福岡うなぎランキング！美味しいと人気のおすすめの名店も！

福岡県の柳川は、1681年に考えられた「うなぎのせいろ蒸し」という名物料理が代々伝えられ、うなぎめしマップまであるほど美味しい名店がたくさん点在します。養殖にも力を入れていて、天然ものよりも美味しいうなぎが育てられています。福岡に行くなら絶対食べておきたい美味しいうなぎの人気店を、ランキング形式でご紹介します。

大正13年創業の北九州市を代表する名店は、若戸大橋インターチェンジからすぐ。開店前からたくさんの人が並んでいる人気店です。店内は、カウンターやテーブル席、座敷席が46席ほど用意されています。1240円のまぶし丼から3900円のうなぎ定食まで、幅広い価格のうなぎメニューが10種類以上そろっています。

おすすめ名物セイロ蒸しもありますが、ツイートは人気メニューのひつまぶし(2900円)です。どっしりとした木製の器には、あふれるほどのうなぎが盛られています。炭火で香ばしく焼かれたうなぎの香りは、食欲を増進させます。皮はパリッとふっくらと厚みのあるうなぎを、まずはそのまま、次にタレ、最後はお茶漬けで3度の美味しさが楽しめます。

住所:福岡県北九州市戸畑区新池2-11-9 電話番号:093-882-5200

柳川藩主立花家の邸宅だった建物は、立花氏庭園として柳川の観光スポットでもあり、庭園や資料館を楽しんだり、宿泊やウエディング、レストラン施設なども充実。車でのアクセスは、みやま柳川インターチェンジから30分ほど。レストラン対月館では、6種類ほどのうなぎ料理のセットメニューがそろっています。

人気のせいろ蒸しは、並と上、特上におすすめセットの4種類があります。ツイートはおすすめセット3600円で、上うなぎのせいろ蒸し、うざくと鰻巻き、肝吸に漬物がセットになっています。普通の蒲焼きとは違ったふっくら感と、せいろ独特の香りと旨みが凝縮されて美味しい。濃い目のタレで、どんどんご飯がすすみます。

住所:福岡県柳川市新外町1 電話番号:0944-73-2189

数多くの口コミを書くグルメのレビュアーからも評価の高いこちらのお店は、12席しかない家族経営のこじんまりとしたうなぎ屋さん。こだわりのうなぎ料理は、注文から提供までにかなり時間がかかることもあるようですが、丁寧な接客とおもてなしの心を感じる姿勢が気持ちよく、さらに人気を集めているようです。

通常メニューは、うな丼とうな重2種類とシンプルで、それぞれに松竹梅、特上4つのランクがあります。ランチタイムには、予約以外はサービスランチか梅までしか注文できないのだそうです。サービスランチは肝吸と漬物付きで1500円。サービスランチでもかなり美味しいですが、極めたい人はお早めに予約しましょう。

住所:福岡県福岡市中央区高砂1-14-7-1 電話番号:092-524-3608

黒崎駅から歩いて5分ほどのうなぎ専門店は、高級感のある店内には40席ほどが用意され、特別な席などにも使えそうな雰囲気。うなぎのお食事メニューは、蒲焼定食と鰻重、鰻丼にせいろ蒸しの4種類に、それぞれ松竹梅があり、うなぎの量によってお値段が分かれています。その他、白焼定食とうなぎ茶漬けもあります。

表面が香ばしく焼かれたうなぎの蒲焼は、パリパリした食感が美味しいと感じると、間もなくふっくらした身の旨みが口の中いっぱいに広がり、なんともいえない絶妙な焼き加減。程よく甘いタレとご飯で、さらに幸せな気分になれます。せいろ蒸しはフカフカと箸が通るので、柔らかい食感が好きな人はこちらがおすすめ。

住所:福岡県北九州市八幡西区黒崎4丁目1-22 電話番号:093-645-3381

旅館のような佇まいのお店は、広川インターチェンジから車で20分。7kmほど離れた荒木にも支店があります。店構えからも分かるように180席ものキャパがありますが、平日でもお昼のピーク時には行列ができる人気店です。せいろ蒸しとうなぎ定食は、それぞれに特上があり1匹分のうなぎが入っているので、がっつり派には特上がおすすめ。

うなぎ丼や単品の蒲焼や塩焼きもありますが、ほとんどの人がせいろ蒸しをオーダーしているようです。タレの味がついたご飯の上にはうなぎと錦糸卵が乗せられ、肝吸いに酢の物や漬物が付いて2200円。蒸されているので、うなぎもご飯もふっくらとして最後までアツアツ。特上でなくても、十分の食べごたえがあります。

住所:福岡県久留米市大善寺町黒田83-6 電話番号:0942-26-3608

安政年間創業の200年以上の歴史がある老舗は、先にご紹介した8位の御花からすぐ近くにあります。ツイートのように、ランチタイムにはかなりの待ち客が並ぶ人気店。近くには観光名所もあり、時間つぶしにも最適。お食事メニューは、せいろ蒸し3種に蒲焼定食2種、鰻丼2種と素焼き定食2種があり、それぞれ会食にもできます。

人気のせいろ蒸しは、漆重の中にせいろが入っていて、蓋を取ると湯気が吹き出すくらいアツアツ。脂がのったうなぎは苦手という人でも、脂が落ちて食べやすいのでおすすめです。うなぎはふっくらやわらかく臭みが無く、箸で切れるほど柔らかで、御飯もタレが馴染んで鰻重では味わえないせいろ蒸しならではの美味しさ。

住所:福岡県柳川市沖端町26 電話番号:0944-72-3163

うなぎのせいろ蒸しを考案した1681年創業の老舗では、元祖の味が楽しめます。初代から忠実に受け継がれる伝統の味を求めて、全国各地からたくさんの人が訪れる名店です。歴史を感じさせる風情のある佇まいで、店内は140席ほど。せいろ蒸しだけで5種類の定食やセットがあり、蒲焼や白焼、うなぎ丼などのメニューがそろっています。

せいろ蒸しは、きも吸と漬物付きで3500円。錦糸卵が美しく、肉厚の立派な大きなうなぎで覆いつくされ、特せいろなら中にも1枚隠されています。しっとりと柔らかく、脂の旨みと濃厚なタレが絶妙に口の中で絡み合います。たれが染み込んだご飯は、これだけでも美味しい。お酒にもよく合います。むっちりした食感の肝が入った肝吸もGood。

住所:福岡県柳川市旭町69 電話番号:0944-72-6155

昭和元年創業の老舗は、小倉駅から歩いて5分ほど。1階はテーブル席と座敷席、2階には個室や大広間など多彩な席が80席ほど用意されています。伝統を守りつつ時代の変化にも合わせた味わいのうなぎ料理で、高い評価を集めています。5月から11月は天然ものもあり、せいろ蒸しだけでも9種のバリエーションがそろっています。

いちばんお得なせいろ蒸しは、肝吸と漬物付きで1650円。炭火の香りが強めでとっても香ばしく、ふんわりトロトロな蒸し加減が最高です。タレ味のご飯は甘みが強すぎないので、最後まで飽きずに食べられます。焼いた肝が入った肝吸いも昆布のおダシが効いて、漬物に至るまで全てが手抜きなく美味しいです。

住所:福岡県北九州市小倉北区鍛冶町1-1-13 電話番号:093-551-0851

明治6年創業の老舗は、独自の技でふんわりと焼き上げる伝統のうなぎが自慢。お店は中洲川端駅から歩いて5分ほどにあり、150席もの広さがありますが、お昼や夕方は大混雑でかなり待つこともあるそうなので、早めの予約がおすすめです。うなぎ丼やうな重、蒲焼に素焼などのメニューがあり、それぞれ上や特のランクは量が変わるだけです。

朱色の2段のお重に入ったうな重は、うなぎとご飯とタレが別々になっています。しっかりと肉厚なうなぎは、外側はカリッとしているのに身がフワフワで、深みがある甘さ控えめの秘伝のタレをつけて、ご飯に乗せていただきます。旨みがギュッと凝縮されていているので、タレをつけずに食べても美味しく素材のよさがしっかり感じられます。

住所:福岡県福岡市博多区中洲2-8-27 電話番号:092-271-0700

福岡のうなぎの人気店ランキングでしたが、どのお店も美味しさは折り紙つきです。名物せいろ蒸しが人気を集めているようですが、せいろ蒸しだと関東風のうなぎの食感に近くなり、濃厚なうなぎの旨みを味わいたい人は、普通のうな丼やうな重をおすすめします。逆に脂っこいのは苦手な人には、せいろ蒸しをぜひ食べてみてください。