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エディンバラ城!入場料は?人気観光地の歴史や見どころご紹介!

エディンバラ城!入場料は?人気観光地の歴史や見どころご紹介!
投稿日: 2017年7月20日最終更新日: 2020年10月7日

スコットランドの首都であるエディンバラは世界遺産にも登録されている古い歴史のある街です。そのエディンバラの象徴であるエディンバラ城はスコットランドだけではなく、イギリス全体の歴史のなかでも重要な役割を果たしました。そんなエディンバラ城をご紹介します。

世界遺産のエディンバラ城は人気観光スポット見出し

スコットランドの東岸に位置するエディンバラは、スコットランドではグラスゴーに次ぐ大都市です。スコットランド議会がある都市のため、スコットランドの政治的な中心地とされますが、世界遺産にも登録され観光地としてもイギリス国内でも人気があります。その中でもエディンバラ城は最も人気の高い観光スポットとなっています。そんなエディンバラ城場内の見どころ、行き方、入場料などをご紹介します。

世界遺産のエディンバラ城の歴史見出し

世界遺産にも登録されいるエディンバラ旧市街にあるエディンバラ城(Edinburgh Castle)の現存する一番古い部分は、12世紀に建てられました。エディンバラ城は中世から軍事的にも重要な要塞とされ、20世紀初頭までは軍が常駐していました。古い歴史のあるお城だけあって、歴史的な建築物や幽霊の言い伝えまであります。

世界遺産の街エディンバラまでの行き方①電車見出し

ロンドンからエディンバラへの電車での行き方ではユーストン駅とキングス・クロス駅を利用します。ユーストン駅発の電車は途中停車駅が多いため、キングス・クロス駅からの電車よりも長く5時間から5時間半ほどかかります。キングス・クロス駅からの場合は4時間半から5時間ほで到着します。どちらの駅からも、料金は£100から£150と高めです。

世界遺産の街エディンバラまでの行き方②長距離バス見出し

ロンドンのビクトリア・コーチ・ステーションからエディンバラへのバスでの行き方は、ナショナル・エクスプレスの長距離バス(コーチ)を利用します。午前中発のバスでは10時間ほどかかり、夜に到着します。夜行バスではロンドンを夜に出て、途中ヒースロー空港にも停車して翌朝早くにエディンバラに到着します。電車の行き方と比べると倍の時間がかかりますが、料金が半分以下とかなりお得です。

エディンバラ城の入場料①スタンダード料金見出し

エディンバラ城への入場料は、5才以下は無料となっています。大人料金(16才以上)は£17、子供料金(5才から15才まで)は£10.20となっています。学生割引は適用されません。オーディオガイドの貸し出しもしていて、英語の他にも日本語もあり、料金は入場料とは別途大人£3.50、子供£1.50となっています。

エディンバラ城の入場料②エクスプローラー・パスを活用見出し

エディンバラ城だけではなく、スターリング城や修道院など他のスコットランドの主に歴史的な観光スポットを回る場合にお得なのが「エクスプローラー・パス(Explorer Pasa)」です。パスには3日と7日の二つの種類があり、3日の場合は5日間有効で、そのうちの3日に使用可能、7日の場合は14日間有効で、そのうち7日に使用することができます。

エクスプローラー・パスはスコットランド内の78ヶ所の歴史スポットに入場することができ、エディンバラ城とスターリング城ではファストパスとして、並ばずに場内にアクセスできます。3日パスは£31と、エディンバラ城のスタンダード料金の半分以下なので、スコットランド旅行の際にはおすすめのパスです。

エディンバラ城の見どころ①グレート・ホール見出し

エディンバラ城の中心にあるグレート・ホールは、1511年にジェームズ4世によって建てられました。木造の屋根は、巨大な材木から作られ、屋根を支える石にはスコットランドの国花であるアザミや、スコットランドの紋章などで装飾されています。17世紀から19世紀にかけては軍事的な目的に使われ、現在でも武器や防具が展示されています。

エディンバラ城の見どころ②クラウン・ジュエル見出し

ロイヤル・パレスのクラウンルームには、別名「スコットランドの栄誉(The Honours of Scotland)」という、王権を象徴する3つのアイテム(クラウン・ジュエル(Crown Jewel)」が展示されています。その中でも特に宝冠には10個のダイヤモンドと数多くの宝石がちりばめられて、エディンバラ城の場内でも必見のスポットです。

エディンバラ城の見どころ③セント・マーガレット礼拝堂見出し

エディンバラ城の場内にあるセント・マーガレット礼拝堂は、エディンバラ城の場内に現存する最も古い建物で、1130年にデイヴィッド1世によってメアリー王妃に捧げるかたちで建てられました。デイヴィッド1世の母親であるメアリー王妃は多くの慈善行為をしたとされ、ローマ教皇によって聖人に列せられました。現在でも洗礼式や結婚式に使われています。

エディンバラ城の見どころ④運命の石見出し

旧約聖書の創世記に登場するヤコブが枕として使ったという伝説がある「運命の石(The Stone of Destiny)」は、代々スコットランド王の戴冠式が行われた宮殿にありました。1296年にイングランド王エドワード1世が戦利品としてイングランドに持ち帰ってからは、イングランド(後にイギリス)の戴冠式に使われました。1996年にスコットランドに変換された運命の石は、現在はクラウンルームに展示されています。

エディンバラ城の見どころ⑤大砲モンス・メグ見出し

巨大な大砲「モンス・メグ(Mons Meg)」は、1460年にブルゴーニュ公フィリップからジェームズ2世に贈られました。射程距離3.2㎞で150㎏もの砲丸を発射することができるモンス・メグは、1550年まで実際に戦場で使われましたが、それ以降はスコットランド女王の結婚祝賀など、儀式的な目的で使用されました。1754年にロンドン塔に引き取られましたが、1829年にエディンバラ城に返還されました。

エディンバラ城の見どころ⑥国立戦争博物館見出し

エディンバラ城の場内にある国立戦争博物館(National War Museum)は、以前は軍用の病院として使われていた建物にあります。博物館には,第二次大戦時にドイツのスパイによって使われたピストル、兵士からの手紙、軍服などとともに、近代の化学兵器に関する展示もされています。

エディンバラ城の見どころ⑦プリズナー・オブ・ウォー見出し

エディンバラ城の場内には戦争捕虜(Prisoner of War)に関する展示があります。実際に戦争捕虜が過ごしたように、ベッドやテーブル、椅子、暖炉などがトンネル状の部屋に再現されています。18世紀から19世紀にかけて捕虜収容部屋として使われ、フランス、アメリカ、スペインなどの兵士が捕らえられていたといいます。

エディンバラ城の見どころ⑧ワン・オクロック・ガン見出し

ワン・オクロック・ガン(One o'clock Gun)とは、その名前の通り午後1時に発射される空砲で、日曜日とクリスマスなどの祝日以外、毎日行われているイベントです。現在使われているのは105㎜の榴弾砲で、場内のミルズ・マウント・バテリーから発射され、観光客に人気のイベントになっています。

エディンバラ城のカフェ見出し

エディンバラ城には、ティールーム(The Tearoom)とレッドコート・カフェ(Redcoat Cafe)という二つのカフェがあります。ティールームでは、スコットランド産の食材を使ったメニューが並び、ハギスやソーダブレッドなどを食べることが出来ます。アフタヌーンティーには紅茶の他に、スパークリングワインを注文することもできます。

レッドコート・カフェではサンドウィッチやスープなどの軽食があり、子供用のランチバッグ(ドリンク、サンドイッチ、果物など)もあるので、家族連れには最適のカフェです。サンドイッチなどはテイクアウトすることもできます。窓からはエディンバラの街の景色を見ることもできる人気のカフェです。

エディンバラ城の幽霊見出し

エディンバラには幽霊に関する観光スポットがいくつかありますが、その中でもエディンバラ城は幽霊目撃のホットスポットとして知られています。一番有名なのは「バグパイプを吹く男」で、どこからともなく聞こえてくるバグパイプの音色は、幽霊の姿が見えなくても怖いものがあります。

エディンバラ城は長い歴史の中で、反逆者や捕虜の処刑がされたことも多く、そのため地下から死者のうめき声が聞こえるとも言われます。その他にも白い服を着た少年、頭のない男、場内の兵士が飼っていた犬のための墓地には犬の幽霊が出るとも言われています。

エディンバラ城で歴史を楽しもう見出し

世界遺産にも登録された古い街並みの中にそびえるエディンバラ城は、スコットランドだけでなくイギリス全体の歴史に触れることが出来るスポットです。荘厳な建築や美しい宝冠など見どころは数多く、幽霊スポットを探して歩き回るゴースト・ツアーに参加するのも面白いです。

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投稿日: 2017年7月20日最終更新日: 2020年10月7日

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