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シュノンソー城へのアクセスは?2つの異なる庭園も見どころ!

シュノンソー城へのアクセスは?2つの異なる庭園も見どころ!
投稿日: 2017年7月24日最終更新日: 2020年10月7日

フランスの見どころの一つとして知られる、ロワール川流域に佇む古城の数々。この一帯は世界遺産としても有名です。その中でもおすすめの古城が「シュノンソー城」。代々女主人が愛したシュノンソー城の見どころやアクセス、料金まで、シュノンソー城観光情報をまとめました。

ローワルの古城「シュノンソー城」に行こう!見出し

フランスの見どころの一つとして知られる、ロワール川流域に佇む古城の数々。世界遺産に登録されていることでも知られています。その中でもおすすめの古城が「シュノンソー城」。代々女主人が愛し「6人の奥方の城」と呼ばれるシュノンソー城の見どころやアクセス、入場料金まで、シュノンソー城観光に関する情報をまとめてご紹介します。

フランスの名城・シュノンソー城とは?見出し

フランスの名城「シュノンソー城(Château de Chenonceau)」とは一体どんなお城なのでしょうか。シュノンソー城は、ロワール川の支流であるシェール川をまたぐように建てられた独特な建築様式を持つお城です。素晴らしい美しさを持つシュノンソー城は、ヴェルサイユ宮殿に次ぐ観光客数を誇る、フランスの代表的な観光スポットです。

シュノンソー城は、ルネッサンス様式の美しい外観が特徴のお城です。広大な庭園に囲まれたその姿からはどこか気品が漂っています。文豪フローベールが「その静けさは飽きることが無く、その憂愁たる姿は苦渋の色がない」と称えたということでも有名です。代々女主人たちに愛され、管理され、保護されてきた特別なお城であることでも有名です。

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代々女主人!「6人の奥方の城」シュノンソー城見出し

シュノンソー城は、代々女主人であったことでも知られています。そのため「6人の奥方の城」という別名まであるんです。最初は財務長官トマ・ボイエが主人でしたが、多忙なボイエにの代わりに妻のカトリーヌ・ブリソネが仕切っていました。続いてアンリ2世の妾であり、永遠の美女といわれたディアーヌ・ド・ポワティエが主人となりました。

しかしアンリ2世の死後、正妻カトリーヌ・ド・メディシスは、当時の女主人ディアーヌからシュノンソー城を取り上げました。その後、天井を白黒に塗り上げたアンリ3世の妻ルイーズ・ド・ロレーヌ、フランス革命時にお城を守り抜いたマダム・デュパン、1863年に修復を行ったマダム・ブルーズと代々女主人の手に渡り、守られてきたのです。

シュノンソー城の見どころ1:二つの庭園見出し

シュノンソー城の見どころの一つは、なんといってもこの美しい庭園でしょう。シュノンソー城には、お城の両側に二つのフランス式庭園が造られています。マルク塔側にあるのが「カトリーヌ・ド・メディシス庭園」、もう一方が「ディアーヌ・ド・ポワティエ庭園」。カトリーヌの庭園には中央に池があり、西のファサードを見ることができます。

ディアーヌの庭園の中央には噴水が設けられています。この庭園はシェール川の氾濫から守るために一段高いテラスになっているのが特徴です。花壇越しに美しいシュノンソー城の姿を望むことができます。13万本もの花々が植えられているこれらの庭園は、春と夏に花壇の植え替えが行われます。かつての女主人たちが愛してきた庭園は必見です。

シュノンソー城の見どころ2:ギャラリー見出し

シュノンソー城の大きな特徴といえば、シェール川にかかるようにして建てられたギャラリーです。1576年、二代目女主人のカトリーヌがシェール川に架かる橋を改築してこのギャラリーを作りました。白黒に塗られたタイル張りの床と、独特な天井が特徴です。このギャラリーには18もの窓が設けられており、室内に明るい光が差し込みます。

このギャラリーは長さ60メートル、幅は6メートル。このギャラリーはかつて、数々の舞踏会の舞台として使われてきました。華麗な舞踏会が行われてきたこのギャラリーにぜひ足を運んでみてください。まるで映画の中に飛び込んだかのような光景が広がります。外から見るギャラリーも大変美しいです。川越しに見るギャラリーの姿も必見です。

シュノンソー城の見どころ3:マルク家の塔見出し

16世紀、初代女主人の夫でありシュノンソー城を建てたトマ・ボイエ。当時、現在のシュノンソー城がある場所には13世紀からこの地の領主であったマルク家の城塞と水車がありました。ボイエはこのマルク家の塔だけを残し、今のシュノンソー城を建てたのです。このマルク家の塔は、1430年代に建てられた先代の城の最後の痕跡なのです。

元々マルク家のものであったこの地を、16世紀初頭に宮廷の財務担当官でトマ・ボイエが購入し、そこに新たな城であるシュノンソー城を建てました。そして後に負債のため、ボイエの息子によってこのシュノンソー城は国王フランソワ一世に献上されることになったのです。この地の歴史を全て見てきているのが、このマルク家の塔なんです。

シュノンソー城の見どころ4:幻想的な夜間見学見出し

幻想的な雰囲気に包まれる夜間見学コースもおすすめです。7月1日から8月31日の期間は毎晩、シュノンソー城が誇る庭園の夜間特別見学が行われています。由緒ある上品な庭園が幻想的にライトアップされ、昼とは違った優美な表情を見せてくれます。庭園内には、イタリア古典主義の名手アルカンジェロ・コレッリの美しい癒しの音楽が流れます。

この貴重な夜間見学で、シュノンソー城の違った魅力を発見できること間違いなし。昼に見せる姿だけでも圧倒される美しさを持つシュノンソー城ですが、暖かい光に包まれたシュノンソー城は息を呑むほどの美しさです。期間中、午後9時半から11時までの開放となります。入場料金は6ユーロ、7歳以下の子どもの場合は無料で見学可能です。

シュノンソー城の入場料金は?見出し

シュノンソー城の入場料金についてご紹介します。個人でのお城、庭園、ギャラリー・デ・ドーム、ギャラリー・デ・ザトラージュのパンフレットによる見学は12ユーロ、またオーディオガイドによる見学であれば17.5ユーロになります。オーディオガイドは日本語にも対応しているのでより詳しくシュノンソー城を知りたい方にはおすすめです。

また20名以上の団体であれば割引が適用されます。お城、庭園、ギャラリー・デ・ドーム、ギャラリー・デ・ザトラージュのパンフレットによる見学は10ユーロ、またオーディオガイドによる見学であれば14ユーロになります。オーディオガイドには9月から4月の期間、事前予約をすればビデオガイドを付けることも可能になっています。

シュノンソー城へのアクセス見出し

続いてシュノンソー城へのアクセスをご紹介します。シュノンソー城のあるロワール川流域は大自然に囲まれており、公共の交通機関を利用して行くのは難しいです。おすすめのアクセス方法はレンタカー。シュノンソー城はブロアから15キロほど、またトゥールからも15キロほどのところに位置しています。車でも十分にアクセス可能な距離です。

駐車場は広く駐車料金は無料なのでレンタカーでのアクセスはおすすめです。公共交通機関でのアクセスは難しいとはいいましたが、電車で行くことも可能です。TGV線サン=ピエール=デ=コール(Saint-Pierre-des-Corps)/トゥール (Tours)駅、またはTER線のトゥール=シュノンソー(Tours-Chenonceaux)駅が最寄駅となっています。

世界遺産を巡る!ロワール古城ツアーもおすすめ見出し

ロワール川流域の800キロに渡る一帯は、現代に生きる文化的景観であるとして世界遺産にも登録されています。中世の王族や貴族たちが建てた古城の数々は今も残されており、シュノンソー城と共に有名な観光地として知られています。せっかくシュノンソー城を訪れるのであれば、この機にロワール古城を一気に巡ってみてはいかがでしょうか。

ロワール古城巡りの現地ツアーには、シュノンソー城が組み込まれているプランもたくさん販売されています。それぞれ独特の特徴を持つ古城を見比べたい、解説付きで詳しく見学したいという方には特におすすめ。個人で各古城を回る交通費なども考えると、お得な料金で参加できるプランもあるはず。ツアーに参加して世界遺産を巡りましょう。

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代々女主人が愛したシュノンソー城を見にいこう見出し

いかがでしたか?フランスの世界遺産、ロワール川流域の古城「シュノンソー城」の観光情報をまとめてご紹介しました。シュノンソー城の見どころにアクセス、料金など観光の準備はばっちり。フランスを訪れる際は、ぜひシュノンソー城を訪れてみてください。6人の女主人たちが愛したシュノンソー城の、優雅で美しい光景が待っていますよ。

投稿日: 2017年7月24日最終更新日: 2020年10月7日

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