ヨーロッパの観光おすすめランキングベスト31！人気穴場スポットを紹介！

一口にヨーロッパといえど有名な観光スポットがあり過ぎて、どこがどんな所でなぜ人気なのかあまり知らないことも多いのではないでしょうか。今回は米CONDE NASTや英The Telegraph等が発表したランキングを元に作成しています。例年に比べると穴場な都市がTOPに躍り出て番狂わせもある結果となりました。早速見ていきましょう。

地中海に面したフランス最大の港町で、最も古い都市と言われるマルセイユ。2600年前にギリシャ人が発見し、貿易の中心として発展し続けてきたエリアです。手付かずの歴史的建造物や、新鮮な魚介類が並ぶ旧港の魚市等は必見です。一昔前は治安の悪さも問題となりましたが、最近では湾岸地区再開発が進み、街全体が明るい雰囲気となっています。

スペイン第三の規模を誇るバレンシア。ゴシック建築やルネサンス時代の面影が多く残る風景とは対照的に、ここ10年で近代的な開発が進み、エレガントな建物がたくさん立ち並ぶようになりました。ダイナミックな美術館、お洒落なお店や盛況のレストラン、ナイトライフも充実しています。地中海エリアで今、じわじわキテる穴場な都市です。

ジブリ映画でも多くの作品のモデルとなったと言われるドゥブロブニク。ヨーロッパのアドリア海に面した国クロアチアの港町です。かつてはヨーロッパを代表する貿易都市の一つとして栄えていた華々しい歴史を持っています。旧市街全体が世界遺産に登録されていることもあって、現代でも中世ヨーロッパの城壁で囲まれた都市を見ることが出来ます。

スペインはアンダルシアの州都セビリア。フラメンコや闘牛で有名な都市です。かのコロンブスが眠る大聖堂や、映画「スターウォーズ」のロケ地となったスペイン広場等、穴場な見所もたくさん。年間平均気温が30度を超え、灼熱の南スペインを代表する観光地ではありますが、訪れる季節としては気温が急激に上がる前の春が人気のようです。

エーゲ海に浮かぶギリシャ領のサントリーニ島。ビーチリゾートだけでなく、火山噴火によって出来たカルデラ地形に沿って広がる海岸線がとても美しく、息を飲むほどロマンティックな夕焼けが臨めることから新婚旅行にも大人気のスポットです。どこまでも続く白と青の街並にあなたの心もきっと、サントリーニの虜になるはずです。

バルト海南部に面するポーランド最大の港湾都市グダニスク。お隣ドイツの影響を受けた文化が多いポーランドですが、ここグダニスクでは貿易港として様々な国と交流した背景から、オランダやデンマークを彷彿とさせる建造物も多く見られます。色んな文化が交錯する景観は他では見られないとてもユニークな穴場スポットと言えるでしょう。

言わずと知れたポルトガルの首都、リスボン。ヨーロッパの大都市では最も西に位置している都市で、石畳の道路や行き交うトラムなど、素朴で趣ある街並みが美しいことで有名です。古城を初めとする歴史的建造物はさることながら、若者で賑わうパブストリートやアートギャラリー等、歴史と現代が混在する独特の雰囲気をお楽しみ頂けます。

ギリシャの首都で、古代オリンピック発祥の地アテネ。紀元前8世紀には都市国家が成立、前508年には既に市民投票や比例代表制等が設けられ民主政治の基礎を築いたと言われています。そんな古代の発展都市を垣間見れる世界遺産の遺跡や、貴重な展示品が並ぶ博物館は一度は触れておきたいヨーロッパの重要な観光スポットと言えるでしょう。

南イタリアの真珠と呼ばれる美しい港町アマルフィ。傾斜が急で険しいアマルフィ海岸に面して築かれた都市で、中世にはアマルフィ公国として自立した海洋国家でもありました。断崖に密集して建てられた建造物は狭い土地を有効に使ったと言われ、世界遺産にも登録されています。絶景と言われる街並みをあなたも是非体験してみて下さい。

ポルトはリスボンに次ぐポルトガル第二の都市です。ローマ時代には貿易で栄え、ポルトガルの国名の由来にもなった長い歴史を持っています。世界的に有名なポルトワインはもとより、世界遺産に登録されている市街地は大変人気です。ポルトガル人は日本を初めて訪れたヨーロッパ人でもあるので、どこか懐かしさを感じる土地かもしれません。

馴染みのない方には穴場都市に映るかもしれませんが、クラクフは別名ポーランドの京都と呼ばれています。ポーランド王国時代の首都があった場所で、今でもその奥深い歴史を感じられる建造物やスポットが多く残っています。ユネスコ世界遺産の登録第1号となったクラクフ歴史地区をはじめ、近隣で他4箇所の世界遺産に訪れることが出来ます。

旅行好きな方なら、一度は必ず憧れるチェコ共和国の首都プラハ。幾度となく激動の時代を迎えながらも破壊されずに残った千年の都は、訪れる人を皆おとぎの世界へと誘います。人気の観光地をチェックした後は、歩くだけでも楽しい石畳の小路で、軒を連ねる雑貨店や小洒落たパブ等、あなただけの穴場スポットが見つかるかもしれません。

デンマークの首都コペンハーゲンはスカンジナビア諸国の中で最大の都市であり、商業的、文化的にも大きな影響力を持つことから北欧のパリとも比喩されています。残念ながら物価が高いことでも有名な都市ですが、王国の歴史を感じられる街並みは歩くだけでも十分に楽しめます。あなたもきっと、素敵な思い出を得られるに違いありません。

英国を構成する4つの国々の中で最も北に位置するのがスコットランド。ロンドンの次に観光客が多い街エディンバラは、15世紀からスコットランドの首都、行政府・商業都市として栄えてきました。旧市街、新市街共に世界遺産に登録されていて、主要観光地は中央駅から徒歩圏内と、コンパクトな街構成も観光客に人気のポイントです。

スイス最大の都市チューリッヒ。世界の金融市場において重要な役割を担うほか、博物館や教会等の歴史ある建物が残る観光地としてもとても人気の都市です。こじんまりとした街なので1日で回ることもでき、徒歩やレンタサイクルで探索を楽しむことができます。絶品と噂のスイス郷土料理屋も穴場スポットです。是非たっぷり味わって下さい。

太陽の沈まぬ国、スペインの首都マドリード。政治・経済の中枢を担いながら、バルセロナと並んで人気の観光都市でもあります。スペイン王家関連の場所や世界屈指の美術作品に触れられる美術館など、見所もたくさんです。観光スポットの多くは旧市街に集まっており、プラド美術館や王宮など主なポイントは徒歩で観光ができます。

ベルギーの北西部に位置するブルッヘ。首都ブリュッセルを差し置いてランクインしたこの街は知る人ぞ知るヨーロッパの穴場都市。その芸術的な景観から「屋根のない美術館」と評され、12世紀から15世紀の古都風景を今でもそのままの姿で見ることが出来ます。石畳の小路を歩きながら中世時代へのタイムスリップをお楽しみ下さい。

水の都、アムステルダム。運河が市内を網の目のように走り、それに沿って建てられた建築群の立ち並ぶ景観は美しさそのものです。元はアムステル川河口の浅瀬を埋め立てた所に小さな漁村が作られたのが始まりの都市です。派手な街ではありませんが、歴史、建築、芸術、自然等、魅力がいっぱいのオランダの首都です。

世界で唯一、ヨーロッパとアジアをまたがる都市イスタンブール。古来より東西文化の懸け橋となり、現代でも東洋と西洋が入り混じった神秘的な雰囲気は、他のどの国にも見られないユニークな魅力です。世界遺産だけでなく穴場なスポットもたくさんあるので、一度訪れた観光客がリピーターになることでも有名な都市です。

ドナウ川を挟んでブダ側とペスト側に分かれている、ハンガリーの首都ブダペスト。川畔に佇む歴史的建造物の織りなす美しさから、ドナウの真珠と呼ばれるほど美しい街です。1000年もの歴史があるため、中世の面影を五感で感じられるとヨーロッパエリアでも大変人気です。特にドナウ河の夜景は訪れた人みなを虜にするほどの絶景です。

近年の北欧ブームで一気に憧れの都市となったスウェーデンの首都、ストックホルム。その街並みの美しさから、北欧のヴェニスと呼ばれることも。治安もよく、比較的安全にヨーロッパの文化に触れることができると評判で、初めての海外旅行や１人旅にもおすすめです。かの有名なノーベル博物館から王立図書館まで、たっぷりお楽しみ下さい。

ヨーロッパで人気の観光地ランキングでは、常にトップに君臨する水の都ヴェネツィア。街を縦横無尽に走る水路に沿って立ち並ぶ古い建物と、側に浮かぶゴンドラをイメージしただけでもロマンチックな気分にさせてくれます。運河の船旅をはじめ、グルメやカーニバルまでも楽しめる説明不要の超定番都市です。

フォトジェニックな風景には事欠かないドイツですが、昨今人気を集めているのがニュルンベルグ。決して大きな都市ではありませんが、神聖ローマ帝国時代からの歴史や、第二次世界大戦時のナチスドイツの痕跡、科学・発明で盛んな現代まで様々な文化が交錯する街として多くの観光客の支持を集めています。

スペイン広場、コロッセオ、トレビの泉、パンテオン・・・実際訪れたことがなくても、一度は耳にしたことのある名所ばかりを擁するローマ。世界を見渡してみても、ローマほど観光聖地と言える都市は数少ないかもしれません。歩けば世界遺産に当たると言われるほど、たくさんの魅力で溢れる永遠の都です。

言語が英語であることからヨーロッパの中では比較的親近感の湧くイギリス。首都ロンドンは名だたる観光名所が星の数ほどあることからも、常に人気の目的地です。バッキンガム宮殿やビッグベン等を抑えた後は、二階建てバスや赤い電話ボックス前で記念撮影。夜にパブホッピングに出かければロンドンっ子になりきった気分が味わえるはず。

説明不要の絶対都市パリも、今回のランキングではTOP5圏外の結果に。既に訪れたことのある方も多いと思いますが、ロマンティックな街の印象とは裏腹に治安の悪さも目立ってきているのが現状です。残念ながら観光名所と呼ばれるスポットほどスリ等の犯罪が多くなっているので、十分気をつけて花の都を楽しんで下さい。

古くよりヨーロッパの中心として栄えたウィーン。世界史では、ハプスブルク家のオーストリア帝国が有名ですし、多くの作曲家を生み出した音楽の都として芸術史においても重要な都市です。主な観光名所は近いところに集まっているので、1日かけて徒歩で回ることも可能です。短期の旅でも十分に満喫できるのでおすすめです。

ビーチもあれば山もあり、歴史ある世界遺産から現代建築も充実。そしてお天気も抜群！まさに全てを持った都市とも言えるバルセロナはヨーロッパ旅行初心者にもベテランさんにも大人気の目的地です。ガウディ目当ての方もスパニッシュグルメ好きの方も、もちろんFCバルセロナファンもみんなまとめて存分に楽しませてくれる街です。

オーストリアの首都ウィーンから電車で約2時間半。世界遺産に登録された旧市街をはじめ、モーツァルトゆかりの地としても多くの旅行客を魅了するザルツブルク。映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地めぐりも人気の都市です。ウィーンから日帰りでも行けるのでオーストリアに訪れた際には是非チェックしてみて下さい。

屋根付きの橋や可愛い小塔の建物、そしてカラフルな旧市街。気品溢れるルツェルンはまさにスイスのストーリーブックとも言える美しさを持ち合わせています。アルプスを目指す旅行客が集まるポイントとしても有名ですが、そこまでメジャーではない観光地なので、のんびり優雅にヨーロッパを旅されたい方には最適の都市です。

首都ローマ、国際的で洗練されたミラノを抑えて堂々第一位に輝いたのはフィレンツェです。歴史、芸術そして建築と、どれをとっても唯一無二の都市と言えます。ヨーロッパに行きたいけれどどの街にしようか決めかねているあなたには断然フィレンツェをおすすめします。歩くだけでルネサンス期の栄華に触れられる感覚を是非体験して下さい。

さて、駆け足でざっと並べて参りましたが、いかがだったでしょうか？行ったことがある、もしくはお気に入りの都市は何位でしたか？訪れてみたいと思う穴場スポットはいくつかありましたでしょうか？今度のバカンスの目的地候補になれば幸いです。飽くことのないヨーロッパの魅力を是非体験しに行ってみましょう。