猫空まとめ！ロープウェイの絶景と茶芸館に癒される！台北からの行き方もご案内

台湾にある猫空(マオコン)とは、台北から約30分から50分ほどで行くことの出来る観光スポットです。日本人の方には、まだあまり馴染みがない都市なのですが、緑が豊かで名物の絶景ロープウェイに乗ったり、癒しの茶芸館へ行くことの出来るおすすめの観光地です。今回は、そんな猫空への行き方や、情報についてまとめました。

とても可愛らしい地名が特徴の猫空(マオコン)とは、台北南部の高台に位置しているスポットです。台北中心部からも地下鉄で30分から50分ほどと、日帰りで行ける場所なので、年々人気を集めているスポットです。そんな猫空は、特産物のお茶が有名です。山の斜面に広がっている茶畑と、茶芸館の風景は、見ている者を癒してくれます。

その他、絶景ロープウェイに乗ったり、絶景が一番の見どころと言えるでしょう。台北中心部周辺は、ビルやお店、人々が多く賑やかなイメージですが、猫空に行くと、都会の喧騒から逃れ、一気に牧歌的風景に変わるので、心も体も癒されるおすすめのスポットです。そんな猫空への行き方や観光地情報などについて詳しくお伝えいたします。

台北から猫空への行き方をお伝えします。猫空へ行くには、地下鉄とロープウェイを使用します。猫空の最寄駅は、MRT文湖線の終点である動物園駅です。動物園駅は終点なので、ご宿泊先のホテルから文湖線に乗車が可能であれば、1本で行くことが可能です。しかし日本人が宿泊することの多い台北駅や松山駅周辺の場合乗り換えが必要です。

台北駅か松山駅周辺にいる場合、淡水線に乗車し、大安駅にて文湖線に乗り換えをし動物園駅まで行きます。動物園駅に到着してからの行き方は、到着後すぐにロープウェイが目に入るので、猫空駅までのチケットを購入します。(片道120元)そしてロープウェイに乗れば猫空に到着です。所要時間も1時間掛からない位なので、行き方は簡単です。

動物園駅から猫空駅までは、ロープウェイに乗って移動をします。乗車時間は20分から30分位で、海抜高度の差は275.2メートルとなっています。ロープウェイの全長は約4キロメートルで高さは200メートル。乗ってみると意外と高く、周辺の木々や街並みを眺めながら進んで行くのですが、高所恐怖症の方にとっては、怖いと思うかもしれません。

こちらのロープウェイは、2007年に開通いたしました。キャビンの絵は全部で4種類あり、熊やペンギン、象などの絵が描かれており、とてもキュートです。またキャビンの数が130台あるところ、その中の34台が床が透明になっているクリスタルキャビンとなっています。タイミングが良ければ、怖いもの見たさで是非乗ってみたいと思いませんか?

動物園駅から猫空駅までの間、ロープウェイからは周辺の緑や建物などの絶景を眺めることができます。ゴンドラが上昇するに従って、猫空だけではなく、台北市内が見えてきます。台北101なども見えるので、特に天気が良い日には最高の眺めが見られるでしょう。また日中も素敵な景色ですが、夜景も素晴らしく、デートなどにもおすすめです。

ロープウェイの営業時間は、火曜日から木曜日までは朝9時から夜の9時まで、金曜日は夜の10時まで、土曜日は朝8時30分から夜の10時まで、日曜日と祝日は夜9時まで営業をしています。(月曜日はお休み)そのため、日中だけではなく夜景まで眺めることができるので、時間がある方は日中の景色と比較してみても面白いかもしれません。

猫空へ行くまでのロープウェイは、とても混雑します。特に土日祝日や、晴天の時は大変混み合い、チケットを購入するために大行列になるそうです。チケットを買うためだけにそんなに並びたくない!と思っている皆さん、解決策があります。それは悠遊カードを持つことです。悠遊カードとは、日本でいうSUICAやPASMOのようなカードです。

その悠遊カードを持っていれば、チケットを買わずに通ることが可能です。また悠遊カードは台湾のMRTの全区間が2割引となるので、大変お得なカードと言えるでしょう。悠遊カード以外の方法は、ネット予約をしておくことです。ホームページから予約をすることが可能なので、チェックをしてみてはいかがでしょうか。

何もせずにそのまま行くと、行列に並ばざるを得ない可能性が高いです。また乗車時間明記の整理券をもらっておけば、行列には並ばず、指定された時間に戻って来ればOKなので、その間周辺をブラブラと散策することも可能です。せっかくの台湾旅行なので、時間を有意義に過ごせるよう考えて行動することをおすすめいたします。

猫空の見どころの1つが茶栽培農家直営の茶芸館やカフェです。オープンテラスに座って山々や台北市を眺めながら食べる茶葉料理や飲み物は最高で、贅沢な気分を味わえます。猫空にはお洒落な佇まいのカフェやシックな雰囲気の茶芸館などがあります。特に夜景は絶景で、日中とは異なるロマンチックで感動的な景色を堪能することができます。

茶芸館へ行く場合、お店に入ったら店員さんに人数を伝え、好きな座席に座ります。そしてメニューからお好きなお茶を注文し、その後お湯と道具を運んできてもらう流れになります。料理も注文した場合にはお湯は無料ですが、お茶だけの場合には座席料込みでお湯は有料となり、人数分だけ支払うことになります。雰囲気が良くおすすめです。

おすすめの茶芸館の1つは｢猫空間｣です。台北市を眼下に眺めることができ、台北101も望むことができます。天気が良い日にテラス席に座りながらお茶を飲んでみませんか?猫空間は、正大休閒茶園から先150メートル先の場所に位置しています。山道を少し歩くことになるので、歩きやすい服装と靴で行くことをおすすめいたします。

おすすめの茶芸館｢邀月茶坊｣は、上記の猫空間のように、台北市内を望むことは出来ませんが、自然に囲まれた緑豊かなスポットです。猫空駅からの行き方は、一本道ですが約3キロ程の距離があるので、徒歩が辛い方は、市内バスで移動をすることをおすすめいたします。邀月茶坊と紙に記載し運転手さんに見せれば分かってくれるでしょう。

邀月茶坊では、緑に囲まれながら美味しいお茶と飲茶料理などを食べることができる人気のスポットです。本当にバリエーション豊かな沢山の種類のお茶が用意されているので、迷ってしまう可能性が高いかと思います。現地の言葉が分かれば何よりですが、何かおすすめのお茶を店員さんに聞いてから注文してみても良いかもしれません。

猫空では、お茶に関する茶葉料理がメインとして多くあります。その中でもご紹介したいのが｢茶油麺線｣という麺料理です。お茶の油を使って素麺を炒めたシンプルな料理なのですが、お茶の香りが豊かでネギと塩味が効いていて大変美味しい料理です。ヘルシーなのも嬉しいです。

茶葉料理は、日本ではなかなか食べることのできない料理だと思うので、是非食べてみてはいかがでしょうか。猫空では、主に茶葉料理が多いのですが、点心料理、台湾料理なども販売されているお店があります。しかし台湾料理は他の都市で十分に食べることができるので、猫空ならではの茶葉料理にチャレンジしてみてください。

いかがでしたか?今回は、猫空について詳しくお伝えいたしました。動物園駅から猫空駅までの行き方や、猫空の見どころなどをご紹介いたしましたが、少しでも猫空について興味は持ちましたでしょうか。自然が多く、とても癒される素敵なスポットなので、機会があれば行ってみてください。