石垣島の「炭火焼肉やまもと」は一番人気の焼肉店！おすすめメニューは？

「炭火焼肉やまもと」は、「石垣空港」から車で約30分の場所にあります。以前の小さなお店から、ちょっとおしゃれな建物の一階に移転し、今や予約なしでは絶対に入れないといわれている人気店です。ここでは、炭火焼肉やまもとの、看板、定番メニューや、お店を利用するために知っておくと便利な情報などをまとめてご紹介します。

それまでの石垣牛の子牛は、本土に出荷され、松坂牛や神戸牛などのブランド牛に育てられました。もともと、そのような質の良い牛であることが業界内では知られていたのです。そんな石垣牛が、ブランド牛としてブレイクしたキッカケは2000年に開催された九州沖縄サミットの晩餐会でした。晩餐会で各国の首脳が、その味を絶賛したのです。

このことはメディアで大きく取り上げられ、多くの人の知るところとなりました。石垣牛の評価は高まり、ブランド牛として確立、ブレイクすることとなりました。現在石垣牛は、肉質等級と歩留等級をもとにした分類で、特上の「特産石垣牛」と上の「銘産石垣牛」に分けられています。

石垣牛の特徴は、部位にも寄りますが 、脂が甘くて肉質がしっかりしていることです。同じ石垣牛でも、肉質によってグレードが変わってきます。炭火焼肉やまもとで食べることができるのは最高ランクの選ばれた石垣牛です。ランチがあれば、ますます手軽に味わえるのですが、残念ながらランチ時間には営業していません。

カウンター席が12席、テーブル席は40席近くあり、かなり店内は広々としていますが、予約なしでは入るのが難しいお店です。営業時間は夕方の5時から肉がなくなるまで。ランチはありません。やっと店内に入っても、美味しい石垣牛を売り切れ前にお腹いっぱい食べるための戦いは続きます。休日は水曜日となっていますが要確認です。

人気のお店なので、予約なしで入ることは難しく、その日の状況、時間帯により、食事時間の制限が設けられることもあります。運よくキャンセルがあり、予約なしで30分だけ入れたという話もあるようですが、30分では、かえって残酷といえそうです。壁には多くの芸能人のサインなどが書かれていて、お店の人気のほどがうかがわれます。

住所:沖縄県石垣市浜崎町2-5-18 電話番号:0980-83-5641

炭火焼肉やまもとをご存知の方であれば、この焼きしゃぶ映像は何度も目にしたことがあるのではないでしょうか。「やまもと」といえば「焼きしゃぶ」です。やまもとについてのつぶやきや、インスタグラムを見ると、この枚一枚ていねいにお皿に並べられた上ロースの姿が、同じように何枚も続き、そのおいしさがコメントされています。

さっと炙るだけで丁度良い具合にお肉に火が通るので、乗っかっているネギを巻いて、ポン酢でいただくと、さっぱりしているのにコクがあり本当に美味です。3ヶ月待ってでも食べたい気持ちになる逸品です。看板メニューなので、どんどん品切れになってゆきます。まずは最初のオーダーで人数分確保して、焼きしゃぶを堪能しておきましょう。

ステーキはボリュームがありすぎて苦手という人もいます。ここ炭火焼肉やまもとのステーキは、そんな方でも大絶賛のあっさりした味わいです。見た目は脂身が多く、もたれてしまいそうに見えますが、脂が甘くて軽いので、本格派ステーキに初めてトライするという人にもおすすめです。

ホルモンミックス。写真では分かりづらいのですが、これでホルモン盛り合わせ1700円のハーフサイズです。ボリュームたっぷりで、料金的にも大満足です。盛り合わせがお得ですが、ホルモンメニューには、レバーやハツの他、センマイ、テッチャン、マメ、アカセンなど９種類が揃っています。どれも新鮮で、ゼンゼン臭みがありません。

塩てっちゃんが人気です。炭火焼肉やまもとの肉はどれも新鮮で臭みがないと評判ですが、特にホルモン系は通常のものに比べて臭みのなさが際立っています。そしてその中でも、塩てっちゃんは柔らかくジューシーで、もちろん臭みもなく、とても美味しくてビールや泡盛がすすむ、ホルモン好きにはたまらない味です。

炭火焼肉やまもとでもよく飲まれているビールは石垣島地ビールです。ヴィツェンビール、マリーンビール、黒ビール、白ビール、石垣島の夕暮れ海岸ビールなど、何種類かの石垣島地ビールがあり、その他に有名なオリオンビールなどもあります。泡盛の前に、まずは地ビールで一杯、というのが皆さんの定番のようです。

ご存知の通り、販売されている琉球泡盛のほとんどがアルコール度数25°から30°、もしくはそれ以上です。とても強いお酒ですから、ガブ飲みは厳禁ですが、それでも沖縄滞在中に一度は飲んでみたいのが琉球泡盛です。石垣島にある泡盛の蔵元である請福酒造で醸造された「請福」は、アルコール度数30°で、お米の甘味が感じられる泡盛です。

炭火焼肉やまもとでも、請福酒造の「請福」と、「やいま」、やはり石垣島の蔵元である八重泉酒造で醸造された「八重泉」、創業90年、八重山最古の酒造所と言われる玉那覇(たまなは)酒造所の「玉の露」などの本格的で、全国的にも人気の高い琉球泡盛を楽しむことができます。

こちらのナムルは野菜が新鮮で味付けもあっさりと優しい味わいです。ビールや泡盛のおつまみとして、大勢でワイワイとつつきあいながら、締めまで残ればご飯とでも美味しくいただけます。4種類の盛り合わせですが、好きなものを選びたいときは相談可のようです。本当にボリュームたっぷりで500円。とりあえずの一品にぜひおすすめです。

ニコタンは、煮込んだタンのことです。とても柔らかく煮込んであって、コンビーフのような食感ですが、ちょっと濃いめの甘辛タレで、お酒のあてに最高です。炭火焼肉やまもと看板メニューといえば焼きしゃぶですが、ニコタンは裏看板とでも言うべき逸品です。熱いうちがおすすめ。200グラムはありそうな一皿で700円は驚きの安さです。

「感動の車海老」と呼ばれている、炭火焼肉やまもとならではの海老の味です。まずその身の甘さに驚く人が大半です。さらに、海老の殻が非常にやらかく、頭も尾も殻ごと食べられることにビックリ。脱皮したばかりの車海老を使い、たっぷり漬かった塩麹も作用するからです。他では食べられない味として、リピート必至の一品です。

塩バラは、焼きしゃぶ、ニコタンと並んで売り切れ必至の人気メニューです。バラ肉を塩で煮込んだもので、サンチュを巻いていただきます。サンチュを巻く時に、やまもと名物「やま味噌」を少しつけるのも美味しいとされています。とにかく衝撃的な柔らかさで肉質の良さが改めて感じられる逸品です。

炭火焼肉やまもと特製「やま味噌」は知る人ぞ知る石垣島のお土産の定番です。石垣島のラー油も有名ですが、常連さんの中には、ここに来るたびに15個の予約を入れて購入して帰るという人もいます。とにかく予約なしでは済まないお店です。家で焼肉ランチの時にはもちろんのこと、一つあると色々な料理に使えてとても便利です。

ととり冷麺の「ととり」は、「どんぐり」のことです。どんぐりの粉をねり込んでコシはありつつも、もっちりとして香り高い麺に仕上げています。麺の上に乗っかっているのは、柔らかい肉とトマト、キムチ、きゅうり、もやし、ゆで卵などです。少々甘めのつゆで、お酢をたらしていただくと、よりさっぱりいただけます。

美味しいお肉を食べ過ぎて、もうこれ以上何も食べられないと思う時でも、このおにぎりはランチ気分でペロッといただけてしまいます。名物やまもと味噌を混ぜ込んだ、炭火焼肉やまもとならではの、究極の締めです。ご飯は甘めの味付けですが、結構辛みが強いので、辛いもの好きな人におすすめです。

炭火焼肉やまもとのクッパは、優しい味付けながら、適度な塩けとアクセントが絶妙に絡み合った、お腹に優しい逸品です。白菜や大根、人参、しいたけ、卵など、野菜もたっぷりで具だくさんです。乗せられた韓国海苔の胡麻の香りが香ばしく、泡盛と石垣牛で満たされた胃袋を、もうひと踏ん張りさせてくれる締めの人気メニューです。

焼肉ホルモン八重山おときちは、カウンター席があるおしゃれなつくりで、ホルモンに人気があるお店です。夜6時からの営業で、当然ランチはありませんが、繁華街から少々奥まったところにあるので地元のお客さんが多いようです。突然焼肉を食べたくなったときなど、美味しいわりに、予約なしで入りやすいお店のようなので要チェックです。

「焼肉きたうち」美崎店は、ホテルピースランド石垣島の1階にあります。石垣牛をブランド化した牧場の直営店なので、リーズナブルに石垣牛を堪能できます。離島桟橋から歩いて3分。営業時間は11時30分からで、ランチもあります。やはり予約なしでは難しいのでランチ以外は予約しましょう。16時30分から受付、ランチの予約は不可です。

3等級以上の石垣牛100%、200gの「ハンバーグ」や、それを挟んだ「アボカドチーズハンバーガー」が食べられるお店です。シーズンオフには予約なしでも入りやすいお店ですが、臨時休業が多いので確認してから行く方が良いでしょう。少々時間がかかることもあるようなので、ゆっくり肉質の良さを味わう時間のある人におすすめです。

いかがでしたか？これを見て、すぐにでも石垣島に行きたいと思われたのではありませんか？もしそうでしたら、石垣島への航空券を予約したら、同時に炭火焼肉やまもとへ、予約の電話を入れましょう。できれば夕方の5時から予約をすると、売り切れ続出の人気メニューを網羅することができます。いざ、石垣島炭火焼肉やまもとへ、go。