竹富島を観光しよう！見どころ満載のおすすめのスポットご紹介！

八重山諸島にある半日もあれば回れるほど小さい島「竹富島」は、3つの集落が寄り添うようにあり、沖縄県の昔ながらの景観が見れるおすすめ観光地です。沖縄県が自慢する美しい海はもちろん、竹富島でしか味わえない有意義な時間を過ごせる場所や、竹富島へのアクセス方法などをどんどん紹介していきます。竹富島へ観光に行く際は、ぜひ参考にしてください。

竹富島へのアクセスは空港がないので、フェリーで海からのアクセス方法のみとなります。ですが、竹富島は主島の石垣島から一番近い島になるので、高速船で約10分程度で到着するアクセスの良さです。観光名所になるので、高速船の便数も多く、安栄観光が1日18便、八重山観光が1日21便運航も運行をしています。行きたい時に行けるアクセス抜群の島です。

白砂の道、赤瓦、水牛車など竹富島にはさまざまな観光地がありますが、そのアクセス方法やコースなど情報を手に入れられるスポットです。港についた最初につく場所になり、観光地はもちろん竹富島の歴史を勉強することができるので、情報を頭に入れてからそれぞれの観光地へ行くことができ、より一層竹富島を楽しむことが出来ます。

住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富 電話番号:0980-85-2488

竹富島の名所、コンドイビーチは、遠浅でほとんど波がないので家族連れにおすすめの観光地です。エメラルドグリーンの海とサンゴの白いビーチの美しい景色はまるで異国にきたような心に響く景観です。また、竹富島といえば猫がたくさんいますが、ここのビーチにも猫が頻繁に遊びにきており、猫好きにもたまらないスポットです。

石垣島滞在の方でもフェリーで10分のアクセスの良さなので、石垣市内でビーチを探すよりも気軽に寄ることができるので夏には多くの観光客で賑わっています。トイレと更衣室以外にはビーチには何もないので、広い海、広い空を独り占めできます。景色も抜群で天気の良い日には、目の前には小浜島、その後ろには西表島を見ることができます。

住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富

西桟橋は国の登録有形文化財になり、美しい夕日が見れる景色抜群の名所です。1971年頃まで桟橋として利用されていましたが、今では使われていない石造りの桟橋になり、西向かって桟橋が延びています。ただ、この夕日を見るには竹富島の最終フェリーの時間を過ぎるので滞在する方のみ見られる特別な景色となっています。

昼間は夕方より人が少ないですが、綺麗な海の色と、ときどき通るゆったりと進む沖の船を眺めながら離島ならではのゆっくりな時間を過ごすことができます。また竹富島での人気観光コースが、さきほど紹介したコンドイビーチで日中は海水浴を楽しみ、すぐ近くにある西桟橋で夕日を楽しむコースです。ぜひ時間のある方はお試しください。

住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富

日本最南端にある「喜宝院」と併設している資料館、喜宝院蒐集（しゅうしゅう）館です。島で実際に使っていた民具や古銭などが展示されており、竹富島の歴史を知ることができる名所です。館長さんやスタッフが熱心に説明をしてくれるので、有意義な時間を過ごすことができます。大きくはないですが、約4000点もの展示品があります。

2007年には国の登録有形文化財に沖縄県で一番最初に登録されています。世界的にも珍しいワラを使った「藁算」があり、藁算に関しての研究者の来館も数多くいます。ここには八重山の各祭りで使われる仮面が天井にずらりと並んでおり、一見の価値があります。民族学好きの方もあまり詳しくないという方でも楽しむことができるおすすめのスポットです。

住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富108 電話番号:0980-85-2202

竹富島内のアクセス方法の一つ「水牛車」です。サンゴを砕き白砂を敷き詰めた小路を、水牛にひかれながらゆったりと景色を楽しめます。水牛車は予約なしで乗ることができるので、空いてる時間に乗ることができます。コースを進んでいる時は三線の音色を聴きながら、竹富島の街の景色を楽しみ、下車する頃にはすっかり島の虜になっているはずです。

水牛車のコースは決まっており、コースを進む時間は約30分となっています。コース中には大きなガジュマルの木や、初夏にはデイゴの真っ赤な花々を見ることができます。コースの初めは「竹富観光センター」から始まり、コースの最後はなごみの塔で下車となります。コース中の景色はもちろん個性豊かな水牛とガイドさんのやり取りも楽しいです。

住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富441 電話番号:0980-85-2998

水牛車のコースの下車場所にあるなごみの塔は、竹富島のシンボルタワーになります。小高い岩山「赤山丘」に建つ4.5mの塔です。人1人しか通ることのできない細い梯子のような急勾配の階段を登ると、竹富島自慢の赤瓦の屋根が残る集落を一望できます。景色が良いので観光シーズンには行列できていますが、並んで損はない観光名所です。

ここは平家の落ち武者が城を築いた跡と言われており、1953年頃はメガホンで住民に連絡をする塔だったそうです。登ってみると実感しますが、なかなかの高さがあり子供連れの方は注意しながら景色を楽しんでください。並んでいると展望台にいれる時間が限られてはしまいますが、沖縄県の絵葉書のような風情ある景色を楽しむことができます。

住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富 電話番号:0980-82-5445

竹富島の集落は、重要伝統的建物群保存地区に指定されており、竹富島の名所になります。港から歩いて10分ほどでつき、信号もない、バイクも車もほとんど通らず人は住んでいますが静かな道になり、時々コースをゆったりと歩いている水牛車に出会います。自転車で巡るのも良いですが、ゆったりと目的地を決めず歩いて集落を見渡すのもおすすめです。

竹富島の集落の中でもひと際人気があるのが、西屋敷になります。東西の道を主に歩き、ここの道はみな玄関が南側をむいています。なので、道がわからなくなり方向が知りたい場合は玄関を見れば方角がすぐにわかります。竹富島に住む人々の手によって、サンゴの白い道は綺麗に掃除されており、いつ歩いても気持ちよく散策ができます。

八重山を代表する民謡「安里屋ユンタ」の主人公「安里山クヤマ」の生誕の地です。竹富島に観光にきたらぜひ足を運んでほしい観光名所でもあります。絶世の美女と言われたクヤマは、お役人の求婚を断った竹富島の英雄と言われています。水牛車コースでも通るので、水牛車に乗り民謡を聴きながらその世界に入り込むことができます。

安里屋クヤマの生誕の地はコースの中にあるので見つけやすいですが、同じ竹富島内にはお墓もあります。お墓は集落から少し離れた場所にあるので、名所ですが静かな時間を過ごすことができます。絶世の美女クヤマをはじめ安里屋の一族のお墓になりますが、八重山地方でよく見かける「亀甲型」と呼ばれる、一見お墓には見えない景観です。

住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富342

集落の入口にある大木は、神様の木とも呼ばれており、外敵が集落に入ってこないようにと魔除けとして植えられています。石垣を積み上げたその真ん中に植えられており、その堂々たる姿に不思議と安心感があります。スマンシャーと呼ばれるこの木は集落ごとに入口に置かれており、スマンシャーを目印に道を進むのもおすすめです。

竹富島の名所であるカイジ浜は別名「星砂浜」とも呼ばれており、手のひらを砂浜につけると星の形をした有孔虫の殻がつくことからその名がつきました。残念ながら潮の流れが速く、遊泳は禁止ですが、星砂を持っていると幸せになれると言われているので、多くの観光客がしゃがみながら星砂を探してるのが目につきます。

星砂より見つけるのが難しいですが、星の形状と比べて中央部が球に近く、突起の先端が丸みを帯びてる「太陽の砂」と呼ばれているものもあるので時間のある方はぜひ探してみて下さい。探している時間がない、見つからないという方は星砂のつまった可愛い瓶が販売されているので、お土産としても人気があります。

ここはコンドイビーチと相反するビーチで、流れが速くて遊泳は禁止ですが、見事な朝日が見れる穴場スポットです。観光客もあまりいないので、木陰でゆったりと静かな時間を過ごせ、沖縄の離島気分を満喫できます。見晴台の脇に伸びる道を進むと、目の前に広がる海の青さに感動を覚えます。ビーチまでのアクセスは歩きやすい靴で行くのをおすすめします。

天気が良ければ眼前に石垣島を見ることができます。ここにもコンドイビーチ同様猫がお出迎えをしてくれ、のんびりと木陰に座っているとそっと隣に座ってくれます。人の少ないビーチになるので、落ち着きがあり猫たちの時間もゆったりと過ぎているように感じます。集落からは自転車で15分ほどかかりますが、静かに過ごしたい方におすすめです。

コンドイビーチから西桟橋にアクセスする途中にあるのが、神様がやってきた場所とされている「ニーラン石」です。名前の「ニーラン」とは海のはるか向こうにある神様の国のことを表しており、五穀豊穣をもたらすため、竹富島にやってきた神々が船のとも網をこの石に結び付けて上陸したと言われている神聖なスポットです。

旧暦8月8日はこの場所で神を迎える儀式「世迎い」が行われています。ここは神聖なスポットなので、とても静かで竹富島の透明な美しい海を見ながら、大昔の伝承や神話に触れられる貴重な時間を過ごせます。なにも知らずに通ると素通りしてしまう方が多々いますが、竹富島の中でも貴重な神聖スポットなのでぜひ一度足を運んでみませんか。

竹富島の隠れた名所が郵便局です。もちろん竹富島では郵便局も中は普通の郵便局ですが、外観は赤瓦になります。なぜ郵便局が名所なのかと言いますと、ここからハガキやお土産を送れば竹富島ならではの可愛い消印を押してくれ、記念品として持ち帰ることができるからです。竹富島にきたという一番証明できる記念品をもらいに行きましょう。

住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富500 電話番号:0980-85-2342

八重山ミンサーや芭蕉布など伝統的な織物文化の継承を目的とした観光スポットです。完成したものが展示されていたり、機織りを見学したりできます。また、織り方や原料の説明、織られた際にでてくる模様の説明など詳しく教えてくれるので、有意義な時間を過ごすことができます。入場料も無料なので、気軽に立ち寄ることができます。

時間に余裕のある方は機織り体験をすることができます。スタッフの方が丁寧に教えてくれるので、手先が不器用という方でも作ることができます。約30分から1時間ほどで完成します。機織りの場所では、毎日島の女性たちが働きにきており、働く女性のたくましく、美しい姿を見ることができます。織物の販売もあるので、お土産に1ついかがでしょうか。

住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富435 電話番号:0980-85-2302

私設の展望台になり、なごみ塔よりも高いので竹富島の景色を一望できるスポットです。観光地としての設備はなく、まるで人の家にきたような景観、上にあがると家の屋上にいるようなスポットになり、料金などもセルフになっています。だからこそ、落ち着いた空間が漂っており、安心感やどこか懐かしさを感じる心休まるスポットです。

ここは昔、仲筋村に飼われていた牛が夜中に逃げ出し、土や石を角で突き上げ、一夜にして高い丘を作り上げたと言われています。その丘に上がった牛が「ンブフル」と鳴いており、その光景を見た酋長が喜び、この牛が作り上げた丘を土台にして見張り台として作った場所になります。伝説の丘から見る竹富島ならではの大自然の景色は見事です。

住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富653 電話番号:0980-82-5445

石垣島からわずか10分のアクセス良い竹富島には、名所の水牛はじめ、大自然の景色や文化、伝説に触れることのできる日本の楽園です。今回紹介した以外にも魅力ある観光地が数々あり、訪れる方を感動させてくれます。まるで時間が止まったかのような竹富島の集落を散策し、透き通るサンゴ礁の海を眺めながら、あなたの大切な思い出を作りに行きませんか。