米沢市の観光名所をランキングで紹介！おすすめスポットは？

米沢市と言えば米沢牛が有名ですよね。他にも時代劇でお馴染みの上杉謙信の米沢藩や伊達正宗を思い出す方も多いでしょう。そんな米沢市には観光スポット・名所が目白押しで、最上川の源流地や紅葉の白布温泉に天文台高原スキーなど自然豊かな観光名所がいっぱいです。そんな米沢市のおすすめ観光スポットをランキングで紹介しましょう。

雪深い冬が終わり、桜が咲き誇る頃の米沢市は上杉まつり一色に染まります。この祭りは昔から上杉神社の例祭日に行われる米沢市の重要な祭りで、満開の桜並木の下には露店がにぎわい、花見や食べ歩きをたのしむ地元の方々でいっぱいになりますよ。毎年4月下旬にんると、例大祭と開幕パレードで上杉まつりがにぎにぎしく始まります。

山形の名物・上杉まつりには、全国から観光客が訪れます。春爛漫のお祭り気分を味わいながら、戦国時代を疑似体験できるタイムトラベル的なスポットが魅力ですね。イベントは『武てい式・上杉行列・川中島合戦』ですが、上杉行列が迫力ですよ。御輿や山車や騎馬武者や鼓笛隊など千人以上の武士が行列をなして米沢市を練り歩きます。

上杉祭りのメインイベントは最終日の川中島の合戦です。戦国史上最大の死闘を演じた上杉軍と武田軍の戦を松川河川敷を舞台に再現します。火縄銃の発砲が轟き、上杉謙信が騎馬で武田軍に斬り込む名場面や、700人もの武士たちのぶつかり合いがダイナミックに繰り広げられて、見ている観光客もみな圧倒されてしまいますよ。

米沢市の上杉博物館を訪れると、500年前の山形や米沢の歴史や文化がよく分かります。ここで是非見ていただきたいのが国宝・上杉本洛外図屏風です。これは織田信長が上杉謙信に贈った逸品で、作者は桃山時代の名画家・狩野永徳です。他に上杉家文書など文化遺産がたくさん納められて、特に紅葉の時期は良い散策スポットになります。

米沢城址にある上杉記念館(旧上杉伯爵邸)は銅板葺きの屋根に、柱や長押には木曽桧が施されていて、門や玄関は総ケヤキの品格の高い2階建て木造建築です。また庭園は浜離宮を真似てデザインされていて、米沢三大名園の1つになっている観光名所です。ここは米沢牛が堪能できるグルメスポット、紅葉の時期が最高に美味しいとの事です。

滝百選の滑川の大滝もおすすめ観光スポットです。この滝は白眉と呼ばれ、東北最大の大滝なのです。落差が100m・幅が40mの瀑布で、絡み合う様な流れは絶景ですよ。また複雑な流れはマイナスイオンもたっぷりで、新緑や紅葉を楽しみつつ、リフレッシュのできるおすすめの名所です。アクセスは秘湯・滑川温泉から徒歩で20分です。

滑川の大滝の魅力は、川底が岩盤になっていてヌラリと平らで歩きやすいナメの多い沢になっている所でしょう。夏ならじゃぶじゃぶと素足で登って行きたくなりますよ。また、秋の紅葉の時期もとても魅力的で、白い滝のカーテンが赤や黄色の縁取りによく映えるのです。さすが滑川の大滝は日本の滝100選に選ばれるだけの事はありますね。

上杉神社は明治9年に治神宮や平安神宮を手掛けた宮大工・伊東忠太博士によって建てられたおすすめの名所です。もちろん上杉謙信が祀られていますから、地元の方々が初詣に訪れる由緒正しい神社です。また境内の宝物殿・稽照殿には直江兼続の『愛の兜』が収められていますので、戦国史ファンの方にはおすすめですよ。

山形県の紅葉の秋は駆け足で過ぎていきます。ここ米沢市でも紅葉は一時の美しさ、ここ上杉神社の紅葉もまた見事なものです。長い冬の始まりに大地に色を添える切ない風景を味わいたいのならば、紅葉の萌える米沢市にじっくりと腰を降ろしてみると良いでしょう。美味しい郷土料理と地酒に温泉とおすすめな名所はたくさんありますよ。

山形県米沢市では、市を挙げて田んぼアートに取り組んでいます。すでに春の風物史ともなっているこのイベントには、一般からの参加も募集しています。時期は毎年5月の田植えシーズンで、1日がかりで上杉謙信に由来した絵柄を田んぼに描きます。そして紅葉の秋に収穫も行います。ご家族で参加して楽しい経験を作ってみるのはいかがですか？

山形県米沢市が主催する田んぼアートの『田植え体験と稲刈り体験』の両方に参加した方には、なんと「つや姫」が5kgプレゼントされますよ！作業は朝9時から始まって午後1時までです。これならば田植え経験のない方でも、体力に自信のない方でも楽しめるでしょう。また収穫は紅葉の頃に行いますよ。詳しくは山形県米沢市観光課で！

最上川の源流は、山形県と福島県にある西吾妻山の『火焔の滝』とされています。火焔の滝は山の奥深くにある秘境の滝です。またアクセスは、一旦吾妻山山頂の駐車場まで車で上がって、そこから最上川の源流の滝へ向かって下山する形になりますね。15分ほどの軽いトレッキングですから、紅葉を楽しみつつ散歩するのも良いでしょう。

火焔の滝は紅葉のシーズンでも、それ程人影もない秘境のスポットです。そして秘湯感あふれる大平温泉滝見屋でのんびりと温泉三昧は如何でしょう。チェックイン後に予約をしておけば、貸切露天風呂が無料で楽しめます。ここは電気もない陸の孤島ですから、たった一人で温泉に浸かり、世界や宇宙の事に思いを巡らすのもオツですよ。

小野川温泉は山形県・米沢市の奥座敷にあり、1200年の歴史をもつ温泉名所ですよ。かの小野小町が愛した温泉で、病気に拭いた際にここで保養・湯治をしたという話しがあります。ですから小野川温泉の湯には美人効果もあるとの事で、女性たちの来客も大変に多いのです。また、天然のホタルが生息する『ほたるの里』としても有名です。

米沢には秘湯といわれる温泉スポットが数多くあります。700年の歴史がある白布温泉もその一つです。ここは古くからの湯治場で、福島高湯温泉・山形蔵王温泉と併せて奥州三高湯として有名です。自然豊かな山村には四季折々の自然の風景が楽しめます。また紅葉の頃にはニホンカモシカや白ザルも集まって来て可愛いですよ。

他にも6つの温泉名所が山形県の米沢市にはあります。これを米沢八湯といって、温泉フリーパスやスタンプラリーでより楽しめる様になっていますよ。温泉をメインに訪れるならば冬場も最高です。日本昔話の様な冬の世界では、日々蓄積したストレスや疲労、悩みもゆっくりと解していけば、きっと身も心も癒されていく事でしょう。

山形は昔から日本の米どころとして栄えた名所で、雪国の厳寒期に仕込む寒造りの手造り美酒がいくつも誕生しています。そんな米沢市には400年以上もの歴史を持つ酒蔵がいくつかあります。そこで当時の造り酒屋をそのまま再現したのが『東光の酒蔵』の酒造資料館です。日本酒フリークにはおすすめの観光スポットになっていますよ。

山形県米沢市周辺では酒蔵が銘酒を造っていますよ。そこで見学可能な酒蔵に加茂川酒造(株)があります。『日の出加茂川』や『久保桜』が有名で、冬場の1~2月ならば見学も試飲もできます。また『羽陽錦爛』や『桜羽前』の後藤康太郎酒造店も見学可能ですので訪ねてみましょう。他にも米沢市周辺には魅力的な酒蔵がいっぱいあります。

米沢市の栗子国際スキー＆リゾートスキー場は、コース数が6本と比較的にコンパクトなゲレンデバリエーションですが、自然の地形を生かしたワイルドな滑りが楽しめます。最大斜度33度のレインボーコースなら熟練のベテラン達をも納得させる事でしょう。またフリースタイラーにおすすめのパークやモーグルコースもありますよ。

天元台高原スキー場は西吾妻連峰の標高1350m程の高地にあるスキー場で、パウダースノーと樹氷やダイヤモンドダストが楽しめるロケーションに優れたご機嫌のゲレンデですよ。オープンは11月中旬ごろで、ゴールデンウイークまでは滑る事ができます。そしてゲレンデのバリエーションも豊富で、初心者から上級者まで楽しめますね。

米沢市の天元台高原スキー場のおすすめポイントは真冬の樹氷林ですね。他ではちょっと見れない絶景ですよ。そして最長6000mのロングコースは圧巻でしょう。最高標高が1820mと東北エリアで最も大会地点から滑走が楽しめます。雪質も良いのでご機嫌ですよ。また晴天の時は山頂から米沢市内が一望できる大パノラマも人気ポイントですね。

米沢牛や山形牛を飼育している牧場で有名なのが、米沢市の吾妻山麓放牧場です。広い山野に自然の状態で放牧された牛たちが、呑気に草を食んでいる風景は本当に心温まりますね。こうしてストレスの少ない自然環境で育った牛だからこそ、和牛のトップブランドになれるのでしょう。そんな牧場を訪ねてみるはちょっと素敵な事でしょう。

米沢牛のステーキを地元で食べるならレストラン・ヴェルデがおすすめです。宴会から会食にお弁当/オードブルの配達まで、ヴェルデなら全てお任せできますよ。もちろん山形県名産の米沢牛の最も美味しい部分を最高の料理で提供してくれます。地元でも大人気のステーキレストランですので、米沢市に行った際は食べてみてくださいね。

国の有形文化財であり日本百名庭の庭園で戴く厳選米沢牛は絶品です。米沢牛山懐料理吉亭は風雅な織元の屋敷・国屋吉貞で営業している老舗の料亭で、米沢牛をもっとも美味しく食べさせるお店としても有名です。まさに東北の古都・城下町米沢の名に相応しい懐石料理が、しかも手ごろなお値段でじっくりと堪能できますよ。

米沢城址を整備して造られた松が岬公園は、上杉祭りでも冬のイルミネーションイベントでも中心地となって、四季を通して観光客が最も集まるおすすめスポットです。特に春の桜がお堀中に咲き乱れる時期がステキで、ライトアップされた景色にはうっとりちしてしまう事でしょう。また公園内には上杉神社があり、憩いの場となっています。

城のお堀には大きな錦鯉が実に雅な姿で泳いでいます。そして堀を縁どる250本もの桜木々、晴れた日には水面までも桜色に色ついて、ここ松が岬公園は日本でも有数の花見スポットなのです。かの戦国時代の名将・上杉謙信や伊達正宗たちも、激戦の死闘ですさんでしまった心を癒したと言われている必見の観光スポットなのですよ。

山形県でも一際有名な冬の名物詩・上杉雪灯篭まつりは、毎年2月の第2土曜・日曜日に松が岬公園一帯で開かれます。特に夜のイルミネーションは見事で、約300基の雪灯篭が通りを淡く照らし、1000個以上の雪ぼんぼりが雪洞の中で揺れています。ライトアップの雪景色も美しいですが、こんな世界も温もりと美しさに満ちていて良いですよ。

上杉雪灯篭まつりのキャンドルゾーンでは、カラーメガホンなどのledライトが真っ白な雪の公園を色鮮やかに染め上げます。ちょっとメルヘンチックで幻想的な世界が広がりますよ。雪灯篭の明かりもステキですが、こちらのキャンドルゾーンも雪国ならではの演出が施されていて魅力的ですね。あなたもどうぞ夢の世界をお楽しみください。

上杉雪灯篭まつりは夜のイベントですが、期間中はびっしりの出店がにぎわっていますよ。地元のB級グルメや郷土料理を頬張りつつ地元の名産・甘酒や日本酒などをひっかけて、縛れる雪国の冬を楽しんでみてください。もちろん夜はあったかな温泉に浸かって、実も心もホックリされると、それだけで幸せを感じるかもしれませんね。

米沢の上杉雪灯篭まつりには付き物の忍城成田軍！お昼時は各地からやってくる観光客のおもてなしに忙しく活躍していますよ。しかもイケメン揃いとのうわさもあって、ひそかに歴史ものコスプレのファンたちが集まって来るとの話もあります。もちろん、あなたにも忍者コスプレのチャンスありですから、ちょっと試してみてくださいね。

雪国・山形のステキな観光スポット・米沢には訪れたい名所がいっぱいあります。四季を通じて風景が違う奥の深い米沢を、何回かに分けて訪れてみるのは如何でしょうか?そして雪国の方々の暮らしぶりから、あの温もりとのんびりとした生き方を肌に感じて、自分自身でもそんな心のゆとりが持てる様になるとちょっとステキですよね。