沖縄でフルーツを食べよう！ここでしか食べられない種類もあり！

日本で唯一の熱帯・亜熱帯性の気候をもつ沖縄県では、パッションフルーツやパイナップルなどの南国フルーツが多く栽培されているんです。日本では沖縄でしか栽培されていない、カニステルやアテモヤなど珍しいフルーツはお土産でも大人気です。今回は、沖縄で食べて欲しい南国フルーツと新鮮なフルーツを食べれるお店を紹介します。

カニステルは、黄色みがかったオレンジ色の果皮で、卵のような形をしている果実です。その見た目から、「エッグフルーツ」や「クダモノタマゴ」とも呼ばれているんです。カニステルは、完熟すると黒いしみがまだらに出来てきます。また皮が弾けるのもカニステルが完熟したときの特徴です。

完熟したカニステルの果肉は甘いコクのある味わいで、茹で卵の卵黄や焼き芋のようなホクホクした食感をしています。沖縄でのなかなか出回ることのないカニステルですが、完熟しているものを食べると甘くておいしいので、見つけた際は是非買ってみてください。

アテモヤは、緑色の皮とゴツゴツとした見た目から想像もできないくらい果肉は白くて甘いんです。アテモヤの糖度はなんと20%以上あるものもあり、「森のアイスクリーム」とも言われています。また、アテモヤはミネラル成分が豊富で、特にカリウムやナイアシンが豊富に含まれています。

アテモヤのおいしい食べ方は、温かいところで、皮の突起部分が黒っぽくなってくるまで追熟させます。そして食べる前には冷蔵庫でしっかりと冷やしてから、白色の果肉だけを食べてください。また、アテモヤをヨーグルトなどの乳製品と合わせたり、冷凍庫で凍らせてシャーベット状にしてもおいしく食べることが出来るんです。

アテモヤは、ヨーグルト以外に同じ乳製品のクリームチーズとも相性がいいんです。その他にはシークヮーサーなどの柑橘類やパッションフルーツなどの酸味のあるフルーツとの相性も抜群です。また本当のアイスのようにチョコレートとも相性がいいそうです。ぜひお好みのトッピングを見つけてみてください。

パッションフルーツは、完熟すると自然落下するフルーツです。おいしいパッションフルーツの見分け方は、全体にまんべんなく色が付いており、表面に艶があるものがおすすめです。また、大きな傷や割れている部分が無いものを選んでください。そして爽やかな甘酸っぱい香りのあるものがおすすめです。

表面がつるっとしているものは、パッションフルーツ特有の甘酸っぱさを楽しむことが出来ます。また、常温で川が柔らかくしわが出来るまで追熟させると、酸味が和らぎ甘みをより楽しむことが出来ます。追熟させたパッションフルーツは冷凍保存もでき、凍らせたまま食べるとシャーベットのように楽しむことが出来ます。

南国フルーツといえばパイナップルですね。沖縄のお土産で人気のあるスナックパインは、手でちぎりながら食べれることでも有名です。普通のパイナップルと比べると小ぶりですが、芯の部分も柔らかく皮と葉以外すべて食べれることが特徴です。また葉の部分はのこぎりの刃のようにギザギザになっています。

スナックパインは、葉の部分が元気で果実全体に重量感のあるものがおいしいです。また熟しているものは甘い香りが漂うのでぜひ香りもチェックしてみて下さい。食べるときは、まず葉でケガをしないよう葉の部分と果実の下の部分を切り落とします。その後は手でちぎりながら、シャキシャキ食感の芯の部分も一緒に楽しんでください。

赤みがかった皮と白い果肉が特徴のピーチパインは、とっても柔らかくみずみずしい果肉で、ほんのりと桃のような甘い香りがします。沖縄で生まれた品種で1999年に品種登録されました。沖縄でも生産者がすくなく生産量も少ないため珍しいフルーツとなっています。

沖縄本島や石垣島で栽培されているピーチパインですが、収穫期間がとても短く、石垣島で4月中旬から6月中旬ごろ、沖縄本島で6月中旬から7月下旬となっているそうです。5月から7月に流通しているものが甘い状態のものが多くなっているそうです。ピーチパインもスナックパインと同じで芯まで楽しむことが出来ます。

南国フルーツではスターフルーツも有名です。スターフルーツは名前の通り輪切りにすると星野形をしたフルーツです。シャリシャリと梨のような食感で。甘酸っぱくみずみずしい口当たりの南国フルーツです。可愛らしい見た目でお土産に大人気のスターフルーツは、ビタミンCやカリウム、葉酸などの栄養成分が多く含まれているんです。

スターフルーツはオレンジ色になるまでしっかりと追熟させてからたべると甘酸っぱくておいしいんです。スターフルーツの角の皮を少しだけ剥きます。その後、見た目を楽しむために輪切りにし星形を楽しむのも良いですが、ステック状に切って食べるとよりおいしく食べれるそうです。ぜひ試してみてください。

真っ赤なカボチャのような見た目のピタンガは、熟して赤くなると甘みが強くなり、ビタミンCやリン、カリウムなどの栄養成分を含む南国フルーツです。完熟前は独特な香りがありますが、完熟した果実は甘酸っぱく、生食はもちろん、ジュースやアイスなどの加工食品にも人気です。

ピタンガは、皮が薄いため輸送が難しく、沖縄県外で生で食べれることはほとんどないそうです。フレッシュのピタンガは独特の風味を持っていますが、ぜひ沖縄で見つけたら食べてみてください。沖縄では庭木としても人気があり、沖縄県では庭でとれたピタンガでジャムを作る方もいるそうです。

キレイな色と形をしたレンブは、食感や香りから「ローズアップル」とも言われています。白色の果肉は、林檎や梨のようにサクサクといた食感でみずみずしく、バラのような香りを楽しめます。果皮は、赤色や緑色があり光沢があります。熟してきてへその部分が黒みがかってきているものが甘くておいしいそうです。

さっぱりとした後味のレンブは、そのままでもおいしいですが、サラダや冷麺などの料理に入れても美味しく食べれれるんです。またゼリーやに入れるとシャキシャキの食感がアクセントになっておいしいそうです。レンブはあまり癖のない味でどんな料理にも合わせやすいフルーツです。

沖縄県名護市にある「トロピカル王国 OKINAWA フルーツらんど」は、フルーツゾーンやバードヤードなど沖縄の自然を楽しむことが出来る観光スポットです。カフェやレストランもあり、新鮮でおいしい南国フルーツを楽しめるんです。ショッピングゾーンでは、パッションフルーツなどの南国フルーツなどのお土産を買うことが出来ます。

レストランでは、パイナップルの器に入った「パインピラフ」や、トロピカルフルーツがたっぷりの「フルーツティー」などの他沖縄の郷土料理が楽しめます。またフルーツカフェでは、南国フルーツ盛りだくさんの大人気「フルーツボート」やブルーシールとコラボした南国フルーツとブルーシールアイスを使った特大パフェが楽しめるんです。

沖縄県那覇市ある、大きなパイナップルが目印の「パイナップルハウス」では、南国フルーツのパイナップルを使ったお菓子や、パイナップルの試食が出来るんです。オリジナルのパイナップルワインや、スイーツなどパイナップルハウスでしか買えない限定のお土産もあるんです。

パイナップルハウスではぜひ、2階のパイナップルキッチンで37cmも高さがある、「ビックパフェ」をぜひ食べて見え下さい。フレッシュパイナップルやパイナップルアイス、パイナップルソフトなどパイナップルずくしの特大パフェは大人気です。お友達や家族とシェアしてぜひ食べてみてください。

沖縄には、おいしそうな南国フルーツがたくさんありました。誰もが知っているような南国フルーツから沖縄県外ではあまり見ることの出来ない珍しいフルーツまでたくさんありましたね。沖縄の南国フルーツは、どれも美味しそうでお土産にすると喜ばれそうなものばかりでした。ぜひ、沖縄に行った際には南国フルーツを楽しんでください。