川越氷川神社の御朱印情報！貰える時間や限定種類・値段・サイズも紹介

「小江戸川越」として有名な埼玉県川越市にある「川越氷川神社」。縁結びや家庭円満の神様として、地元の方だけでなく観光客からも人気のある神社です。今回はそんな川越氷川神社の御朱印と、種類が豊富な御朱印帳の値段やサイズ、手に入る時間などについてまとめました。お守りやイベントについてもご紹介していますので、最後までぜひご覧下さい。

川越氷川神社は、縁結びの神様として地元の方だけでなく、全国から参拝客が訪れます。その起源はさかのぼること古墳時代にまで。6世紀に、欽明天皇が大宮の氷川神社を分祠したことから始まります。室町時代に太田道真と道灌が川越城を建ててからは、川越の総鎮守として親しまれてきました。

その後も川越城の本殿は江戸時代からあるもので、緻密な彫刻が大変素晴らしく、埼玉県指定文化財にも指定されています。参拝する際には、本殿の彫刻にも目を向けてみてください。川越氷川神社は、およそ1500年もの深い歴史がある、大変由緒ある神社なのです。そして樹齢500年を超える木々が境内で参拝客を迎え入れています。

また、境内に入る前に注目しておきたいのが、木造の大鳥居。こちらは国内最大級のサイズを誇る大鳥居で、そのサイズはなんと高さ15メートルも。注目したいのはその大きいサイズだけではありません。鳥居の中央に書かれている社号は、幕末に活躍した勝海舟が書いたものです。境内に足を踏み入れる前にぜひ注目して見てください。

川越氷川神社は、「縁結び」で有名な神社で、昨今は国内だけでなく、海外からも参拝客が訪れます。なぜ川越氷川神社が縁結びの神様として有名なのかと言うと、その由来はまつられている五柱の神様にあります。この五柱の神様は2組みの夫婦とその子どもになっています。そのため川越氷川神社は、「家族円満」や「縁結び」として信仰を集めているのです。
 

川越氷川神社のご利益は、縁結びだけでなく、安産、学問や婦人病、武道やスポーツなどもあります。特に安産や家内安全は有名です。

境内には「戌岩」という岩があります。この岩が、安産である犬の横顔に似ているため、撫でると子宝に恵まれたり、安産になるなどと言われています。この神社で良縁に恵まれた後、結婚、妊娠、出産とその折にお礼参りに来る方も大勢いらっしゃいます。

川越氷川神社の境内には、小さな神社である末社があります。縁結び以外にもご利益をいただきたい時には、末社も合わせて参拝するのがおすすめです。末社の中には、八坂神社や、学問の神様である柿本人麻呂神社、婦人病などの女性のお悩みにご利益がある加太栗島神社などがあります。特に安産や学問に関してはお守りや絵馬の販売もあります。

川越氷川神社へのアクセスをご紹介します。場所は川越市内の北部で、中心地からは少し離れます。そのため、公共交通機関を利用する場合は、駅からバスを利用するのがおすすめです。まず川越の中心地である「JR・東武東上線川越駅」「西武新宿線本川越駅」まで行きましょう。

「JR・東武東上線川越駅」からは7番のりば「埼玉医大・上尾駅西口・平方・川越運動公園行」に乗り「川越氷川神社」でおります。1番のりばからは「神明町車庫・城西高校行」に乗り「喜多町」にて下車します。この場合「喜多町」バス停からは徒歩5分ほど歩きます。

「西武新宿線本川越駅」からは、5番のりば「埼玉医大・上尾駅西口・平方・川越運動公園行」に乗り「川越氷川神社」にて下車します。同じく「神明町車庫・城西高校行」に乗り「喜多町」で下車するルートもあります。しかしおすすめなのは「小江戸巡回バス」です。1回200円、フリーパス500円で乗ることができます。レトロなバスで、小江戸川越観光も楽しめます。

駅前には「川越市自転車シェアリング」というレンタサイクルもあるので、アクティブな方は自転車利用もおすすめです。シェアサイクルの値段は1日200円から。川越氷川神社以外の川越の観光スポットにも気軽に足をのばすことができるので、大変おすすめのアクセス方法です。

駐車場もありますが、「縁結び風鈴」などのイベントがある期間は、結婚式のお客さまが優先になっているため、満車であることがほとんどです。どれを利用してもアクセスしやすい神社ですが、自動車でアクセスする予定の方は、近隣の駐車場も含め事前にチェックしてから行くことをおすすめします。

川越氷川神社の御朱印は1種類ではありません。通常のものと期間限定のものがあります。通常の種類の御朱印は、「奉拝、川越総鎮守、氷川神社」という文字と、当日の日付が書かれます。そして、奉拝という文字の間に川越氷川神社の社紋である菱形の「雲菱印」が押されています。御朱印の値段は300円です。

川越氷川神社の期間限定の御朱印はいつもらえるのでしょうか。一つは、「縁結び風鈴」の期間中に頒布されるもの。縁結び風鈴は毎年7月7日から9月9日に開催されています。この期間は御朱印も縁結び風鈴が描かれているとてもスペシャルなものになります。この期間は、既に用意されているものを頒布する形になっています。

もう一つの川越氷川神社の期間限定御朱印は、お正月期間限定のもの。元旦から節分までの期間限定です。通常の御朱印は、背景に判子が押されていますが、お正月期間限定の御朱印は、この判子が「開運バージョン」になっています。お正月らしく縁起がいい御朱印です。縁結び風鈴の限定御朱印と同様に、書置きのものをいただきます。

御朱印をいただける場所は、川越氷川神社の境内の中にある、本殿の近くの「授与所」です。授与所への行き方は、まず川越氷川神社の大鳥居をくぐります。石畳の道をずっと歩いて行くと本殿につきます。その正面に授与所があります。大きな看板が出ているので、とてもわかりやすくなっています。お参りを済ませてから御朱印をいただきましょう。

川越氷川神社で頂ける御朱印は一つではありません。「八坂神社」と「三好野神社」の御朱印もいただけます。八坂神社は、川越氷川神社の境内に末社があります。三芳野神社は、川越氷川神社から徒歩8分ほどの所にある神社です。無人のため、川越氷川神社にて御朱印を頒布しています。川越氷川神社とあわせてお参りするのもおすすめです。

川越氷川神社の御朱印がもらえる時間は、9時から17時までです。早朝でも参拝可能ですが、御朱印がもらえる時間は日中のみとなっています。川越氷川神社で人気の「縁結び玉」をいただくために早朝から神社を訪れても、御朱印がいただける時間は早くても9時からになります。縁結び玉と御朱印の両方を狙っている方は、時間に注意が必要です。

川越氷川神社は、御朱印帳も大変人気があります。川越氷川神社の御朱印帳は、表紙に可憐な牡丹の花や菊の花の刺繍がほどこされており、裏表紙には川越氷川神社の社紋と神社の名前が刺繍されています。ゴールドに近い黄色いカラーで、縁起の良い御朱印帳です。華やかなデザインで、女性にとても人気があります。中の紙の色は白で、蛇腹式の御朱印帳です。

川越氷川神社では、2017年に新しいデザインの御朱印帳が誕生しました。御朱印帳といえば通常は1から2種類ほどしか種類がないイメージですが、なんと12種類も。

12種類のデザインはどれも「守り結び」という組紐がデザインされていますが、その「守り結び」の形が色によって異なっています。標準の御朱印帳は華やかなデザインですが、新デザインのものはシンプルモダンで若い人から絶大な人気を誇っています。

なぜ川越氷川神社の御朱印帳は12色種類あるのでしょうか。その理由は、1年の移ろいを表しているからです。

1月は朱色、2月は水色、3月は桃色、4月は藤色、5月は紫色、6月は緑色、7月は青色、8月は白茶色、9月は黄色、10月は金茶色、11月は白色、12月は緋色です。1月から順番に買っても良いですし、好きな色やご自身の誕生月の色を選ぶのも良いでしょう。どれにしようかワクワクしてしまう御朱印帳です。

川越氷川神社の標準の御朱印帳と、12色展開の新しい御朱印帳の大きな違いは、表紙のデザインと中の様式です。標準のものは表紙が布製で刺繍がほどこされていますが、新型のものは紙製です。紙製の表紙に描かれている「守り結び」の部分は、少し凹んだ加工がなされています。新旧どちらも上品な美しさのある御朱印帳です。

中身に関しては、標準の御朱印帳は蛇腹式とご紹介しましたが、こちらはブック型です。本のように見開きになっているので、後で見返しやすい御朱印帳です。川越氷川神社の御朱印帳はサイズも使いやすい大きさなのが特徴です。そのサイズは、縦16センチ、横11センチ。一般的な御朱印帳と同じくらいのサイズです。

川越氷川神社にの御朱印帳はどこで買えるのでしょうか。それは川越氷川神社の境内にある社務所です。御朱印がいただける場所と同じです。大鳥居をくぐって石畳を歩き、本殿の向かいにあります。本殿にて参拝を済ませたら、御朱印帳を買って、最初の1ページ目に御朱印をいただきましょう。

御朱印帳が買える時間は、朝9時から17時までとなっています。御朱印帳が買える時間も、御朱印がいただける時間と同じです。この時間内であれば、いつでも御朱印帳を買うことができます。早朝から訪れる予定のある方は時間外になりますので、買うとができません。注意しましょう。

御朱印帳の値段は、種類によって異なります。昔からある標準のものの値段は1000円、新しい「守り結び」デザインの御朱印帳の値段は1500円です。御朱印長には、御朱印代も含まれています。御朱印帳の中ではリーズナブルです。これだけ可愛いのにリーズナブルなお値段で縁結びのご縁があるということなら、絶対に手に入れたい御朱印帳です。

期間限定の御朱印がもらえるとお伝えした「縁結び風鈴」についてご紹介します。「縁結び風鈴」は、毎年7月7日頃から9月9日頃まで開催されている、川越氷川神社の大人気のイベントです。風鈴の絵が描かれたオリジナルの御朱印がもらえるとあって、この期間中は沢山の参拝客が訪れます。

「縁結び風鈴」は、フォトジェニックで人気があります。この期間中はさまざまなイベントが開催されますが、イチ押しは「風鈴回路」。境内には2000個もの手作りの風鈴が飾られており、大変幻想的で夏の川越の風物詩となっています。風鈴の音が暑い川越の夏に涼をもたらしてくれます。

江戸時代、「風は人の思いを運ぶ」と言われていました。風鈴には、願い事を書いた短冊をかけることができます。願い事を書いた短冊の風鈴が鳴ったら、川越氷川神社の「縁結びの神様」に願いが届いた合図かもしれません。ぜひ御朱印とともに「縁結び風鈴」をお楽しみください。縁結び風鈴の値段は500円です。

川越氷川神社では、末広がりにちなんで、毎月8日と第4土曜日に「良縁祈願祭」が執り行われています。受付は午前7時50分まで。「良縁祈願祭」は、午前8時8分から始まります。早朝から始まる良縁祈願祭ですが、良縁を求める方が大勢訪れるため、この日は臨時のバスが運行されています。

良縁祈願祭に参加すると、さまざまな授与品がいただけます。御札、お守り、そして1日20個しか頒布されない「縁結び玉」も。非常にレアなお守りとだけあって、とても人気があるものです。早朝から並ばないと手に入れることができません。それが、良縁祈願祭に参加すれば確実にいただくことができます。

川越氷川神社には名物のおみくじがあります。その名も「あい鯛みくじ」。縁結びの神様である川越氷川神社らしいネーミングの可愛いおみくじです。フォトジェニックなおみくじで大変人気があります。鯛の人形を釣竿で釣り上げます。その鯛の中におみくじが入っています。釣り上げた鯛の人形は、お土産として持ち帰ることができます。

ピンクと白の鯛は恋みくじが入っている「あい鯛みくじ」ですが、実はもう1種類あります。赤い鯛は「あん鯛みくじ」。1年安泰とかけています。良縁祈願にはピンクか白を、初詣には赤いおみくじと分けてやってみてもよいでしょう。おみくじの値段は1回300円です。御朱印巡りと一緒にいかがでしょうか。

川越氷川神社でもっとも効果があるとされるのが、「縁結び玉」です。このお守りは、1日限定20個しか頒布されていない激レアなお守りです。恋愛以外のこと、例えばお金や仕事、友人などに関しても良縁に恵まれるとあって、早朝から並ばないともらえない程人気があります。

「縁結び玉」の由来は、川越氷川神社の境内にある小石を拾って持ち帰ると、良縁に恵まれるという言い伝えから。毎日頒布されている「縁結び玉」は、巫女さんが拾った小石を麻の布で包み込んだ後にお祓いしたものです。無事良縁に恵まれた際には、お相手の方と神社に戻しにくると、「縁結び玉」の代わりとなる水引のお守りがもらえます。

「縁結び玉」をもらうにはどうしたらよいのでしょうか。「縁結び玉」の頒布は毎日8時から行なわれています。しかし8時に行ってももらうことは難しいのが現状です。まず、早朝から川越氷川神社に向かい整理券をもらわなければなりません。

何時に行けば確実にいただけるのかはシーズンによって若干異なりますが、平日は朝7時には整理券がなくなります。平日に行ける方は遅くとも6時30分には到着するようにしましょう。土日祝は人出が多いので、朝の4時から5時には行きましょう。
 

川越氷川神社の限定お守りシリーズは、「縁結び玉」だけではありません。御朱印帳の表紙にも描かれている「まもり結び」も個数限定のお守りです。守り結びが頒布されるのは、毎月25日のみで、50個限定です。「縁結び玉」と同じく8時から頒布されますが、こちらも早朝から並ばなければ手に入れることができません。

「まもり結び」は、御朱印帳と同じく12種類あり、月ごとに色が異なります。これらは、川越氷川神社の年中行事を表しており、日々平穏に暮らしていけるようにとの願いが込められています。

すべて川越氷川神社の神職さんが手作りで編み上げ、お祓いをしているという縁起物。「まもり結び」のサイズは50センチほどあります。値段は3000円です。大きいサイズのお守りなので、家に飾っておきましょう。

川越氷川神社の「縁結びの絵馬」は、とても可愛らしいデザインが特徴の絵馬です。イラストレーターの大塚いちおさんがデザインした可愛い馬の絵で人気のある絵馬です。

通常の絵馬というものは、その場で願い事を書いて神社に結ぶので手元には残りませんが、川越氷川神社の絵馬はそうではありません。手元に残しておけるよう、小さいサイズの絵馬が一緒になっています。参拝記念としておすすめです。「縁結び絵馬」の値段は700円です。

こちらでは「縁結び絵馬」をご紹介しましたが、もちろん縁結び以外にも種類があります。安産や健全発育など、犬の日やお宮参りなどにおすすめのものや、合格祈願や商売繁盛などもあります。どの絵馬も可愛らしい絵柄で、小さいサイズのお持ち帰り用の絵馬がセットになっています。

絵馬に願い事を書いたら、川越氷川神社名物「絵馬トンネル」に結びましょう。「絵馬トンネル」は、上から下までびっしりと絵馬がかけられたトンネルで、そのサイズは全長20メートルほどあります。とてもフォトジェニックな「絵馬トンネル」ですが、このトンネルをくぐると幸せになれるという噂も。絵馬を書いたらぜひくぐってみてください。

川越氷川神社には、「むすびcafe」というカフェが併設されています。カフェが併設されている神社はなかなかありません。「むすびcafe」では、ランチや軽食をいただくことができます。野菜中心のメニューで、シェフが自ら県内の契約農家まで出向いて選んだ新鮮なお野菜を使用したお料理が楽しめます。

ランチはフレンチと和食の2種類があります。曜日によってフレンチの日と和食の日が分かれています。ランチを食べることができるのは平日のみです。ランチメニューは数量限定なので、前日までに予約をしていくのがおすすめです。予約でのみ食べられるコースもありますが、こちらは前営業日の15時までの予約が必要です。

「むすびcafe」の営業時間は、10時から17時までです。そのうちランチタイムは1部と2部に分かれており、1部が11時から12時30分、2部が3時から14時30分です。それ以外の時間帯はカフェタイムとして軽食やドリンクがいただけます。良縁祈願祭の日は、8時30分から営業しています。良縁祈願祭に参加したあとの一休みにいかがでしょうか。

縁結びで有名な川越氷川神社の御朱印や御朱印帳の値段やサイズ、販売時間についてご紹介しました。御朱印帳は、オリジナルデザインで種類が豊富。使いやすいサイズで買いやすい値段ということでぜひ手に入れたい御朱印帳でした。フォトジェニックな催しや可愛いお守りなども御朱印と一緒にぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。