福岡で人気の工場見学まとめ！子供におすすめの体験型スポットもあり！

博多ラーメン、大宰府天満宮、中洲など観光スポットの充実している福岡。実は工場見学の聖地でもあります。福岡と言えばの明太子の工場や、大人の工場見学にぴったりのビール工場などバラエティー豊か。土日も営業をしている工場もあるので、週末に家族で訪れることも可能です。そんな福岡の工場見学についてご紹介します。

福岡の人気お土産と言えば明太子です。そして有名明太子ブランドはいくつかありますが、ふくやもその一つ。そんなふくやが福岡で展開している博物館が「福岡の食と文化の博物館ハクハク」です。工場見学部分では、実際の明太子製造過程を見学できるほか、ふくやの店頭を再現したジオラマなどがあります。

大人も子供も思わず夢中になってしまうのが体験工房。こちらでは世界で一つのmy明太子を作ることができるので、明太子好きには超おすすめ!30分ほどで自分オリジナルの明太子を作り、お土産に持ち帰ることができます。「福岡の食と文化の博物館ハクハク」は土日もオープン、入館料は大人が300円、明太子作り体験は1500円で3日前までの申し込みが必要です。

住所:福岡県福岡市東区社領2-14-28
電話番号:092-621-8989

明太子工場からもう一つご紹介しましょう。それがやまやです。残念ながら明太子を作る体験はできませんが、無料で工場見学ができるのがポイント。工場見学のはじめは、やまやの明太子作りのプロセスやこだわりについてのビデオ鑑賞と質疑応答です。その後は実際に工場見学をした後、出来立ての明太子を試食します。

明太子は保存の関係で工場で作った後にはすぐに冷凍保存するのですが、やまやの工場見学に参加すると冷凍保存する前のフレッシュなものを食べることができます。そして嬉しいのが、工場見学に参加すると直売所で使える10パーセント引き割引券が貰える点です。大人も子供も大好きな明太子を安く買えてしまうチャンス!

やまやの工場見学は出来立て明太子試食の都合上予約制となっていますので、見学希望日の2週間前までに申し込みをどうぞ。工場見学は残念ながら土日と祝日は休みで月曜日から金曜日の案内となっています。営業時間は午前10時から午後5時まで、工場見学の所要時間は約1時間です。

住所:福岡県福岡市東区松島5-27−5
電話番号:0120-15-7102

福岡名物明太子関連で最後にご紹介するのが「福太郎めんたい工場」です。福太郎の工場見学では、明太子を作る工程を紹介したビデオを鑑賞したり、明太子を実際に仕分けして梱包しているところを見学したりすることができます。そしてその後は大人も子供もうれしい明太子の試食!

工場にあるショップでは、工場見学限定品もありますので忘れずにチェックをするのがおすすめです。また、工場にはレストランが併設されており、4種類のお弁当と明太子が食べられます。工場見学は土日祝日を除く平日の午前10時、午前11時30分、午後2時で事前の申し込みが必要です。見学の料金は無料です。

住所:福岡県福岡市南区五十川1-1-1
電話番号:092-473-2086

続いてご紹介する福岡のおすすめ工場見学はラーメンに集中できるようにと一人ずつのブースを設けるスタイルで有名なラーメン店一蘭です。福岡市には「一蘭の森」と呼ばれる工場や博物館、レストランなどの総合施設があり、工場見学部門では、スープやタレの製造過程など一蘭の企業秘密の一部を垣間見ることができると好評。

工場見学には事前の申し込みが必要なところがほとんどですが、こちらの「一蘭の森」では特に事前の申し込みは不要なので思いついたらすぐに見学ができるのも嬉しい点です。年中無休ですので土日の見学も可能。敷地内には、大人にも子供にもわかりやすく展示がされていると人気の「とんこつラーメン博物館」もあります。

そして「一蘭の森」の中にあるレストランでは、工場見学の後におすすめの限定週替わりのラーメンがあります。日本には数多くの店舗がありますが、「市場系とんこつ」と「滋味系とんこつ」フレーバーはここだけ。どちらも数量限定ですのでお早めにどうぞ。お土産屋も併設していますので、絶品ラーメンを買って自宅で楽しむこともできます。

住所:福岡県糸島市志摩松隈256-10
電話番号:092-332-8906

続いてご紹介するのは大人の工場見学の行き先にぴったりの「キリンビール福岡工場」です。ツアーのタイトルは「キリン一番搾りおいしさの秘密発見ツアー」。おいしさの発見とあるように、工場見学では製造過程を見ることができるほか、一番搾りの麦汁と二番絞りの麦汁の飲み比べがあったり、麦芽を食べてみることができるのが特徴。

また、工場見学の最後にはビールの試飲ができ、キリン一番搾り生ビール、キリン一番搾り〈黒生〉、キリン零ICHI（ゼロイチ）が、子供さんなどにぴったりのソフトドリンクでは、キリン午後の紅茶ストレートティーやキリン生茶などを飲むことができます。工場見学の開催日は休館日である月曜日と年末年始を除く全日ですので、土日を利用した見学も可能。

所要時間は約60分で、工場見学の参加費は無料です。予約状況によっては当日の申し込みでも見学ができることがありますが、人気のツアーですので事前の予約がおすすめです。3か月前の1日から予約の受付をしてもらえます。2018年の夏休み期間には、子供さんの自由研究にぴったりの「ものづくり研究ノート」がもらえます。

住所:福岡県朝倉市馬田3601
電話番号:0946−23−2132

キリンビールをご紹介したらこちらのビールもご紹介しないわけにはいきません、「アサヒビール博多工場」です。所要時間約90分のボリュームあるツアーが実施されているのはJR「博多駅」の次の駅「竹下駅」から徒歩で約4分という大変便利な立地ですので、福岡観光でスケジュールがいっぱいという方にもおすすめ。

工場見学では、麦芽やホップに実際に触ってみることができるほか、ろ過室やびん詰め、缶詰工程などを見ることができます。そして最後に待っているのが試飲。アサヒスーパードライ、アサヒスーパードライブラックなどの試飲ができます。工場にはギフトショップもあるので、お土産購入などにぜひどうぞ。

アサヒビール工場の見学は無料、枠が空いていれば当日の申し込みでも受け付けてもらえますが、事前の予約がおすすめです。工場見学は2人からの申し込みとなり、3か月先の月末分まで予約が可能です。工場見学は土日を含む連日開催されていますが、月に1度ほど火曜日や木曜日などに休業日が設けられています。

住所:福岡県福岡市博多区竹下3-1-1
電話番号:092-431-2701

続いてご紹介するのは大人から子供までその愛らしいフォルムが人気のお菓子ひよ子の工場です。「ひよ子穂波工場」ではそのひよ子が次々と作られている様子を見学ができるほか、工場見学の最後にはまだ温かい出来立てのひよ子を食べることができます。「ひよ子穂波工場」は予約制で、2か月前から1週間前までの申し込みが必要。

休業日は水曜日と日曜日で、見学時間は午前9時30分からと午前10時30分からとなっています。料金は無料です。また「ひよ子穂波工場」には併設のお土産屋があり、通常のひよ子が買えるのはもちろん、通常の5倍の大きさのひよ子があるなど、ひよ子好きへのお土産を買うのにぴったりです。

住所:福岡県飯塚市楽市538
電話番号:0948-23-0745

大人を中心にした工場見学ならビール工場などがおすすめですが、特に小さい子供さんのいるグループでの工場見学にぴったりなのがヤクルトの工場。福岡県筑紫野市にある「福岡ヤクルト工場」では、ヤクルトのあの印象的な容器を作る工程から、容器内にヤクルトが充填されていく様子などを順を追って見学することができます。

また、「福岡ヤクルト工場」で生産している製品かヤクルト400の試飲ができるのも嬉しいポイント。工場見学は月曜日から土曜日までで、時間は午前9時30分、午前11時、午後1時30分の3回です。予約制となっていますので、工場見学を希望する日の2か月前から前日までに直接工場まで申し込みをどうぞ。

住所:福岡県筑紫野市大字俗明院1-1
電話番号:092-925-8960

つづいてご紹介するのは「永利牛乳」です。この「永利牛乳」の珍しいところは、工場見学と牧場見学の両方ができるというところです。まずは牧場見学ですが、こちらは家族やグループ単位での見学となります。観光ではなく、実際に牧場で実際にどのように酪農が行われているのかを学ぶことが目的となり、搾乳体験や給餌体験、乳製品を作る体験ができます。

牧場見学自体は無料ですが、乳製品を作る体験をする場合のみ材料費がかかります。見学は日曜日と年末年始を除く日程で可能ですが、予め申し込みが必要です。工場見学も牧場見学と同じく家族やグループ単位での申し込みとなります。工場見学の時間は午前中。実際に牛乳が瓶に詰められている様子などを見学することができます。こちらも事前予約が必要です。

住所:福岡県太宰府市都府楼南5-5-1
電話番号:092-922-2133

続いての福岡のおすすめ工場見学スポットは「藤井養蜂場」です。工場見学でなかなか養蜂関連を見つけることは珍しいので大人にも子供にも大人気の施設となっています。「藤井養蜂場」には「フジイのはちみつ」と呼ばれるはちみつ直売店があり、工場見学の後にはここで新鮮なはちみつを購入することができます。

店内には、数えきれないぐらいの国産のはちみつ、世界のはちみつが並んでいるほか、好きな量だけ購入ができるはちみつの計量販売も!また、はちみつ喫茶には、はちみつの入ったソフトクリームなどのスイーツがあります。養蜂の道具などが展示されている資料館があったり、生きたミツバチを観察できるようにもなっています。

住所:福岡県朝倉市菱野1105
電話番号:0946-52-2151

続いての工場見学は大人同士で行くのにぴったりの「立花ワイン」です。博多のあまおうを贅沢に使ったワインで有名のワイン工場は、ワインができるまでの製造過程を見ることが出来たり、各種フルーツワインの試飲までできたりする大人の工場見学スポットとして人気。工場見学の所要時間は約30分です。

工場見学は土日も実施されており、定休日は火曜日と年末年始です。見学は無料で行うことができますが、事前に予約が必要である点と人数を10人以上揃える必要がある点にお気を付けください。ワイン好きのグループで行くと盛り上がること間違いなし!売店もありますので、お土産に美味しいワインの購入も可能です。

住所:福岡県八女市立花町兼松726
電話番号:0943-37-1081

記事の初めの方で「福太郎めんたい」についてご紹介しましたが、今度は「福太郎めんべい」のご紹介です。同じ福太郎という会社なのですが、福岡の人気お土産「福太郎めんべい」の工場見学も行うことができます。めんべいとは、明太子の御煎餅のこと。そのめんべいを製造している過程の見学が可能です。

工場見学は、はじめにスタッフによる説明があり、その後ビデオによる説明、工場での実際の製造過程の見学となります。工場見学の後には、めんべいの試食もありますので子供さんにもおすすめ。所用時間は全部で約1時間です。工場見学は無料で、お盆や年末年始以外は営業をしていますので土日の見学も可能です。

住所:福岡県田川郡添田町大字添田2282
電話番号:0947-31-4040

続いてのおすすめ工場見学は「高橋總本舗」です。海苔と言えば有明海苔と呼ばれるほどの知名度を誇る有明の海苔。「高橋總本舗」では、そんな海苔に加え、有明漬、マツコ・デラックスの番組でも紹介されたYUZUSCOなどで人気です。そして「高橋總本舗」では、有明海苔への理解を深めるために海苔の味付け体験ができます。

体験では、有明海で採れた海苔にベーシックな塩やちょっと変わり種のカレー粉などを振りかけて自分のオリジナルの味付け海苔を作る作業を行います。また、体験に参加すると有明海苔のお土産も!作業自体は非常に簡単なので子供さんでも楽しめると評判です。体験に要する時間は約30分、料金は500円で基本的に土日は休みですが繁忙期は土日の体験も可能です。

住所:福岡県柳川市三橋町垂見1897-1
電話番号:0944-73-6272

ここまで食品関係の工場見学ばかりをご紹介してきましたが、福岡にはそれ以外の工場見学ができる場所もたくさんあります。まずは「日産自動車九州工場」です。自動車がどんどん組みたてられていく迫力満点の施設は、車好きの子供さんだけなく大人も大興奮すること間違いなし!工場見学は無料で行われています。

工場見学ができる第2工場では、エクストレイルやローグの生産が行われていますが、2018年7月末現在は排出ガス測定に関する問題対応のために新規見学の予約は学校関連のみとなっています。一般の予約受付が再開され次第公式サイトで発表がある予定ですので待ち遠しいところです。

住所:福岡県京都郡苅田町新浜町1-3
電話番号:093-435-1137

車関連の工場見学スポットをもう一か所ご紹介しましょう。それが「トヨタ自動車九州 宮田工場」です。工場見学は大きく分けて3つのパートに分かれており、まずはシアターで車が完成するまでの映像を鑑賞します。それから、実際に工場で約1時間ほど見学を行い、最後にPR館で工場で生産されている車の完成品を見ることができます。

工場見学は土日がお休みとなりますので基本的に月曜日から金曜日となります。団体での申し込みは見学時間が多く設定してありますが、個人の場合は午後12時55分からの回のみですので予定が決まり次第なるべく早い申し込みがおすすめです。料金は無料!大人にも子供にも大人気の工場見学です。

住所:福岡県宮若市上有木1番地
電話番号:0949-34-2400

ちょっとユニークな体験をしてみたいという方におすすめなのが毎日お世話になる便器の製造過程が見学できる「TOTO」の工場見学です。滋賀県など全国の複数の工場で工場見学を受けいれている「TOTO」ですが、福岡で工場見学ができるのは2か所で、小倉第一工場と小倉第二工場です。

「TOTO」の小倉第一工場では、衛生陶器、つまり便器の製造工程を見学することができます。一つ一つ丁寧に手作業で仕上げられる様子を見学したり、115メートルの大迫力のトンネル窯などを見ることができます。見学は土日は受け付けておらず、月曜から木曜まで。また、対象は中学生以上なので小さい子供さんは見学不可となっています。

住所:福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1
電話番号:093-951-2053

「TOTO」の小倉第二工場では、水栓金具の製造工程の見学が中心となります。金具の表面にめっき加工を行う様子が見学できるほか、「TOTO」の製品の展示室見学もコースに組み込まれています。見学可能な日程は月曜日と火曜日のみ。こちらの工場見学も対象が高校生以上となっていますので、小さな子供さんは残念ながら参加ができません。

住所:福岡県北九州市小倉南区朽網東5-1-1
電話番号:093-471-1151

続いてのおすすめ工場見学スポットは「安川電機ロボット村」です。1977年に日本国内初となる産業用ロボットとなるMOTOMAN(モートマン)を開発しました。それ以来、日本国内だけでなく国際的にも産業用ロボット界をリードする存在である安川電機。北九州市にある「安川電機ロボット村」は本社でもあります。

施設には「ロボットがロボットを作る工場」や「安川電機みらい館」、「安川電機歴史館」があり、特にロボットがロボットを製造している様子は未来そのものだと大人気です。工場見学は土日は受け付けておらず、月曜日から金曜日となります。見学料金は無料。対象は小学5年生以上です。

住所:福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号
電話番号:093-645-7705

最後にご紹介する工場見学は「シャボン玉石けん」です。「シャボン玉石けん」と言えば印象的なテレビCMでも有名ですが、そんな無添加石けんの製造過程を見ることができます。石けんの製法などを映像や実験を織り交ぜて詳しく紹介してもらえるほか、実際に触れて体験できるのもポイント。

また、工場見学をした方のみが購入できる見学オリジナル製品の販売もありますのでお土産にもぴったりです。見学は月曜日から金曜日が毎日、土日に関しては指定の土曜日のみ見学が可能です。見学は無料ですが、完全予約制ですので見学希望日の2週間前までに申し込みをどうぞ。対象は小学3年生以上です。

住所:福岡県北九州市若松区南二島2-23-1
電話番号:093-588-5489

福岡の工場見学について全部で18スポットをご紹介してきましたが、行ってみたいと思えるような工場見学スポットが見つかりましたでしょうか。小学生の時に社会見学などで訪れたのが最後という方も多いであろう工場。大人になって再び訪れてみるとまた新しい発見があるかもしれません。