東京都内の博物館おすすめBEST11！子供も喜ぶイベントが盛りだくさん！

子供の夏休みの研究に、博物館や美術館でのイベントはいかがでしょう。東京都内には、国立科学博物館や日本科学未来館をはじめとして、参加型のイベントを開催している博物館が多数あります。大人も子供も楽しめる、東京の博物館の情報をご紹介します。

日本相撲協会が運営する「相撲博物館」は、両国国技館の1階にあります。初代館長・酒井忠正氏による収集品を礎として発足し、以降寄贈などにより収蔵品を増加。常設展はなく、年6回の展示替えによりざまざまな資料の展示を行っています。入場料は無料、国技館で本場所や有料イベントがあるときは、国技館の入場券を持っている方のみ入場可能。

「目黒寄生虫館」は、寄生虫を専門に研究する博物館です。常設展示では、約300点の液浸標本や関連資料を公開。1階では「寄生虫の多様性」、2階では「人体に関わる寄生虫」を扱っています。特別展示やイベントも随時開催しており、2017年は、特別展示「外来生物とともに侵入した寄生虫」ほか。

「科学技術館」は、見て・触って・体感しながら、現代から近未来までの科学と技術について学べる施設です。実験型のワークショップや科学教室なども開催されており、体験して楽しみながら科学技術についての知識が深められるようになっています。2017年のイベントは、「2017年夏季特別展 マスレチックランド-さわれる!あそべる!算数・数学展-」ほか。

1959年、日本初の野球専門博物館として後楽園球場近くに開館し、1988年の東京ドーム建設とともにドーム内に移転した「野球殿堂博物館」。国内外の野球に関する資料を収集、保管、展示しています。常設展示は、プロ野球、アマチュア野球、野球の歴史のゾーンに分けて野球の歴史を紹介。プロ野球12球団の現役選手の用具も展示されています。

映像で映し出されるプロの投手と対戦するバッターボックス体験は、野球好きの子供に人気です。企画展示は、企画展や特別展、ビデオ上映などを随時開催。年1回、野球界の功労者を「野球殿堂入り」として発表し、肖像レリーフが野球殿堂博物館殿堂ホールに永久に掲額されます。

「地下鉄博物館」は、地下鉄の歴史や車両の仕組みなどを、体験しながら学べる博物館です。日本で初めて走った電車の車両があり、乗ることもできます。本物と同じ電車の運転台で運転ができ、揺れまで体験できる千代田線のシュミレーターも大人気。

実物の80分の1の模型電車が走る「メトロパノラマ」は、大人も子供も夢中になって見てしまいます。イベントも多く開催されており、2017年の「夏休みイベント」は、「ぎんちゃん・まるちゃん撮影会」、「Nゲージ運転会・電車で遊ぼう」、手作り教室「木でSLをつくろう」、手作り教室「ダンボールで電車をつくろう」ほか。

1978年に開館した「古代オリエント博物館」は、古代オリエントに関する調査研究を行い、その資料を収集、保管、展示する博物館です。西アジアやエジプトを中心とした資料約5000点と、シリア出土品の収蔵多数。常設展示では、そのコレクションを幅広く紹介しています。

特別展示では、企画展やクローズアップ展示のほか、館外の特別展などを年3回ほど開催しています。古代オリエントについて学びたい方のために「自由学校」としてさまざまな講座を開設。「体験教室」や「講演会」、「ナイト講座」、「ワークショップ」、「ナイトミュージアム」など、夏休みの研究にぴったりの楽しいイベントもいっぱいです。

2000年創立、東京都台東区上野公園にある「国際子ども図書館」は、国立国会図書館の支部図書館。日本初、児童書専門の国立図書館として、国内外の児童書や児童書関連の文献を収集、保存、提供しています。

小さな子供と保護者が靴を脱いで読書できるコーナーや、国際理解を深めるための外国語の本を集めたコーナーなど、子供がたっぷり読書を楽しめる環境が整っています。「夏休み読書キャンペーン2017」や「夏休み小学生向けおはなし会」、「夏休み親子図書館見学ツアー」ほか、イベントも盛りだくさん。

1993年創立の「東京都江戸東京博物館」は、江戸東京の歴史と文化を学ぶことができる博物館です。常設展では、実物資料や復元模型をとおして、江戸東京の歴史を紹介。年5回から6回開催される特別展のほか、体験教室や講座も開催しています。

「えどはく寄席」や「ミュージアムトーク」、「ふれあい体験教室」、「えどはくカルチャー」、江戸博の公式キャラクター「ギボちゃんに会おう!」ほか、さまざまなイベントを開催。詳細は公式ホームページに掲載されています。

2001年創立の「日本科学未来館」は、展示や実験教室、トークイベントなどをとおして、最新の科学技術に触れることができる博物館です。巨大な地球型ディスプレイ「ジオ・コスモス」や、宇宙像が立体的に映し出される迫力満点の「立体視プラネタリウム」、ヒューマノイドロポット「ASIMO」の実験は大人気。

子供が楽しめるイベントも多数開催。2017年は、「夏休みイベントラインナップ-生の研究者と会う・話す・つくる!-」や、「サイエンティスト・クエスト」、「免疫ふしぎ未来2017」、小中学生のための夏休みメカ教室「ロボットを作って動く仕組みを考えよう!」ほか。

1872年創立、日本最古の博物館である「東京国立博物館」は、本館、平成館、東洋館、法隆寺宝物館、表慶館、黒田記念館から構成されています。日本一の収蔵品を誇る東京国立博物館では、国宝や重要文化財など多くの貴重なコレクションを定期的に公開。

ファミリーや子供向けのワークショップ、ハンズオンアクティビティ、子供たちのアートスタジオなど、多数のイベントが開催されています。2017年のイベントは、根付や屏風、勾玉を作るワークショップや、親子で夜の東洋館を探検するナイト・ミュージアムほか。

1877年創立の「国立科学博物館」は、日本でもっとも歴史ある博物館であり、国内唯一の国立総合科学博物館です。自然史や科学技術史研究を中心として、452万点を超えるコレクションを保管。常設展は日本館と地球館のふたつからなり、地球館にある恐竜の展示物が人気です。

各種イベントも多く開催されています。研究者が自分の研究テーマについて解説するディスカバリートークや、自然観察会、夜の天体観望公開、楽しい科学の実験室、物理教室、音の科学教室、夏休みサイエンススクエア、新春サイエンススクエアほか、子供も楽しめるイベントが充実。

東京都内にある博物館の情報をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。博物館では、大人も子供も楽しめる参加型のイベントが多数開催されており、子供の夏休みの宿題にもぴったりです。ぜひこちらの情報を参考に、足を運んでみてはいかがでしょうか。