「ちゅら玉」ご紹介！沖縄の定番ジュエリーでお土産にも人気！

ちゅら玉というガラス玉を知っていますか?アクセサリーやストラップなどとして、近年、若者の間で沖縄の定番のお土産となりつつある、かわいらしい商品です。今回はこのちゅら玉とはどのような魅力があるものなのか、ご紹介したいと思います。

ちゅら玉とは、丸いガラス玉に紐がかけられているようなデザインになっているアクセサリー商品です。キラキラ光るガラス玉がちゅら玉の魅力と言えるでしょう。ところで海の近くで生まれ育った方の中には、この形、どこかで見たことがあると思う方もいるのではないでしょうか。

実はちゅら玉は、漁師が定置網や仕掛けの目印にする「浮き玉」をモチーフにしています。昔は浮き玉はガラスで作られていましたが、近年はグラスファイバー製がほとんどになっていて、ガラスのものはあまり見なくなりました。

ちゅら玉はガラス玉で作るのですが、中に蛍光塗料がちりばめられており、明るいところでは光をためて、暗い所では光るという特徴があります。明るい所では太陽などの光を浴びてキラキラと光り、暗い所では蛍光塗料がほんのりと光るというのがちゅら玉の人気の点です。

ちなみに、ちゅら玉とは「美ら玉」とも書きます。「ちゅら」とは沖縄の言葉で「美しい」「きれい」「清潔」などを意味します。「美ら海」は「美しい海」ということですから、「ちゅら玉」とは「美しい、きれいな玉」という意味になります。太陽の光などが当たってキラキラ輝く様子、暗い所でほんのり光る様子はまさに「ちゅら」玉です。

ちゅら玉は手作りなので、光り方や色もよく見ると一個ずつ違います。暗い所でほんのりと光るというところが神秘的でもあり、優しい雰囲気にもなります。浮き玉のように、自分の進むべき道筋を照らしてくれるイメージを感じる人もいるかもしれませんね。このあたりが定番のお土産として人気となる要因なのでしょう。

さて、このちゅら玉は、ガラス玉のカラーバリエーションが12色となっています。12ですから、それぞれの月に対応するとともに、カラーごとに叶えてくれる願いが違います。もちろん好きな色を選ぶのもいいですし、お土産などであれば相手の誕生月のものを選ぶ、かなえたい願いのものを選ぶ、などいろいろな選び方ができます。

黒は1月、権力の象徴とされます。権力、支配というとちょっと怖そうですが、優雅さ、気高さにもつながります。優雅な美しさを手に入れたい方におすすめ。2月の紫は豪華さ、豊かさ、高貴さの象徴です。紫は高貴なイメージがありますから、アクセサリーにするといいですね。一方水色は3月で、信頼感を高めます。水色の爽快さは元気と信頼を集めてくれそうです。

4月はグレー、スマートで洗練されたイメージにつながります。仕事をがんばる方に役に立ちそう。5月の緑は穏やかさや忍耐力、冷静さをあらわします。穏やかな気持ちで忍耐強く事に当たることは大切なことですね。白は6月。色のイメージ通りピュアな清潔さです。ピュアでありつつも秘めたる強さを持ちたいと願う方におすすめです。

7月の赤はこれも色の通り、やる気や力強さ、情熱です。沖縄の太陽のパワーが宿っているよう。8月の茶色は自然につながります。自分の自然な思いをあらわしたいときにいいかもしれません。ピンクは9月で、暖かさやデリカシー、可愛らしさを表現します。恋にも役に立ちそうですね。

10月は芸術の秋らしく、創造性を高めるオレンジです。センスアップの効果がありそうですね。11月は黄色で陽光の暖かさや新しさ、楽しさ、快活などのイメージを持ちます。そして青は12月。リラックスとともに、みんなに受け入れられることにつながります。

このように、ちゅら玉の色はそれそれの月のイメージや色のイメージと関係しています。ですから、自分や送りたい相手の誕生月、かなえたい願い、風水を考えてなど、いろいろな視点で選ぶことができるのです。

また、ちゅら玉のガラス玉は前述したように、一つ一つ手作りの商品です。したがって、定番のアクセサリーとされるものを選んでも、色味がそれぞれ違います。見比べて、一番自分でしっくり感じるものを選ぶというのが定番の選び方のよう。それもまた、ちゅら玉がお土産などで人気となる魅力と言えるでしょう。

ちゅら玉を使ったストラップは、まさにお土産の品としては定番といえるもの。ちゅら玉が1個ぶら下がるデザインで、12種類揃っています。ナチュラルでシンプルでありながら、暗くなるとほんのり光るという特性は、カバンの中の携帯電話を探すときの目印になるかもしれません。お友達や家族とお揃いにするのもいいですね。

また、ストラップには、ちゅら玉にミンサー模様が入ったビーズ、ガラスビーズがつながったサバニタイプもあります。サバニとは沖縄の伝統的な小型漁船のことで、細く流麗なシルエットを持つ、うみんちゅ（海人）の英知が集まったものとされています。

サバニタイプは普通のストラップより少し大きめのデザインで存在感がありますが、より身に着けやすいようにシンプルなデザインとなっています。なお、ストラップについてはイヤホンジャックが必要な方にはそれをつけてもらうこともできます。

こちらはひもの先端にちゅら玉がぶら下がるデザインになっています。ひもの長さを自由に調節できるので、短めにしてチョーカー風にしたり、長めにしてラフな感じで使うこともできます。また、デザインがシンプルなので、女性だけでなく、男性のアクセサリーとしても人気です。

ガラス玉の部分はこちらも12色から選ぶことができます。ペンダントなので、お友達はもちろん、親子などでお揃いにするのもおすすめ。首元にちらっと見えるちゅら玉のアクセサリーはきっと魅力的に輝きますよ。こちらもミンサー模様のビーズがちゅら玉の上についたサバニデザインの物もあります。

最近のスマートフォンにはストラップをつける場所がなかったりしますね。そんな方にはキーホルダーがおすすめです。その名の通り、鍵につけてもいいですし、バッグなどのチャームとして使うのもおしゃれです。こちらもシンプルでありながら、キラリと輝く美しさが定番のお土産として人気です。

カラーはこちらも12色。ふだんあまりアクセサリーなどつけない、という方にも、お守りのような感じで使えますし、つける場所も選ばないので使いやすい商品です。ペアで使うのにもいいですね。

ブレスレットはいわゆるパワーストーンのブレスレットに似た形で、大きめなちゅら玉を中心に、一回り小さな同色のガラスビーズがいくつか配置されたデザインです。サイズは調節ができるので、手首にあわせて調節することができます。

デザインがシンプルで、ナチュラルなため、男性でも身に着けやすいというのがこの商品の人気の点。ペアで身に着けるアクセサリーとしては定番商品と言えるでしょう。12色からお気に入りの物を選んでください。

このちゅら玉ですが、沖縄県内に数店の直売ショップがあります。国際通りに2店舗、那覇空港の国内線、国際線ターミナルの中、そして首里城の中にも売店があります。沖縄に観光に行く場合、これらの場所はいずれも定番観光スポットであり、確実に通る場所と言えるので、購入場所が見つからない、ということはあまり心配いらないでしょう。

また、沖縄でお土産で購入したら、別の色もほしくなった、という場合には、オンラインショップを利用することもできます。ちゅら玉の発売元にはオンラインショップがあるので、それを利用することもできますし、ショッピングサイトなどでも販売されています。

ちゅら玉はガラス玉ですが、一つ一つ手作りされていて、色や光り方が違います。それがちゅら玉の魅力であり、美しさなのです。沖縄に行った記念に、自分のお気に入りのちゅら玉アクセサリー、ぜひ手に入れてくださいね。