【沖縄といえば海水浴】沖縄の海を楽しめるシーズンを解説！

沖縄というと美しい海というイメージがありますが、実際に海水浴が出来る時期はいつなのでしょうか。亜熱帯の沖縄ですので一年を通じて温暖な気候を楽しめますが、海開きは3月頃からとなります。この記事では、沖縄の海シーズンについて石垣島や宮古島などの情報も含めてご紹介します。

海開きは3月頃から順に行われ、秋ごろまで海水浴を楽しめる沖縄。その中でも観光客が一番多いのは7月から9月頃です。気候が良いのはもちろんですが、沖縄で多くのお祭りが開催されることもあり、海水浴に加えて観光も楽しめる時期ですのでおすすめです。

沖縄と一口に言ってもスポットによっては海水浴を楽しめる時期が異なってきます。また、宮古島や石垣島になると沖縄本島とは少し気候が異なりますので、海に快適に入れる時期がややずれてきます。ここからは、沖縄本島、宮古島、石垣島別に海水浴におすすめの時期をご紹介しましょう。

沖縄本島の平均海水温は、3月が21度、7月や8月が28度、そして12月でも23度です。ただ、平均気温を見ると11月頃には22度ほどになるので上着が必要な日も多いです。

したがって、沖縄では11月から3月頃までは遊泳期間外となっています。沖縄本島で海水浴をしたい場合にはこの時期を外すようにしましょう。

宮古島の平均海水温、平均気温は沖縄本島よりやや高いです。平均海水温は4月で22度、7月から8月には28度になります。平均気温は4月で22度、夏には28度ほどです。

宮古島の海開きは「宮古島の海びらき」というイベント名で例年4月頃に大々的に開催されます。2022年は少し早い3月19日に「第44回サンゴの楽園未来まで集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」と題して開催されました。水着で快適に海に入れるのは10月頃までです。

石垣島の平均海水温、平均気温は、沖縄本島と宮古島とほぼ同じような推移をします。海水温は3月で23度、夏は28度、1月は23度です。平均気温は、3月は20度とやや低いですが、夏には29度になります。1月は18度まで下がります。

石垣島では例年3月頃に海開きが開催されます。2022年は「八重山の海びらき2022 in 石垣島」と題して3月22日に底地ビーチで開催されました。

沖縄で海水浴を楽しみたい時に気を付けたいのが、快適に海に入れるシーズンです。いくら海開きがされたといっても、まだ海水温や気温が低い日も多く、水着を着てビーチを楽しめる時期はもう少し先になります。

おすすめの時期としては、梅雨が明け、気温が安定する6月の下旬ごろから台風が発生する9月までが海水浴を楽しむならベストシーズンと言えるでしょう。

沖縄で楽しめるのは海水浴だけではありません。ビーチでのんびりするなら時期は限られてしまいますが、ウェットスーツを着てでも楽しめるマリンスポーツだとほぼ年間を通じて体験することができます。

どうしても夏には休みが取れない、混み合う時期は避けたい場合などは、あえてマリンスポーツ目当てで秋や冬に沖縄旅行を計画するのもおすすめです。

沖縄ならではの美しい魚や珊瑚を観察することのできるシュノーケルツアーは、沖縄本島、宮古島、石垣島で一年を通じて開催されています。温かい時期には水着のまま、海水温が下がる時期にはウェットスーツ着用で気軽に楽しめます。

ダイビングもウェットスーツを着用して楽しめるマリンスポーツですので、どこでも一年を通じて楽しめます。ただ、海の状態が安定している時期の方が初心者は楽しめるので、10月から11月ごろがダイビング初心者にはおすすめだと言われています。

沖縄のマリンスポーツとしてはあまり知られていないサーフィンですが、実は沖縄にはサーフィンスポットも数多くあります。

ウェットスーツを着て楽しめるので、一年を通じてサーフィン目的で沖縄を訪れる人も多く、島という地形を生かして当日の波に応じてスポットを気軽に変えられるのもポイントです。

沖縄に限らず海に入る時には海難事故に注意したいものですが、沖縄では特にハブクラゲに気を付けましょう。場合によっては呼吸困難を引き起こすこともあるクラゲで、沖縄の公共ビーチではハブクラゲネットが設置されていることが多いです。

万が一、ハブクラゲに刺されてしまった場合、慌てずに周りにいる人に助けを求めることが大切です。まずは海から上がり、刺された部分にお酢をかけます。そして、慎重にクラゲの触手を抜いてください。患部を冷やしつつ、念のために病院に行きましょう。

沖縄の海は、海水浴とマリンスポーツを組み合わせるといつまで入れるかを気にすることなく通年で楽しめる場所です。また、有名な美ら海水族館などの屋内施設も充実していますので、急に雨が降ってしまっても安心です。次のお休みには、美しい沖縄の海を満喫してきてください。