今宮神社は秩父の人気パワースポット！御朱印・お守り・アクセスを総まとめ！

今宮神社は秩父のパワースポットで有名で、境内には武甲山の伏流水が湧く秩父最古の泉「龍神池」があり、そこには龍神様が住むと言われています。又、龍神池の近くには樹齢約1000年の御神木。そして龍上観音が鎮座するという様に、開運・縁結びなどのパワーを呼び込むご利益のある今宮神社です。そんな秩父今宮神社の御朱印やお守り等紹介します。

秩父は、埼玉県の北西部に位置していて東京都・山梨県・群馬県などと隣接している市部です。秩父盆地の中央部に市の中心があり、石灰石が産出される武甲山の露天掘りの見える地勢は迫力があります。東京から約130km・車で大体2時間位の時間距離があります。秩父多摩甲斐国立公園などの一角にあり自然資源が豊富な地形を残している秩父市です。

秩父今宮神社は、武甲山の伏流水（霊泉）に「水神」を祀った事が始まりと言われ約1300年の歴史がある神社で、日本有数の古社と伝えられています。そして「イザナミ・イザナギ」の2神が祀られました。西暦672年前後には、役行者が秩父に修行に来たときに霊泉（龍神池）の脇に観音菩薩の守護神「八大龍王」を合祀して秩父修験の中核になりました。

その後は、「八大龍王宮」又は「八大宮」と呼ばれました。疫病が猛威をふるった西暦1535年には京都今宮神社から「スサノオノオオカミ」を観請して病魔退散を請願。江戸時代には、神仏習合の一大霊場総称「今宮坊」となりましたが、西暦1868年の神仏分離令で今宮坊が解体して、現在の今宮神宮などに分離され御神体・御朱印等が継承されています。

秩父今宮神社は、秩父のパワースポットとして有名です。今では簡素な社殿と化してはいますが、西暦1569年ころには諸国先達29寺の1寺になるなどして、約20万坪ともいわれる広大な敷地に修験道場や神社や仏事観音堂などが混在していたと言われます。その後の歴史の変遷で現在のような秩父今宮神社に変わったのですがそのパワーは今も存在しています。

秩父今宮神社がパワースポットとして存在するのは、この様な歴史的背景があり御祭神はもとより、創始以来の武甲山からの聖水池「龍神池」や樹齢約1000年の御神木「龍神木（駒繋ぎのケヤキ）」や「龍上観音像」などからあふれるパワーは計り知れないご利益が体感できます。今宮神社のひとつひとつに歴史的存在感がある秩父のパワースポットなのです。

秩父今宮神社は境内を入ると、そこここにパワーを感じ始めます。御神木に祀られた「龍上観音像」そして龍神様が住む「龍神池」があり、いきなり縁結びや恋愛などのパワーを感じます。更に、御神木「龍神木」に生のパワーを感じ、弁財天や青龍の滝で開運・金運のパワーを感じるなどして、水屋で清め赤鳥居から本殿で今宮神社のパワーを体感するのです。

秩父今宮神社の御祭神は、須佐之男命・伊邪那岐大神・伊邪那美大神・八大龍王神・宮中八神・弁財天等多くの神が祀られていて、その御利益も多く「開運招福」「商売繁盛」「がん封じ・ボケ封じ」などの健康増進や「安産祈願」など、ご神木に祀られた龍上観音像が愛情や財産や出世運を呼んでくれると言われています。パワースポットの所以のようです。

秩父今宮神社の数あるご利益の中に「縁結び」があります。イザナミ・イザナギ夫婦の神様が祀られていることで、縁結びのご利益が言われ続いていたのですが、最近は更に御神木の「ケヤキ」にあるハートが、恋愛や縁結びにご利益があると人気になり、秩父今宮神社の縁結びや恋愛成就のご利益を願って参拝する人が増えてきている秩父のパワースポットです。

秩父今宮神社で御朱印をいただくには、赤い鳥居をくぐるとすぐ脇に御朱印所があり、そこで御朱印帳に御朱印をいただくわけですが、今宮神社の御朱印は5つあります。「秩父今宮神社の御朱印」「八大龍王宮の御朱印」「龍のお姿の御朱印」「役尊神の御朱印」と「神変大菩薩の御朱印」ですが、各300円の御朱印代がかかります。

秩父今宮神社の御朱印が5つあるということは全部をいただくには、それ用の御朱印帳が欲しくなります。御朱印帳も御朱印所で販売しています。龍の御朱印帳（1200円）と御朱印帳袋（1600円）があります。御朱印の多さは、神社は「秩父今宮神社」ですが「八大龍王宮」ともいわれる事から2種の御朱印があります。

秩父今宮神社の御朱帳は、龍神様にかかわることから龍を表紙にした御朱印帳と御朱印帳袋があり、秩父今宮神社のご利益を得ると同時に参拝の記念としては、5つの御朱印をいただくには今宮神社専用の御朱印帳と御朱印帳袋を、御朱印所で購入することもご利益を得るには良いようです。デザイン的にも龍の図柄の御朱印帳はご利益が感じられます。

秩父今宮神社には、縁結びや商売繁盛やがん・ぼけ封じなどご利益がたくさんあります。そして、歴史や由緒由来にまつわるパワースポットや御朱印帳にしるす御朱印にもパワーを感じるなど、秩父今宮神社のパワースポットとしての影響力は強いものがあります。そんな中で、パワースポット秩父今宮神社の「お守り」が同様に人気があります。

秩父今宮神社の御祭神や御神木などからのご利益を期待して、ポジティブに生きようなどとの願望を持って参拝する人が多くいます。そして、お守りに託してそのご利益を持ち帰り、請願成就を願うというものです。そんな中、秩父今宮神社のお守りが「龍神の如く上昇運気いっぱい」等と言われ八大龍王のお守りなど購入する人が増えてきているようです。
 

秩父今宮神社のお守りは、御朱印所で御朱印帳などと一緒に多種頒布されています。その種類は「八大龍王お守り」「白龍お守り（箱入り）」「昇龍勝お守り」「美お守り」「黄金お守り」「癌封じお守り」「開運・厄除けお守り」「方位除お守り」「青龍根付お守り」そして「交通安全お守り」というように、お守りに龍を模して販売されています。

秩父今宮神社と今宮観音堂は、明治の神物分離令までは同じ「今宮坊」に所在していたものです。江戸時代には「八大宮」を参拝した巡礼者が、参道をわたり「今宮観音堂」に詣でるという道筋がありました。しかし、神仏分離令により分離した今宮観音堂は、現在、住職を置かない無住観音堂（今宮坊）として地元護持会が管理して存続しています。

秩父今宮神社のアクセスは、電車・車などの方法があります。東京駅を起点に約120km・電車や車で約2時間のところにあります。その方法は様々で、電車では上越新幹線・秩父鉄道や西武池袋線・秩父線を利用するアクセスと、車では関越自動車道を利用するアクセスがあります。秩父今宮神社は、西武秩父駅から約1km・歩いて15分位のアクセスです。

秩父今宮神社のアクセスで、西武池袋線を利用するには東京駅から山手線あるいは地下鉄丸ノ内線で「池袋駅」まで行きます。池袋駅から西武池袋線「レッドアロー号特急ちちぶ」に乗り換えて西武秩父駅まで約1時間20分の時間距離のアクセスです。ここからは、歩いて15分位で着きます。池袋からの特急乗車運賃は1480円（内特急券700円）です。

秩父今宮神社のアクセスで、東京駅から上越新幹線を利用する場合は、Maxとき（新潟行）で熊谷駅まで行きます。熊谷駅から秩父鉄道有料急行に乗車して御花畑駅で下車します。東京駅から約1時間40分の時間距離のアクセスです。ここからは、歩いて約500m・10分のアクセスです。東京から上越新幹線利用の運賃は4770円（内特急券・急行券2770円）です。

秩父今宮神社のアクセスで、東京駅から車でのアクセスは関越自動車道を利用する方法がおすすめです。東京駅から首都高速5号池袋線を経由して関越自動車道を走り、この間約85km・約1時間20分で花園ICに着きます。ここから国道140号線で約47km・約1時間のアクセスで秩父今宮神社に到着します。東京から約130km・約2時間のアクセスです。

秩父今宮神社に近いパワースポットに、「秩父神社」「三峯神社」「宝登山神社」があります。この三社は、秩父三社と言われ秩父今宮神社と並んで秩父のパワースポットとして有名です。秩父駅から徒歩3分のところにある秩父地方の総鎮守の秩父神社。日本武尊が創始したと伝わる三峯神社。長瀞駅から徒歩15分位のところにある宝登山神社です。

秩父神社は、秩父駅から歩いて10分前後の市街地の中にある武州六大明神の四宮に数えられる2000年を超える歴史由緒のある秩父地方の総鎮守です。秩父神社は、江戸時代（西暦1592年）に徳川家康が、重要な水源地秩父を守るということで社殿がつくられました。秩父神社の社殿は「権現造り」と言われて、社殿の軒下に鮮やかな彫刻が彫られています。

秩父神社の現在の社殿には、江戸時代の名工と謳われる左甚五郎による彫刻が施されています。社殿正面には「子宝子育ての虎」、左側面には「お元気三猿」、後面には「北辰の梟」、右側面には「つなぎの龍」の彫刻が秩父神社の特徴です。参拝する多くの人は、社殿に向かって上向き加減で彫刻に見入っています。秩父神社全体がパワースポットです。

三峰神社は標高1100mのところにあり、秩父駅から車で約40km・約1時間の時間距離のところに位置する神社で、秩父三社では秩父神社についで歴史由緒のある神社です。アクセスは秩父鉄道やバスもありますが、冬場にはスタッドレスタイヤなどの装備が必要になります。三峯神社は、関東屈指のパワースポットということで参拝する人が多くいます。

三峰神社は、日本武尊（ヤマトノタケル）が創始したと言われ、境内には日本武尊の像が置かれています。春日造と言われる社殿は、秩父神社と同じ様に色鮮やかな彫刻があります。三峯神社の鳥居前には、オオカミの石像が向かい合っていて、更に樹齢800年超の御神木「重忠杉」などに特別なパワーが秘められています。三峯神社全部がパワースポットです。

宝登山神社は、標高497mのなだらかな山あいにあり、秩父線長瀞駅から約1km・歩いて15分位のところに位置しています。また、ロープウェイを利用することもできます。宝登山神社は、日本武尊が山火事に襲われて神犬（オオカミ）に助けられたことで、宝登山神社に神々を祀っった事から始まり、1900年を超える歴史由緒のある神社です。

宝登山神社の本殿は、鳥居をくぐり石段を登ったところにところにありますが、奥の院は山頂にありロープウェイ（片道480円）で行くことができます。多くの参拝者が奥の院まで登るのですが、途中のパノラマ展望で長瀞景色を堪能できます。また、ロウバイ園やつつじ園の花の見頃には奥の院への道すがらを楽しめます。宝登山神社全部がパワースポットです。

秩父今宮神社周辺には、観光スポットがあります。秩父最大のイベントと言われる秩父夜祭の全貌を紹介している「秩父まつり会館」や秩父のシンボル的存在の「武甲山」や芝桜のデコレーションが見事な「羊山公園」等沢山の観光資源があります。更に、長瀞ライン下りなどがあるなど全国に知名度のある秩父です。今宮神社周辺の観光スポットを紹介します。

秩父には日本三大曳山まつり「秩父夜祭」があります。ユネスコ無形文化遺産にも登録されている秩父夜祭は、毎年12月1日から6日まで開催される一大イベントです。そんな秩父夜祭の記録を紹介している秩父祭会館です。1階フロアには笠鉾・屋台2基が展示されていてプロジェクトマッピングで夜祭が再現されます。個人入館料500円・子供250円です。

秩父武甲山は、標高1300mの秩父を代表する名山で、石灰石採掘によって年々山の姿が変わっていく様と周辺の自然と採掘による山肌の変化が絶妙にシンボル化されている名山です。日本武尊を祀った御岳神社がありハイキングコースにもなっている参道を歩いて、御岳神社裏手の展望台から見る石灰岩採掘現場に圧倒されます。街中からも一望できます。

秩父羊山公園は、武甲山の麓の羊山丘陵の斜面（約17600平米）に、色とりどりの芝桜が植栽されている公園です。もともと、綿羊が飼育されていた場所に芝生が広がり、ソメイヨシノや紅しだれ桜などが咲く様になり公園化されてきました。綿羊にちなみ芝桜の丘には、市営のふれあい牧場で羊が飼育されています。一面の芝桜と武甲山の景観は最高です。

いかがでしたか。秩父今宮神社のパワーの凄さを感じませんでしたか？神物習合という同じ敷地に神様と仏様が共存して、修験者などが修行をいたという、並々ならぬパワーがそこに潜んでいたようです。そして神仏分離後の秩父今宮神社は、現在でもそのパワーを引き継いでいるというパワースポットそのものというようです。参拝の参考になれば幸いです。