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ケンジントン宮殿の見学方法・入場料などは?アフタヌーンティーも堪能!

ケンジントン宮殿の見学方法・入場料などは?アフタヌーンティーも堪能!
投稿日: 2017年11月14日最終更新日: 2020年10月8日

イギリスの首都ロンドンの中心部にあるケンジントン宮殿は、長くロイヤル・ファミリーの住居として使用されてきました。現在はケンブリッジ公爵ウィリアム一家の住まいということもあり注目が集まるケンジントン宮殿の観光情報を集めてみました。

ケンジントン宮殿はロンドンの人気観光スポット見出し

イギリスのロンドンの中心部にあるケンジントン宮殿は、イギリスのロイヤル・ファミリーの住居であり、ロンドンのなかでもバッキンガム宮殿と並んで人気のある観光スポットです。人気のアフタヌーンティーもいただくことができるケンジントン宮殿の入場料、見学方法、アクセス方法などのお役立ち情報をご紹介します。

古い歴史のあるケンジントン宮殿見出し

ケンジントン宮殿はもともとは、1605年に貴族の館として建てられたジャコバン風の2階建の建物でした。その後、ノッティンガム伯に買い取られ、1689年に当時のイギリス王であったウィリアム3世とメアリー女王によって住居として買い取られました。その後は代々イギリスのロイヤル・ファミリーの住居として使用されています。

ケンジントン宮殿と言えば、1989年に結婚したチャールズ皇太子とダイアナ妃の住居としても知られています。ダイアナ妃は、チャールズ皇太子との離婚後もケンジントン宮殿に住み続けました。現在ではケンブリッジ公爵ウィリアムとキャサリン妃一家の住居となっています。

ケンジントン宮殿見学の見どころ1:キングス・ギャラリー見出し

ケンジントン宮殿の中でも最も大きい部屋がキングス・ギャラリーです。もともとはウィリアム3世のために造られた部屋で、ウィリアム3世はこの部屋でスパイなどと密会していたとされ、馬から落馬した後に肺炎で亡くなったのもこのキングス・ギャラリーです。現在ではロイヤル・ファミリーが所有する絵画で壁が埋め尽くされた展示室になっています。

現在見ることができるキングス・ギャラリーの内装は1727年、ジョージ1世の時代に改装されたものです。赤いダマスクス織の壁と装飾がされたオークのドアに囲まれたこの部屋は、会議や謁見だけではなく、運動をするための場所としても使われました。壁にかかった絵画だけではなく、美しい天井画もみることができます。

ケンジントン宮殿見学の見どころ2:キングス・ステアケース見出し

キングス・ステアケース(King's Staircase)は日本語にすると「王の階段」で、とても豪華な装飾がされた階段となっており、人気のある記念撮影ポイントです。1724年に造られたこの階段の周りには壁画が描がかれていつ、天井からは、ロウソクのような照明が釣り下がっていて、建築当時の雰囲気を感じることができます。

実際に住居として使用されていたステート・アパートメントに続くこのキングス・ステアケースは、ケンジントン宮殿の中でも最後に改装された部分です。壁画に描かれているのは、ジョージ王朝時代の宮廷の様子で、色々な人物が登場します。中にはこの内装をデザインしたウィリアム・ケントの自画像も描かれています。

ケンジントン宮殿見学の見どころ3:Cupola Room見出し

ケンジントン宮殿の中でももっとも豪華な装飾がされているのがCupola Roomです。1714年に即位したジョージ1世が最初に改装に着手したのがこのCupola Roomで、のちにケンジントン宮殿の他の部分もデザインした画家のウィリアム・ケントの手によって装飾されました。特に青とゴールドの色調の天井は一見の価値があります。

ケンジントン宮殿見学の見どころ4:ケンジントン・ガーデンズ見出し

ハイド・パークの一部だったこともあるケンジントン・ガーデンズには、広大な敷地のなかに数多くの見どころがあります。ピーター・パンの作者であるJMバリーは、このケンジントン・ガーデンズからインスピレーションを得て物語を書いたと言われており、公園の中にはピーター・パンの像があります。

ケンジントン・ガーデンズの中心部にはサーペンタイン・ギャラリーというギャラリーがあります。建築やデザインなどのアートの展示を行うサーペンタイン・ギャラリーは、入場料は無料で見学することができます。ケンジントン・ガーデンズの中でも特におすすめのスポットがイタリアン・ガーデンスです。

映画「ブリジット・ジョーンズの日記」の続編にも登場するイタリアン・ガーデンズは、石畳の歩道に囲まれた噴水があり、季節を通して散歩を楽しむ人々の姿を見ることが出来ます。イタリアン・ガーデンズは、アルバート公からビクトリア女王への贈り物とされていて、歴史的建築物としても登録されています。

ケンジントン宮殿で買えるお土産見出し

ケンジントン宮殿の中にはお土産を買うことができるギフトショップがあります。ケンジントン宮殿でしか買うことができないお土産からロンドンのお土産まで幅広く取り扱っています。このショップには入場料を払わなくても入ることができます。日本へおお土産でおすすめなのは、ケンジントン宮殿の名前が入った香水やハンドクリームなどのトイレタリーや、ロイヤル・パレスの缶に入った紅茶などが価格も手頃です。

ケンジントン宮殿へのアクセス方法1:地下鉄見出し

ケンジントン宮殿は、ロンドンの中でも多くの観光客が訪れるハイド・パーク道を隔てて隣り合わせているケンジントン・ガーデンの東側にあります。地下鉄でのアクセス方法ではいくつかの駅からアクセスが可能ですが、どの駅にもサークル線を利用することができます。

セントラル線とディストリクト線でのアクセス方法では、ハイ・ストリート・ケンジントン駅(High Street Kensinton)とノッティング・ヒル・ゲート駅(Notting Hill Gate)、セントラル線のみのクィーンズウェイ駅(Queensway)のどの駅からも徒歩で10分から25分ほどかかります。

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ケンジントン宮殿へのアクセス方法2:ロンドンバス見出し

ケンジントン宮殿へのバスでのアクセス方法での利点は、ケンジントン宮殿の停車所があるため歩く距離が地下鉄駅より短くなります。バスルート70・94・148・390ではベイズウォーター方面に、バスルート9・10・49・52・70・452ではケンジントン・ハイ・ストリート方面で、ケンジントン宮殿(Kensington palace)の停留所から徒歩でアクセスができます。

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ケンジントン宮殿のアフタヌーンティー見出し

ケンジントン宮殿のなかにはオランジェリー(The Orangery)とパレス・カフェ(Palace Cafe)という2つのカフェがありますが、パレス・カフェの方は見学のための入場料を払わなくても利用できます。オランジェリーでは朝食、ランチ、アフタヌーンティーのメニューがあります。特にアフタヌーンティーは人気があるので、事前に予約をしておくと安心です。

朝食のメニューには、軽いクロワッサンとジャムの朝食から、ベーコンやソーセージ、目玉焼き、ブラック・プディングなどがのったフル・イングリッシュ・ブレックファストまで、様々なチョイスがあります。ランチはスターター、メイン、デザートのコース料理も人気があるメニューです。

オランジェリーで人気があるのが何といってもアフタヌーンティーです。イングリッシュ・アフタヌーンティーとロイヤル・アフタヌーンティーの2種類があって、メニューはほとんど同じですが、ロイヤル・アフタヌーンティーではワインなどのアルコールになります。スモークサーモン、ハム&マスタード、キュウリ&ミントなどのサンドイッチ、クロテッドクリーム付きのスコーン、ケーキなどが乗ったトレーは高級感があります。

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アフタヌーンティーといえば、おしゃれな器に上品に軽食やお菓子が並べられ、紅茶と一緒にいただく英国ロンドン発祥の軽食習慣で、おしゃれ女子に人気があります。本場英国ロンドンでおすすめ、かつ人気でリーズナブルなアフタヌーンティーを楽しめるお店をご紹介します。

ケンジントン宮殿の入場料見出し

ケンジントン宮殿見学の入場料は当日にゲートで購入するよりも、オンラインで事前に購入する方が割安になっています。大人の入場料£15.50で、子供料金は15歳まで無料、16歳以上は大人料金とされています。ケンジントン宮殿の博物館で模様される企画展示も入場料に含まれていますが、展示の内容によっては週末などは売り切れになることもあるので、事前に予約することをおすすめします。

ケンジントン宮殿の見学だけではなく、他のロンドンの人気観光スポットの入場料は、ロンドン・パスを使うとかなりお得になります。ケンジントン宮殿のほかにはウェストミンスター寺院、ロンドン塔、タワーブリッジなど、80以上の観光スポットの見学やツアーに参加することができるロンドン・パスは、3日間から10日間の種類があり、列に並ばずに入場することが出来るファスト・パスとしても使用できることもあります。

ロイヤル・ファミリーに愛されるケンジントン宮殿見出し

ビクトリア女王の住居だったこともあるケンジントン宮殿は、ダイアナ妃とチャールズ皇太子、ケンブリッジ公爵ウィリアムとキャサリン妃一家など、イギリスのロイヤル・ファミリーの中でも注目を集まる人々が住んでいます。ロイヤル・ファミリーが愛するケンジントン宮殿を実際に見学すると、まさにイギリスの歴史を感じることができます。ケンジントン・ガーデンズとともに、ロンドンの中でもおすすめのスポットです。

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投稿日: 2017年11月14日最終更新日: 2020年10月8日

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