cazuキャンプ場：飯能のリバーサイドで釣りとホタル観賞を満喫！

自然に囲まれて遊んだり料理を楽しんだりと、非日常が味わえるキャンプ。人里離れた場所へ行かなくても、都心からアクセスの良い場所にもキャンプ場が続々とオープンし、ますますキャンプが手軽に楽しめるようになっています。今回は、埼玉県飯能市にある「cazuキャンプ場」についてたっぷりご紹介します。

cazuキャンプ場は、自然豊かな埼玉県南西部の飯能市を流れる名栗川沿いにあるオートキャンプ場です。

名栗川沿いにはキャンプ場やバーベキュースポットが多くありますが、cazuキャンプ場はその中でも下流のほうに位置しています。

cazuキャンプ場は、名栗川沿いにある吉田木材工業という材木屋さんに併設されたキャンプ場です。

材木屋さんがキャンプ場を作ったきっかけは、ある家族連れから「敷地内に車を置かせてほしい」と頼まれたことなのだとか。

cazuキャンプ場は地元で親しまれている人気のキャンプ場で、四季を通じてたくさんの人が訪れます。

cazuキャンプ場が選ばれる理由はどんなポイントにあるのでしょうか。まずは、cazuキャンプ場の魅力を見てみましょう。

cazuキャンプ場がある飯能市は、都心からさほど離れておらずアクセスが良いロケーションです。

車では圏央道でのアクセスが便利。また、公共交通機関を利用しても池袋から1時間ほどで到着できる立地の良さは大きな魅力です。

cazuキャンプ場は、地元飯能では人気のホタル観賞スポットとして知られています。おすすめの鑑賞シーズンは6月下旬から7月上旬なのだとか。

きれいな水と豊かな緑の名栗川の流域の中でも、特にcazuキャンプ場の周辺はホタルが数多く生息しています。

キャンプの必需品といえば薪です。cazuキャンプ場は材木屋さんが運営している施設なだけに、薪が1000円から使い放題になっています。

一般的なキャンプ場では薪や炭をたくさん購入する必要がありますが、薪が使い放題なら料理のメニューの幅も広がるだけでなく、冬には暖をとるのに活躍します。

特に夏場のキャンプでは、新鮮な食材を調達するのに気を遣うものです。cazuキャンプ場は、車で10分圏内の場所にスーパーマーケットがあります。

また、コンビニエンスストアや酒屋なども近くにあり、パッと買い物に出掛けられる便利さが魅力です。

cazuキャンプ場は名栗川の豊かな自然が魅力ですが、充実した設備で利用しやすいのも人気の理由です。

cazuキャンプ場にはどんな設備があるのでしょうか。cazuキャンプ場を予約する前に、設備をチェックしておきましょう。

cazuキャンプ場にはログハウスが1棟あります。広さは10畳のフローリングで、定員は10名程度です。

ログハウスはキッチン、冷蔵庫、エアコン、シャワーという充実の設備を備えていて、キャンプ初心者にも安心です。

cazuキャンプ場には、ログハウスと並んでオートキャンプサイトが9区画あります。車をテントの隣に停めておくことができるので、荷物の移動が楽に済みます。

オートキャンプサイトの広さは横4.5ｍ、縦8.0ｍです。地面は砂利または土となります。定員は7名程度で、車は1台駐車できます。

オートキャンプサイトやログハウスよりも河原に近いリバーサイドのテントサイトも、車の乗り入れが可能となっています。

リバーサイドのテントサイトは2区画あり、広さは横4.5ｍ、縦8.0ｍです。地面は砂利および土となっています。

炊事場はログハウスの裏手にあります。食器などを洗う洗剤やたわしはあらかじめ用意されています。

流し台が2つと小さめの調理台という設備なので、自分のサイトでできる調理はなるべくサイト内で済ませられると良いでしょう。

炊事場の隣には水洗トイレがあります。トイレの個室は広々としていて、着替えもできるように台も設置されています。

トイレの清掃も行き届いていて、気持ちよく使うことができます。細やかな心遣いが垣間見えるところも、cazuキャンプ場が人気となっている理由のひとつと言えます。

cazuキャンプ場の入口付近には、河原に面してウッドデッキが設置されています。ウッドデッキも4つに区画分けされていて、1区画につき8名程度利用できます。

ウッドデッキには焚火台の設備が整っており、流れる川や森を眺めながらバーベキューを楽しむのもおすすめです。

cazuキャンプ場のウッドデッキ横には、本格的な石造りのピザ窯があります。ピザ窯は有料で誰でも利用できます。

石窯は、まず1時間ほど薪で火を焚き、窯をじゅうぶん熱した余熱で調理します。ピザの場合は、窯に入れて2分ほどで焼き上がるのだそうです。

飯能にあるcazuキャンプ場では、自然豊かな川沿いの立地を活かして様々な体験が楽しめます。

cazuキャンプ場でどんな楽しみ方ができるのか、おすすめのアクティビティの一例をご紹介します。

宿泊キャンプでもデイキャンプでも、バーベキューは子どもから大人まで人気のアクティビティです。

cazuキャンプ場では、川を見下ろせるウッドデッキや川沿いでバーベキューをすることができます。リバーサイドテントサイト以外の河原エリアには区画はなく、誰でも利用できます。

cazuキャンプ場に行ったらぜひチャレンジしたいのがピザ作りです。本格的な石窯で、外はパリパリ、中はもちもちの生地のピザができます。

また、石窯オーブンはピザ以外にも、肉料理や魚料理、パンなど様々な料理を作ることができ、キャンプ場利用者の間で人気となっているそうです。

名栗川沿いにあるcazuキャンプ場は、サイトからすぐの場所に河原があるので川遊びにはもってこいのロケーションです。

夏はもちろん、初夏から足を川に浸けて遊ぶ子どもたちの姿が見られます。また、おたまじゃくしや川魚も生息していて、網で捕まえて観察してみるのも楽しそうです。

名栗川は飯能市内で人気のホタル観賞スポットで、特にcazuキャンプ場の周辺にはたくさんのホタルが生息しているそうです。

ホタルが飛ぶシーズンには、cazuキャンプ場もホタル観賞のキャンパーでいっぱいになる人気ぶりなのだとか。

cazuキャンプ場のある飯能の名栗川では、毎年6月下旬から7月上旬までのおよそ2週間、幻想的なホタルの飛来が見られます。

ホタル鑑賞におすすめの時間帯は、暗くなってからの19時から20時くらいまでの間です。この時間帯は、キャンプ場の駐車場が解放され、近隣からたくさんの人が訪れます。

ホタルは強い光を嫌うため、ホタル観賞の時間帯はライトや焚火など明るい光は落とすのがおすすめです。

そして、大きな声や音を出したりすると、ホタルが逃げてしまうおそれがあります。また、暗い中での鑑賞となるので、駐車場での事故や盗難には十分注意しましょう。

cazuキャンプ場のある飯能には、名栗温泉という天然温泉があります。cazuキャンプ場には温泉はなくシャワーのみですが、キャンプの帰りに温泉に立ち寄るのもおすすめです。

キャンプでたっぷり遊んだ後に温泉で疲れを取って、心身ともにリフレッシュしてはいかがでしょうか。

「さわらびの湯」は、cazuキャンプ場から車で7分ほどの場所にある日帰り温泉施設です。温泉はやや白く濁ったアルカリ性単純泉で、神経痛や関節痛、疲労回復などに効能があります。

さわらびの湯には、男性用、女性用それぞれの露天風呂と大浴場があります。アメニティやタオルは準備されています。

さわらびの湯の営業時間は午前10時から午後6時までで、毎月第1水曜がお休みとなっています。料金は大人800円、小中学生400円で、3時間滞在できます。

充実の設備と豊かな名栗川の自然が人気のcazuキャンプ場。施設を利用するには、どれくらい料金がかかるのでしょうか。

cazuキャンプ場の利用料金を、プランや設備ごとに細かくチェックしていくことにしましょう。

cazuキャンプ場でデイキャンプをする時の料金は、入場料が1人300円かかります。3歳以下は無料です。

車の乗り入れ料金は、普通車および軽自動車が1台1000円、キャンピングカーが1台2000円、バイクが1台700円、自転車が1台500円です。

宿泊キャンプの場合の料金は、ログハウスが1泊15000円、テントサイトが1泊4500円、リバーサイドのサイトが1泊5000円です。それぞれ車1台、5名までの料金です。

車が1台増えるごとに上記の料金から1000円増し、人数が1人増えるごとに500円増しとなります。なお、ソロキャンプの料金は1泊1名で2300円となっています。

河原に面したウッドデッキの利用料金は、1区画2000円です。ウッドデッキ1棟が4つの区画に分かれていて、それぞれかまどが設置されています。

なお、ウッドデッキ前にはテントを立てることができません。デイキャンプの場合は、車の料金と人数分の料金も必要になります。

ピザなど様々な料理に使える石窯は、2時間につき500円の料金がかかります。石窯は人気で、たくさんのグループが利用するそうです。

時間内に効率よく石窯を使えるように、レシピや調理の手順などをよく確認しておきましょう。

薪の料金は、デイキャンプの場合は車1台につき1000円、オートキャンプの場合は1区画1500円、ソロキャンプの場合は1200円で薪が使い放題となります。

薪は太さや形ごとに分けられて、薪置き場に積まれています。薪を使いたい時はそこから取ります。また、国産西川材の炭は3kgで800円となっています。

cazuキャンプ場では、キャンプ道具のレンタルも行っています。調理器具のレンタル料金は、鉄板1枚500円、網1枚400円、トング1個200円です。

寝具のレンタル料金は、枕1個300円、タオルケット1枚500円、マットレス1枚500円です。これらの3点セットの料金は1000円です。

最後に、cazuキャンプ場の基本情報をご紹介します。予約方法やアクセス方法も見ておきましょう。

cazuキャンプ場でキャンプやホタル観賞を計画している人は、しっかりチェックしておくことをおすすめします。

cazuキャンプ場が利用できる時間は、デイキャンプは8時から17時までとなっています。特に夏場は早目にチェックインして、たっぷり川遊びするのがおすすめです。

宿泊キャンプの場合は、13時チェックイン、翌11時チェックアウトとなっています。時間内に使った設備の片付けを済ませましょう。

cazuキャンプ場を確実に利用したい時は、事前の予約がおすすめです。予約は3ヶ月前から電話で受け付けています。

電話受付時間は8時から17時までとなっています。特にホタルの時期や川遊びシーズンは、早目の予約がおすすめです。

cazuキャンプ場は都心からアクセスの良い場所にあります。車はもちろん、公共交通機関でのアクセスも便利です。

cazuキャンプ場へスムーズに到着するために、車の場合と公共交通機関の場合それぞれのアクセス方法をご紹介します。

東京方面からcazuキャンプ場へ車でアクセスする場合、関越自動車道狭山日高ICから飯能市街へ入ります。飯能市街から県道70号線を進むことおよそ25分で、cazuキャンプ場へ到着します。

中央自動車道からは、八王子ICから滝山街道を青梅方面に進むことおよそ40分、青梅から県道53号線を進むことおよそ20分で到着です。

cazuキャンプ場の最寄り駅は、西武池袋線飯能駅です。飯能駅からは、国際興業バスの名郷方面行きに乗車します。

バスに乗ることおよそ25分、久林バス停で下車するとすぐの場所にcazuキャンプ場があります。

埼玉県飯能市にあるcazuキャンプ場についてご紹介しました。都心からアクセスの良い場所ながら、ホタル観賞や川遊びが楽しめる自然たっぷりのロケーションが人気のcazuキャンプ場は、設備が整っていてキャンプ初心者でも安心です。今シーズンはcazuキャンプ場でキャンプデビューしてみてはいかがでしょうか。