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Carl Marlettiはパリで指折りの人気パティスリー
見た目にも美しいケーキの数々、とりわけ絶品とされるミルフィーユで名高いパリの人気パティスリーCarl Marletti。お値段も手頃で、地元パリっ子はもちろん、観光でパリを訪れる世界各国の観光客からも絶賛を集めている今大注目のパティスリーをご紹介します。
Carl Marlettiは2007年パリにオープンしたパティスリー
今ではパリの人気パティスリーの1つと数えられるCarl Marlettiの創業は2007年。オーナーパティシエであるCarl Marlettiは、ペイストリー店を経営していた祖父への憧れから、パティシエの道を志し、数々の有名店や製菓学校で腕を磨きました。その後パリのグランドインターコンチネンタルホテルのカフェで頭角を表します。
2005年にCarl Marlettiが発表したそれまでの概念を打ち破る新しいデザートはたちまちセンセーションを巻き起こしました。その2年後の2007年には自身の名前を冠した現在のパティスリーCarl Marlettiを開業。看板ケーキとなったミルフィーユを始め、販売される全てのケーキが評判をとる人気店となっています。
パリ旅行でぜひ訪れたいCarl Marlettiへのアクセスは
オープンするやいなや地元パリっ子の舌をうならせるだけでなく、訪れる多くの観光客をも魅了してきた人気パティスリーCarl Marletti。手頃な値段で食べられる絶品のミルフィーユを始めとするケーキは、パリを訪れたらぜひ1度は味わいたいもの。そこでCarl Marlettiへの基本アクセス方法をご紹介します。
パティスリーCarl Marlettiがあるのはパリ左岸、カルチェ・ラタンの中心にあり、俗に新ソルボンヌと呼ばれるパリ第3大学の近くです。メトロの最寄り駅であるCensier-Daubenton駅からは歩いて2分ほど。こじんまりとした店構えなので、見逃さないようにしてください。
住所:51, rue Censier - 75005 Paris
電話番号:01 43 31 68 12
Carl Marlettiはお手頃価格で見た目も味も言うことナシ
オープン以来評判が高まる一方の人気パティスリーCarl Marletti。静かなたたずまいの店構えながら、客足が途絶えることはありません。特にバケーションシーズンや、クリスマス、バレンタインデー頃には行列が出来ることも。
特に人気の高いミルフィーユなどは、週末には早々に売り切れることもあるので、どうしても味わいたいと言う人は早めの来店がおすすめ。値段も手頃で、大きさも全体に小ぶりなので、軽いランチの代わりとして、近くの公園などで味わうのも楽しいものです。
Carl Marlettiの名を一躍有名にしたおすすめミルフィーユ
芸術的な見た目と、繊細な味、手頃なお値段でたちまち大評判となったパティスリーCarl Marlettiですが、この店を訪れる際に忘れてはならないのは、代名詞とも言うべき評判を勝ち得ているミルフィーユです。その人気ぶりは、毎日200個ものミルフィーユを焼いているというエピソードからもうかがい知れるほど。
その自慢のミルフィーユはキャラメルでコーティングされたサクサクのミルフィーユ生地で、貴重なマダガスカル産バニラから作られたクリーミーなクリームを挟んだシンプルなもの。そのシンプルさゆえに、生地とクリームそれぞれのおいしさが、なおいっそう際立つミルフィーユとなっています。
訪れる人、味わった人全てを魅了するといわれるパティスリーCarl Marlettiのミルフィーユ。気になるお値段は、1人用カットサイズで5.7ユーロ。4人用サイズで29ユーロ、6人用で43.5ユーロ、8人用で58ユーロ、10人用で72.5ユーロとなっています。
パリで食べたいCarl Marlettiのおすすめケーキ1:フルーツタルト
どのケーキも人気のパティスリーCarl Marlettiですが、見た目の華やかさで人気が高いのが新鮮なフルーツをたっぷり使ったフルーツタルトです。ヘーゼルナッツやアーモンドのクリームと、ベリー類のさわやかな酸味が絶妙のバランスのフルーツタルトは、さまざまなサイズが販売されています。
最も小ぶりな1人用サイズのお値段は6.8ユーロ。4人用サイズのお値段は31ユーロ。6人用で46.5ユーロ、8人用で62ユーロ、パーティなどの主役級クラスの大きさの10人用は77.5ユーロとなっています。近くの公園などで食べるのには持ち運びしやすい1人用、ホテルに持ち帰って皆でシェアするには人数に合ったサイズがおすすめです。
パリで食べたいCarl Marlettiのおすすめケーキ2:ババ
フランス、イギリスなどでは広く食べられているケーキ、ババ。ブリオッシュに食感的にも似たケーキをブラウンラム酒にしっかり浸した後、バニラクリームをあしらって仕上げられるババは、パティスリーCarl Marlettiのケーキの中でも特にオトナの味わい。飲酒年齢に達していない人や、お酒に弱い人にはちょっとキツいかも知れません。
気になるお値段は1人用サイズで5.8ユーロ。日本円にしてだいたい750円ほど。アルコールには健康上問題がないという人も、外国の街中で万が一軽い酔いを覚えたときには、どんなトラブルに巻き込まれるかわかりません。ババを味わいたい場合は、ホテルなどに持ち帰ってからがおすすめです。
パリで食べたいCarl Marlettiのおすすめケーキ3:イチゴケーキ
店頭のショーケースでも一際目を惹くイチゴケーキ。オシャレでインスタ映えするとあって、観光客にも人気のケーキです。Carl Marlettiのイチゴケーキは、いわゆる日本のショートケーキなどとは違い、スポンジ生地を使用しておらず、アーモンド風味のビスケット生地とマダガスカル産バニラを使用したムースリーンクリーム仕上げとなっています。
たっぷりあしらわれた新鮮なイチゴの酸味とクリームのハーモニー、さらにサクサクのビスケット生地がおいしいイチゴケーキのお値段は、2~3人用サイズが21.5ユーロ、6人用43.5ユーロ、8人用58ユーロ、最も大きな10人用サイズで72.5ユーロというお値段になっています。
パリで食べたいCarl Marlettiのおすすめケーキ4:Le Censier
パティスリーCarl Marlettiの近くにあるパリ第3大学にちなんでその名前がつけられたLe Censierは、ほろ苦さがおいしいチョコレート菓子です。クリスピーなプラリネをベースとしたその味わいは、甘いお菓子が苦手な男性にも人気で、ワインと一緒に食べるという人も。
お値段の方は1人用で6ユーロ、日本円で約780円ほど。持ち運びも容易なので、近くの公園などで味わうのにはぴったり。ホテルに持ち帰る場合は、ぜひワインなどと一緒に味わってみてください。
パリで食べたいCarl Marlettiのおすすめケーキ5:アントワネット
ギロチン台の露と消えた悲劇のフランス女王マリーアントワネットの名前を冠したケーキ。ラズベリー風味のマカロンで、同じくラズベリーのクリームとフレッシュラズベリーを挟んだケーキとなっています。その独特の色遣いは、ベルサイユで豪華絢爛なドレスに身を包んでいたアントワネットそのものを連想させてくれます。
気になるお値段は小ぶりな1人用サイズが6.8ユーロ。4人用サイズで33ユーロ、6人用サイズ49.5ユーロ、8人用で66ユーロ、10人用で82.5ユーロとなっています。手軽に味わえる1人用で約880円ほどです。
パリで食べたいCarl Marlettiのおすすめケーキ6:ヌガティーヌ
大きめのシュー生地をカラメルでコーティングし、軽い口当たりのホイップクリームとヌガティーヌチップを挟んだLe Chantilly Nougatine。ユニークで愛らしい形と、甘い口どけでパティスリーCarl Marlettiでも
人気のケーキです。
値段は1人用サイズで5.4ユーロ、日本円にして約700円ほどと、お手頃な価格もうれしい。サクサク生地とクリームの食感も楽しく、ついついもう1つ食べたくなってしまうおいしさのケーキです。
パリで食べたいCarl Marlettiのおすすめケーキ7:La Religieuse
フランスではなじみの深いケーキであるLa Religieuse 。2つのシュー生地の間にたっぷりとクリームをあしらったお菓子です。パティスリーCarl Marlettiでは、チョコレート、コーヒー味、さらにバラエッセンスを使った3つのタイプのLa Religieuseが販売されています。
中でも1番人気のチョコレートをあしらったLa Religieuseはサクサクで甘いクリスピーな食感のシュー生地とほろ苦さのあるクリーミーなチョコレートがマッチしたケーキ。お値段は1人用で5.2ユーロ、約680円ほどとなっています。
パリで食べたいCarl Marlettiのおすすめケーキ8:フラン
フランスやイギリスでは定番中の定番と呼ばれるケーキ、Le Flan。サクサクのタルト生地の上に濃厚なカスタードクリームをたっぷり流し込み、焼き上げられたクラシックで素朴なケーキです。見た目はベイクドチーズケーキのようですが、匂いなどは当然ないのでチーズが苦手という人にもおすすめ。
濃厚なカスタードクリームの味が口の中にとけだすと同時に広がるほんのりとした甘さがクセになるケーキです。気になるお値段は1人用に切り分けられたサイズで4.1ユーロ、約530円ほど。食べ応えがあるので、ホテルでの軽い朝食代わりにもなります。
パリで食べたいCarl Marlettiのおすすめケーキ9:Lily Valley
オシャレなケーキが多いのCarl Marlettiの中でも一際目を惹く百合の谷と名づけられたケーキは、フランスでも格式高いケーキとされるサントノーレスタイル。そのトップに飾られた鮮やかな紫色の板状カラメルや、シュー1つ1つに詰められたクリームのまろやかさなど、まさに芸術品と呼びたくなるケーキです。
気になる値段は、1人用サイズが6.3ユーロ。4人用サイズが31ユーロ、6人用サイズで46.5ユーロ。更に8人用サイズが62ユーロ、10人用で77.5ユーロとなっています。購入した際は、その美しさを壊さないように慎重に持ち運びしてください。
パリで食べたいCarl Marlettiのおすすめケーキ10:エクレア
日本でもおなじみのシュー菓子、エクレア。パティスリーCarl Marlettiでも人気のケーキです。サクサククリスピーなシュー生地には、それぞれたっぷりのクリーミーなクリームが載せられており、一口頬張れば後引くおいしさ。さらにCarl Marlettiでは定番のチョコレート以外にも、数種類のエクレアが売られています。
目にも鮮やかなグリーンのピスタチオ味やバニラ味などのほかに、シーズン限定のエクレアも販売されているので、ショーケースは要チェック。お値段は定番のチョコレートで1人用4.9ユーロとお手頃価格。紙トレーに1本ずつ載せられているので、アウトドアで食べるときにもぴったりです。
パリ土産に買いたいCarl Marlettiのおすすめケーキは
せっかくパリまで来たのだから、日本で待つ友達や同僚、家族にもおいしいCarl Marlettiのケーキの味を味わわせてあげたいと思うのは当然です。しかし外国のことですので、日持ちすることが大前提。そこでCarl Marlettiで売られているケーキのうち、値段も手頃なお土産好適品を2つご紹介します。
パリ土産に買いたいCarl Marlettiのケーキ1:マロンケーキ
人気のCarl Marlettiのケーキですが、生ケーキはお土産にはできません。そこでお土産にぜひおすすめしたいのがCarl Marlettiの焼き菓子の数々です。まずは日持ちがする上、皆でシェアしやすいパウンドケーキがおすすめ。特に人気の高いマロンケーキはラム酒の香り高い逸品です。
しっとりした表面と中の弾力あるふんわりとしたパウンド生地、さらにマロンの風味が後引くおいしさのマロンケーキは、甘いものが苦手という男性へのお土産にもぴったり。他にもナッツを使ったものなど、さまざまなバリエーションのパウンドケーキが売られています。
気になる値段は380グラムサイズが19ユーロ。ずっしり食べ応えのある500gサイズで25ユーロとなっていますので、1ユーロ130円換算で、それぞれ2470円と3250円ほど。家族へのお土産にも持って来いのCarl Marlettiの味が堪能できる焼き菓子です。
パリ土産に買いたいCarl Marlettiのケーキ2:チョコレート菓子
フランス語で喜び、という名のCarl Marletti特製チョコレート菓子。ショートブレッド生地の上にキャラメルで和えたピーナッツを載せ、全体をミルクチョコレートでコーティングしたチョコレートバーです。1本でもずっしりと食べ応えがある上、ショートブレッドのサクサク感とねっとりしたキャラメル、ナッツの食感の妙が味わえます。
値段は1本4.55ユーロ。日本円でおおよそ1本590円ほどとなります。個包装されているので、職場へのお土産にすれば配りやすく、値段も手頃。チョコレート菓子なので日持ちも良く、壊れにくいのでスーツケースの空きスペースに詰めて帰国すれば、荷物にもなりません。
Carl Marlettiのおすすめケーキをパリで満喫しよう
パリっ子は元より、パリを訪れる観光客やセレブにも人気のCarl Marlettiのケーキ。値段も手頃な上、おいしいものばかりなので、ぜひ次回のパリ旅行の際にはCarl Marlettiの名物ミルフィーユを始めとするケーキを実際に味わってみてください。
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