【うなぎ】遠くても食べに行きたい名店！名産地諏訪湖のうなぎ屋を紹介！

長野県の諏訪湖はうなぎの産地で、江戸時代から庶民の味として親しまれてきました。諏訪市や岡谷市など諏訪湖周辺には、美味しいうなぎが味わえるお店がたくさんあります。今回は諏訪湖周辺のうなぎの名店をご紹介します。

諏訪湖を源流とする天竜川は、浜松を経由して太平洋に注ぎます。海で育ったうなぎの稚魚が天竜川を遡り諏訪湖まで上ってくるため、諏訪湖は昔からうなぎの産地として知られてきました。昭和30年頃までは、天然うなぎが豊富に獲れていました。

諏訪湖周辺の諏訪市、下諏訪町、岡谷市には、現在も多くのうなぎ屋があります。古くから営業している老舗も多く、秘伝のタレを使った美味しいうなぎが味わえます。中でも岡谷市は諏訪湖周辺のうなぎの激戦区として知られています。

長野県の諏訪湖は、江戸と京都を結ぶ中山道の中間地点にあり、両方の食文化が伝わっています。うなぎには、蒸してから焼く関東風と地焼きにする関西風の2種類がありますが、諏訪湖周辺では2種類のうなぎが味わえるのが特徴です。

諏訪湖周辺に数多くあるうなぎ屋は、それぞれ店独自のタレを使っており、店ごとに異なる味のうなぎが楽しめます。同じうな重でも、タレや焼き方によって味が異なるので、いろいろなうなぎ屋を訪れて、食べ比べをしてみるのもおすすめです。

まず最初に、諏訪湖周辺に位置する諏訪市と下諏訪の人気うなぎ屋をご紹介しましょう。このエリアには老舗のうなぎ屋が多く、秘伝のタレを使った美味しいうなぎが味わます。行列ができる人気店もあるのでチェックしてみてください。

上諏訪駅から徒歩8分、諏訪湖の近くにある人気うなぎ屋で、休日は開店前から行列ができます。1981年創業の老舗で、秘伝のタレを付けて炭焼きにした関東風のうなぎが味わえます。う巻きや肝焼きもおすすめです。

諏訪湖の北側にある老舗うなぎ屋です。蒸してから焼く関東風のとろりとしたうなぎが名物です。おすすめメニューは、秘伝のタレを使った蒲焼と、ニンニクを効かせた塩焼きを重ねた「二色重」で、2つの味が同時に楽しめます。

諏訪湖の北側にあるうなぎ屋で、地元の人たちから高い支持を得ています。地焼きにする関西風のうなぎを提供しており、肉厚のふわっとしたうなぎが味わえます。人気メニューは白焼きで、わさび醤油で味わうのがおすすめです。

諏訪湖の南側にあるうなぎの名店です。創業40年の老舗で、秘伝のタレを使った、箸通りのいいふわふわのうなぎが人気を集めています。白焼きと蒲焼きを重ねた「金銀鰻重」が名物で、贅沢な味わいが楽しめます。予約がおすすめです。

長野県の岡谷市はうなぎの激戦区で、高級店から庶民的なお店まで、さまざまなうなぎ屋があります。またテイクアウト専門の川魚店があるなど、店によって異なる味のうなぎが楽しめます。その中から、地元で人気のお店をご紹介しましょう。

天竜川と諏訪湖の境、釜口水門の近くにある、地元で人気のうなぎ屋です。甘めの秘伝のタレを使い、備長炭で焼いた香ばしいうなぎが味わえます。中はふんわり、皮はパリッと焼き上がっており、美味しいと好評です。鯉こく、鯉のあらなどもおすすめです。

諏訪湖の近くに大正5年に創業した老舗で、料亭のような落ち着いた佇まいのお店です。天然に近い露地池養殖のうなぎを厳選して使っています。おすすめは「御うなまぶし」で、お茶漬け風にするなど3種類の食べ方ができます。

諏訪湖のすぐそば、釜口水門の近くにある庶民的なうなぎ屋です。注文を受けてから焼き上げる、ふわふわでジューシーな関西風のうなぎが味わえます。ご飯の量も多く、リーズナブルな値段で食べられる人気店です。

諏訪湖は昔から日本屈指のうなぎの名産地として知られています。諏訪湖周辺にはうなぎ屋がたくさんあり、それぞれ秘伝のタレを使った絶品のうな重やうな丼が楽しめます。いろいろなお店を訪れて、美味しいうなぎを味わってください。