沖縄へのLCCを比較！各航空会社の料金・サービスなど人気があるのはどこ？

日本国内外に路線を拡大している格安航空会社(LCC)ですが、現在成田、名古屋、関西、福岡から沖縄行きの便を運行しているLCCが数社あります。そこで今回は沖縄の那覇空港に発着便のあるLCC3社(ジェットスター、バニラエア、ピーチ)をまとめてご紹介していきます。区間や料金、サービスなどでそれぞれの特徴を比較してみていきましょう。

LCCとはLow Cost Careerの略で、格安航空会社を意味しています。機内食や預け荷物などのサービスを有料化にし、その分格安で航空券を販売しています。JALやANAなどに比べ、座席の幅が窮屈に感じることもありますが、安く飛行機を利用したい時にはLCCを選ぶと驚くほど安くチケットを購入できることが多いです。

ジェットスターは成田空港を拠点として国内外に多くの路線を運行している航空会社です。とても珍しいシルバーの機体に、オレンジの星のマークが印象的です。沖縄へは成田空港から那覇空港への往復便を利用して行くことができます。現在も徐々に新規就航しているので、今後も新たな路線が増えていくことが期待されています。

バニラエアは成田空港を拠点として札幌や沖縄、台湾、香港など国内外にいくつかの路線を持つ航空会社で、2017年には成田ー函館、関西ー函館間の新規就航もされています。上品なデザインの機体で、機内販売のバニラエアのオリジナルグッズの中でもバニラエアカラーである黄色のテディベアがとても可愛いのでぜひチェックしてみてください。

ピーチは関西国際空港を拠点とし、日本各地や台湾、韓国などへの路線で運行しています。沖縄へは関西国際空港から那覇空港、福岡空港から那覇空港の便で格安料金で行くことができます。ピンクとパープルの機体が可愛らしく、客室乗務員の制服も派手なピンクで印象的です。機内で販売されるオリジナルグッズなども女性に人気があるようです。

東京から沖縄の区間では、ジェットスターとバニラエアが成田ー那覇便を運行しているので、この2社から選ぶことになります。ジェットスターは11月からのスケジュールで一日4便の往復便があります。バニラエアは一日2便の往復便となっています。早朝や夜の便を利用する人にはジェットスターが人気のようです。

名古屋から沖縄(那覇)へ行く場合は、ジェットスターのみ運行便があります。お昼頃名古屋発で帰りは15時過ぎに那覇発の便となっています。一日1便の往復便のみとなっているので、名古屋から日帰り弾丸旅行は不可能です。少なくとも1泊2日で旅行の計画を立てましょう。他にソラシドエアという航空会社も運行便があります。

関西国際空港から沖縄(那覇)の区間ではジェットスターとピーチの運行便があります。ジェットスターは一日2便、9時台と14時台に関空発の便があり、ピーチも基本的に一日2便で、年末年始などは早朝便も運行されます。帰りはピーチが20時那覇発の便があるため、より長く滞在することができる人気のチケットとなっています。

福岡から沖縄(那覇)へはピーチのみ運行便があります。20時に福岡発の便があるため、仕事帰りにピーチで沖縄に行き、次の日の18時50分那覇発の便で福岡に戻ってくるという弾丸旅行も可能となっています。ピーチの参入のおかげで福岡と那覇がより身近に感じられるようになったという印象があります。

成田から那覇の区間では、ジェットスターが5890円から、バニラエアが6880円からチケットを販売しています。ただしバニラエアのセール時には2000円台という格安料金でチケットが購入できることもあります。成田ー那覇便はとても人気があるので、セール情報を事前にチェックし、セールが始まったらすぐに予約しましょう。

関西ー那覇便はジェットスターとピーチがありますが、どちらも5000円弱からのチケット料金となっているので、あまり大きな差はありません。運行時間が自分のプランに合った方、そしてその時期にチケットのセールが行われている方を選ぶといいでしょう。セール情報を知っているのと知らないのでは料金に大きな差がでます。

名古屋ー那覇区間はジェットスターのみ、福岡ー那覇区間はピーチのみが就航しているので他のLCCとの比較はできませんが、どちらもセールがよく行われています。基本的に名古屋からは安いもので4990円高いもので25990円、福岡からは安いもので3990円高いもので21990円となっています。どの路線もセールを見逃さないようにしましょう。

ジェットスターではオリジナルキャラクターのジェッ太くんグッズがとても人気があります。また大きなセールがよく行われているのもジェットスターの魅力です。1000円以下のチケットや、時には6円という考えられない価格でのチケット販売まで行われることもあります。格安チケットを手に入れ、ジェッ太くんの可愛さに癒されてきてください。

ジェッ太くんグッズがもちろん人気がありますが、ジェットスターの機内販売で最近話題になっているのが、オリジナルブランケットです。マントのようにして使っている使用例が面白いと言われています。ジェットスターご利用の際は機内ではひざ掛けに、到着地ではマントにして活用しませんか。ユーモアのある航空会社です。

バニラエアの機内販売の人気No1商品が、バニラエア特製クリームパンです。このクリームパンはバニラの風味がして美味しいとリピーターも多い商品だそうです。サイズもお手頃なので、バニラエアご利用の際はぜひ購入してみてください。銀座ブールミッシュトリュフケーキも濃厚でとても美味しいのでおすすめです。

バニラエアでは飛行機の回数券が販売されることもあります。仕事などで沖縄に行くことが多い方やダイビングに頻繁に行く方などに人気があるようです。成田発の那覇、奄美行きや関空発の奄美行きなどのチケットが対象となっています。比較的本数の少ない航空会社ですがこういったバニラエア独自のチケットセールを見逃さないようにしましょう。

ピーチの料金プランにはプライムピーチというものがあり、受託荷物2つまで無料サービスとなるチケットもあります。お土産をたくさん買いたい方など、あらかじめ荷物が多くなるとわかっている方はこのサービスを利用できるチケットを購入しましょう。また一番前の席は足元が広く、受託荷物もすぐに受け取ることができるサービスもあります。

誕生日にピーチに搭乗するとチケットにはお祝いのメッセージがプリントされて出てくるので、思いがけず嬉しくなります。またお正月のフライトなどでは機内でオリジナルステッカーなどがもらえることもあるので、おすすめです。安さに加え、ちょっとした心遣いが嬉しいのがピーチの魅力です。

沖縄に行ったらぜひ行ってほしいのが美ら海水族館です。世界最大級の水槽や、巨大ジンベイザメなど見どころがたくさんあり、何時間も滞在したくなる魅力的な水族館です。那覇空港からレンタカーで行くか、バスで行くことができます。バスの本数が多くないので、事前に時刻表をチェックしておきましょう。

国際通りも沖縄観光の人気スポットの一つです。ここは夜になっても多くの人で賑わっており、人気居酒屋も多いので美味しい食事とお酒を楽しめます。お土産を買えるお店もあるので、空港でお土産を買うよりここでまとめて買っておくといいでしょう。沖縄の定番グルメの食べ歩きもここで楽しみましょう。

歴史や建築が好きな方におすすめなのが首里城です。那覇空港からはモノレールを利用して行くことができます。首里駅からは徒歩15分ほど歩きますが、途中お土産やさんやアイスクリームのお店などあるので、休憩しながら歩いて行くといいでしょう。長く歩くのはきついという方は首里駅からバスを利用しましょう。真っ赤で豪華なお城は圧巻です。

沖縄に発着便のあるLCCについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?どの航空会社も格安セールをよく行っているので、その情報を見逃さないようにすることが大切です。航空券のチケットを節約して、その分沖縄でちょっと高いホテルに滞在したり、贅沢な食事を楽しんだりしてはいかがでしょうか。沖縄旅行を思いっきりお楽しみください。