で5分ほどの至近距離にあって、思い立ったらすぐにでも行ける抜群の場所にある釣り場です。埠頭の東側と先端の両側は立入禁止となっていて、西側と先端中央部のみが釣り場となっています。すぐ近くまで行って車を止めることができ、足場もよく水深もあることから人気の高い釣り場です。

基本的には、いろんな種類の魚が釣れ、埠頭先端中央部では、カレイやスズキ、タチウオなど。埠頭西側では、アジ、ハゼ、メバル、クロダイなどが釣れます。車は横付けできますが、九州における重要な穀物流通基地として大型トラックや重機が往来する場所なので、迷惑駐車など駐車場所に関しては周囲をよく見るように注意が必要です。

福岡市東区和白方面の北側海岸線にある大きく広い奈多漁港は、海の中道へ行く途中にあり、福岡市の繁華街天神から車で約30分ちょっとの距離にあります。ここは、地元の常連さんが多いことで有名で、特に人気のスポットは、地元の年配の方が通い続ける、通称「年金波止」と呼ばれる場所で、奈多漁港の西側波止の内側になります。

年金波止は、釣り方しだいで、アジ、カマス、ハゼ、マダコ、メバル、サヨリなど、色んな魚種が狙える奈多漁港おすすめの人気スポットです。また東側波止テトラ付近では、投げ釣りでのキスやカレイ、ソルトルアーを使って、ヤズ、ネリゴ、サゴシなど、またエギングでのミズイカなどが狙えます。立入禁止ポイントも多いので要注意です。

福岡市の海の中道から陸続きで渡れる志賀島は、周りを海で囲まれたくさんの釣りポイントがあります。中でも弘漁港は有名な釣り場で、玄界灘から博多湾へ流れ込む潮の入口になり、時節毎の魚が他の釣り場に比べていち早く狙えることや、都心部から車で約1時間以内で来れることもあり、多くの釣りファンにとって人気の釣り場です。

福岡県の二大都市である福岡市と北九州市を結ぶ中間点に位置する津屋崎漁港は、釣りファンだけでなく、福岡市と北九州市の両方から多くの釣りファンが訪れ、古くから人気の釣り場となっています。この津屋崎漁港界隈には、津屋崎海水浴場に広がるサーフや沖へ伸びて先端部分に赤い灯台がある赤灯波止があり、人気の釣りポイントです。

赤灯波止では、キスやハゼ、メゴチ、カレイなど、投げ釣りを楽しむ家族連れで賑わいます。また県立水産高校前の岩壁は、足場がよく車が横付けできることから赤灯波止まで行かずにここで釣りを楽しむ人が多い穴場になっています。水銀灯があるので、夜釣りでエギングやメバリング、アジングをしている釣り人も多い穴場です。

福岡県福津市を流れる西郷川河口付近は、多くの魚が狙える絶好の釣りの穴場となっていておすすめです。ハゼやキス、ウナギやクロダイ、スズキなど、さらにはヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュ、秋口にはイワシやアジが狙えます。ここでの注意点は、潮の大小に拘らず、満潮前後を狙うのが効果的で大物が狙える場合もあります。

西郷川河口付近では、浅瀬にも拘らずダツが釣れる場合もあります。ダツは鮫よりも怖いといわれ、小魚の鱗に反射する光に敏感に反応し時速60kmで突進する習性があり、注意が必要です。実際人体に刺さって死傷するケースも多々あり、しかも刺さった後に抉るように回転しさらに傷口が広がるといわれます。釣りの際には要注意の魚です。

福岡市の繁華街天神から車で約1時間、糸島半島にある福岡市海づり公園は、家族で気軽に釣り堀などを楽しめる総合海洋レジャーパークです。海上沖386mの渡り桟橋の先に、T字の形をした幅6m長さ120mの第1釣台と幅6m長さ180mの第2釣台、それに売店横のマダイ釣り堀などがあり、大人から子供まで楽しめるおすすめの施設です。

Instagram投稿の写真は、管理棟東側第2釣台です。釣れる魚は、チヌ、メバル、アジ、スズキ、などのほかカレイやヒラメ、カマスやサヨリ、カワハギなど食卓でお馴染みの魚が数多く釣ることができます。無料のライフジャケット、貸し竿とリールの貸し出し、エサや仕掛けは売店での販売など手ぶらで来ても釣りを楽しむことができます。

売店横にはマダイの釣り堀があり、豪快なマダイ釣りを楽しめます。釣り堀には800g前後のマダイが入っており、釣った魚は1kg1800円で買って持ち帰りができます。釣り経験が初めての釣り初心者の方は、この釣り堀で大きなマダイを釣って、実際の釣った時の爽快感を味わって見てください。釣りの楽しさが分かるはずです。

釣り王国と呼ばれる福岡では、他にもここで紹介しきれないおすすめの穴場釣りスポットが数多くあります。車を走らせれば、すぐに釣り場に行ける便利さで、また初心者や家族連れも手軽に楽しめる釣り堀などもあります。まだ福岡での釣り経験のない方は、ぜひ一度釣り王国といわれる福岡で釣り三昧を満喫して見てはいかがでしょうか。