福岡・北海道間は直行便の飛行機がおすすめ！所要時間や料金をチェック！

日本全国に新幹線網が発達している現在にあっても、福岡から北海道までビジネスや旅行などで行くという場合は、飛行機を利用するという方が圧倒的に多いのではないでしょうか。やはり飛行機の時間の速さは、特に距離が遠い場合は大きなポイントです。福岡と北海道を結ぶ飛行機について紹介しましょう。

さて、福岡と北海道の間を移動するとなると問題になるのはやはり時間と料金です。日本の端から端まで移動するわけですから、いくら狭い日本と言っても距離は相当あるわけですが、それでもできるだけ時間が短く、料金が安いルートを知りたいところです。そのあたりを中心に紹介していきましょう。

さて、福岡と北海道の飛行機便について紹介する前に、まずは飛行機に乗るまでの時間について紹介しましょう。それぞれの市街の中心地から福岡は福岡空港、北海道は新千歳空港へのアクセスを紹介します。

まず福岡空港ですが、日本国内の空港の中でも市街地にある、つまりアクセスがよい空港として知られます。「博多」駅からは福岡市営地下鉄の空港線でわずか5分、中心街の天神からでも10分ほどでアクセスが可能です。

一方、札幌から新千歳空港に行く場合は電車の利用が便利です。JRの「新千歳空港」駅から「札幌」駅まで普通列車で1時間弱、快速では40分弱でアクセスできます。いずれにしても公共交通機関が便利なので、上手に利用するのがおすすめです。

それではまず、福岡と北海道を結ぶ便の飛行機での所要時間から紹介していきましょう。福岡と北海道となると遠いということはだれでもすぐにわかりますが、具体的にどのくらいの距離があり、またその距離をどのくらいの時間で飛行機なら移動できるのかということを確認しておきます。

まず、福岡と北海道の距離ということで、福岡県の県庁所在地福岡市と、北海道の県庁所在地札幌市との距離を紹介しましょう。車、電車、飛行機など、乗り物により距離には違いがあるので、そのあたりを含めて紹介します。

まず車で行く場合、この2つの都市の距離は2021.9キロと2000キロを超えます。津軽海峡はフェリーで通り抜けることになります。電車の場合は新幹線を乗り継ぐ形で2338.2キロとなります。所要時間は新幹線を使うと14時間弱で行けるそうなので、新幹線の速さがよくわかります。

一方飛行機の場合は、地上を走るのとは違い、最短コースで飛んでいきます。そのため距離は地上を移動するより短くなります。それでも約1410キロ、880マイルあるそうです。

それでは飛行機ならば福岡と北海道の1400キロ以上ある距離をどのくらいの時間で結ぶのでしょうか。便によっても異なりますが、北海道から福岡に向かう便は約2時間20分から2時間45分、福岡から北海道に向かう便は約2時間10分から2時間25分となります。

ちなみにこれらは福岡から北海道への直行便です。福岡から北海道に行く場合、直行便のほかに羽田などを経由する乗り継ぎ便があります。当然乗り継ぎ便の場合は待ち合わせの時間などがかかるので、所要時間は長くなります。

ですから、時間が合うのであれば、直行便を使った方が時間も速いですし、料金も安いです。なお福岡から北海道への直行便は新千歳空港への便のみとなります。

それでは福岡から北海道の直行便について紹介していきましょう。まずは福岡から北海道への直行便を運航している航空会社について紹介します。やはり福岡から北海道となるとほとんどの方が飛行機を使うためニーズも大きいので、直行便も複数の航空会社が運航しているので便利に利用できます。

まず、福岡と北海道を結ぶ直行便として挙げられるのがJALです。JALの便は1日2本出ているので、行きは早い便、帰りは遅い便を使うなどすると、よりゆっくり観光などを楽しむこともできるのでおすすめです。座席数も165と多く、普通席のほかクラスJも利用できます。

福岡と北海道の直行便の時刻は、2020年8月の場合、福岡発が11時45分発で14時10分着、14時35分発で16時55分着の2便、北海道新千歳発が11時10分発で13時35分着、14時10分発で16時35分着となっています。約2時間25分のフライトとなります。

なお、福岡発の2便めは、8月中5分遅発となっているので、その時間で紹介しています。福岡発、北海道発いずれも昼の便なので、利用しやすい便と言えるでしょう。

福岡と北海道の直行便として次に紹介するのはANAの便です。ANAの直行便は1日1便なのですが、使われている機材が405席のタイプと大きく、プレミアムクラスの席もついています。ですから観光シーズンなどでも座席がとれる確率はそれなりにあると考えていいでしょう。

また、次に時刻表を紹介しますが、JALの便と近い時間帯に設定されています。座席の数がこちらが多いので、JALが満席の場合などにもチェックすることをおすすめします。

次にANAの福岡と北海道の直行便の時刻です。福岡と北海道の直行便の飛行機は、福岡発が11時45分発で14時10分着、北海道新千歳発が14時15分発で16時10分着となっています。福岡発はJALの便の早いほう、北海道新千歳発は遅いほうと近い時間帯となっています。

所要時間は約2時間25分ですから、JALとほぼ変わらないフライト時間となります。その点でも、JALとANAの場合は好みで選ぶとよいでしょう。

次に紹介するのはスカイマークです。スカイマークは現在、JAL、ANAに次ぐ国内第三位の規模を持ち、日本各地の空港に飛行機を飛ばしているのですが、福岡と北海道新千歳の間にも直行便を1日1便運航しています。こちらも福岡発はJALの2便め、北海道発はJALの1便めと近い時間帯なので、料金などを見て決めるといいでしょう。

スカイマークの福岡と北海道を結ぶ飛行機の直行便の時刻は、福岡発が14時25分発で16時45分着、北海道新千歳発が11時発で13時35分着です。北海道発の便は福岡への直行便の中で最も早い時間に出発する便となっています。

所要時間は約2時間35分で、直行便の中では時間は長めです。ただし後で述べるようにスカイマークは料金が安い傾向にあるため、最安値でのフライトを考えている方ならばそのあたりをチェックしてみるとよいでしょう。

4つめの福岡と北海道を結ぶ直行便の飛行機はピーチです。ピーチは格安航空会社として知られているところで、条件はあるものの最安値が出ることも多く、気軽に旅行をしたいという方には人気の航空会社です。福岡と北海道の直行便の飛行機は1日1便フライトしています。

ピーチの福岡と北海道を結ぶ飛行機の直行便の時間は、福岡発が11時40分発で14時05分着、北海道新千歳発が13時25分発で15時55分着となります。時間帯としては、福岡発は直行便の中で最も早く、北海道発は他の航空会社のちょうど間に当たる時間帯に出発となります。

飛行機のフライトの時間は約2時間30分となります。フライトの時間としてはさほど他と変わらない時間帯であり、最安値などを狙いこちらを選ぶ方も多いそうです。

飛行機に乗る場合に気になるのがやはり料金の問題です。一般的に飛行機は所要時間が短い反面、料金が高い傾向にあります。しかし最近では格安航空会社なども増えてきて、同一の便の中で料金が違うこともあります。そこで福岡と北海道を結ぶ飛行機の便について、通常料金と各社の最安値について紹介します。

まずは、それぞれの航空会社で、福岡と北海道を結ぶ飛行機の通常料金から確認していきましょう。通常料金の場合、JALは58400円から60900円、ANAは57800円から59800円、スカイマークは27780円から39680円、ピーチは17290円から23150円となります。

このように、通常料金と一言で言っても、料金には大きな幅かあります。同じ航空会社の中でも混雑する時期かそうでないかにより違います。またピーチなどは荷物の数などによっても料金が違ってくるようです。

これだけ幅があると、最安値で行きたいと一言で言っても、日にちが確定していない状態で最安値を見つけるのはかなり難しいことと言わざるを得ません。実は各航空会社ではこの通常料金にさまざまな割引運賃が設定されており、それによって大きく料金が変わってくるためです。次にそのあたりについて紹介しましょう。

まずはJALの場合から見ていきましょう。JALには何日前に予約をするかによって大きく割引が効くプランがあります。飛行機で旅行をする場合、その予定は早めに決まることが多いですから、その段階で飛行機も予約すれば割引が使えることが多いです。

JALの場合で最安値になるのは、飛行機に乗る予定の75日前、つまり2ヶ月半前に予約する「ウルトラ先得」というプランです。このプランを利用すると、最安値で8800円で乗ることができます。また55日前でも8900円で利用できます。

ANAの場合もJALと同様に、早く予約すればするほど安い料金で旅行ができるプランがあります。ANAの場合はスーパーバリューという名前のもので、こちらも75日前から予約をすることができます。

このスーパーバリュー75を使うと、最安値で12380円で福岡と北海道を結ぶ飛行機に乗ることができます。また他に年齢などによって搭乗当日の空席利用がお得になるものなどもあるので、そのあたりもチェックするとさらなる最安値があるかもしれません。

JAL、ANAは基本的には早く割引すれば安くなるという料金体系でした。しかしスカイマークの場合はさらに複雑です。それは「たす得」「いま得」というものがあるためです。これは便ごとの空席を予想し、それにより料金が変動するというもので、前日などでも利用でき、最安値が出る可能性があります。

また「SKYセール」というものが不定期に行われており、WEBサイトのみ、しかもいつキャンペーンがあるか、福岡と北海道を結ぶ飛行機が該当するかも不明というものです。しかし値段は驚異的に安く、2020年1月、2月のものは該当便は2020円だったそうです。

ピーチの場合はもともとの料金が安いこともあるのですが、日によって料金に上下があります。しかしその中でも特におすすめしたいのが期間限定セールの時期です。

たとえば2019年10月から2020年3月まで行われた「空飛ぶ電車ピーチセール」では、福岡と北海道を結ぶ飛行機がなんと片道1000円からとなっていました。さまざまな条件があるものの、それらを含めてもかなり安いプランと言えるでしょう。

なお、ここまで紹介してきた最安値プランの多くは、予約変更ができないなど、利用の条件が厳しいものも多いです。利用する場合はそのあたりも確認して決めることをおすすめします。

最後に、福岡や北海道を訪れる場合におすすめしたい旅行のベストシーズンについて紹介します。日本は四季がある土地柄であることもあり、やはり行くのであれば気候もよく、さまざまなイベントや美味しいものなどかある時期がベストではないでしょうか。福岡、北海道はいつがベストなのでしょう。

まず、福岡の旅行のベストシーズンです。福岡を旅行する上でおすすめなのは4月、5月と10月から11月ごろと言われています。福岡は九州とはいうものの北部にあるので、この時期ならば紅葉などを楽しむ場合でも快適に歩き回ることができます。

一方グルメという点でいうならば、11月中旬ごろになると気温が下がってきて、水炊きやもつ鍋、カキなどが美味しい時期になります。福岡のグルメを楽しみたいのであれば、紅葉の時期の終わりかけくらいを狙うのもいいでしょう。

北海道の場合は多くの方がイメージするように、夏がベストシーズンとなります。自然も美しい時期であり、気温も特に夜になると涼しいくらいなので、快適な旅行が楽しめるでしょう。ちょうど夏休みやお盆の時期にかかるため、この時期は北海道を訪れる方が多い時期でもあります。

また、雪が多い冬も、イルミネーションや雪まつりなどのイベントが多く行われ、それを楽しみに来る方や、スキー、スノーボートなどをする方なども多いようです。

では、これらをふまえた上で、福岡、北海道それぞれに行く飛行機の料金が安い時期はいつなのかということを考えてみましょう。北海道のほうはわかりやすく、12月から2月の冬の時期の飛行機が安いです。ただしさっぽろ雪まつりの時期は観光客が殺到するので少し高くなります。

逆に福岡の場合は、雪がたくさん降るなどの気候の変動があまりありません。そのため旅行客が少なくなる時期、具体的には年末年始明けから2月、GWを除く4月、5月、10月から11月の飛行機は料金が安いです。

旅行を計画する場合、このあたりの日程で考えて、最安値の飛行機をチェックするとお得に旅行を楽しめるかもしれません。

福岡と北海道の間は距離があり、飛行機での移動が一般的です。多くの方が使うこともあり、飛行機の直行便も多く、最安値を探すこともできるでしょう。飛行機の最安値は時期によっても違うので、飛行機に乗る予定を立てる際には早めに予定を立てて、直行便で楽に旅行を楽しんでください。